南山城で、こころを調和させる!!

こんにちは~!!
アンディーンノア社長 伊藤です。

今日は、このBLOGのテーマであるパワースポットで、自分のこころを調和させるため、京都の一番南・南山城のお寺に行ってきました。
紅葉には、まだまだ早かったのですが・・・
山のお寺なので、

「石」

のパワーを授かりました。

特に今日は、「石」のパワーをもっとも感じた笠置寺についてお話ししたいと思います。
下の画像は、 本尊・高さ15.6m×幅15mの岩に後背のみを残す弥勒菩薩が刻まれていた弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)です。

誰がこんな大きな岩に、何の目的で刻んだのか?
こんな崖のようなところに刻む技術があったのか?
昔の人はすごいなぁ? って感じました。

また昨年の永平寺と同じように神の使者である「蛇」が出てきました。
私は、蛇は苦手なのですが・・・ でも、去年の永平寺を思い出し、少しは、ジッと見ていられました。

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笠置寺公式ホームページ http://www.kasagidera.or.jp/

少し下っていくと・・・
もっと急な崖に・・・突然現れた 高さ12m×幅7mの虚空蔵菩薩(こくぞうぼさつ)のお姿も美しい伝 虚空蔵磨崖仏(でん こくぞうまがいぶつ) にどうやって岩に刻んだのか?
画像のように、仏様が刻まれていました。

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思わず、伝 虚空蔵磨崖仏に手を合わせ、両手でしっかり石をさわりパワーをいただきました。
昔の人は、どうやってこんなに正確に仏様の姿を巨石に刻んだのか?

「すごいパワーを感じました。」

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笠置寺は、笠置山の頂上付近にあり、一番のパワースポットは、良弁和尚が雨乞いの儀式を、実忠和尚が弥勒菩薩の世界に入られたという千手窟(せんじゅくつ)だそうです。
この千手窟も巨岩の間にあり、山の頂上に巨岩が転がっている様に、あきらかに石のパワーを感じます。

笠置山と言えば・・・
1331年8月・南北朝時代に南朝の後醍醐天皇が入山し、9月29日までの約1ヶ月の間、鎌倉幕府軍との戦乱の舞台となったところです。
この戦乱では、足助次郎重範(あすけじろうしげのり)や楠正成(くすのきまさしげ)などが後醍醐天皇方の武将として活躍されましたが、全山焼き討ちに遭い、すべては焼け落ち、後醍醐天皇は井手町有王にて囚われの身となった歴史を刻んでいる山です。

少し横道に逸れてしまいましたが・・・
巨岩の山を歩いていくと、胎内くぐりと言う笠置山修行場の入り口に差し掛かり、行場入りする前に滝で身を清めるのが普通ですが、当山には滝がないため、この岩をくぐりぬけることにより身を清めたそうです。かなり内部は、狭かったのですが、すごいなぁ?って・・・感動するばかりでした。

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そして巨岩の道を歩きながら・・・・・

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頂上から見る景色は、眼下に木津川が流れ、素敵でした。

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ここが頂上なのか? わかりませんが、棒が立っていました。
ほんとうに山の天辺なので、ここにお寺や崖仏様がおられるのか?
細い山道を運転しながら、細い道を上がっていくときは、不安でしたが、実際、目にするとすごいの一言でした。
これからの紅葉の季節には、参拝される方で、きっとにぎわうものでしょうが、私は混雑していなかったので、ゆっくりじっくり崖仏様に直に手を触れ、少しパワーをいただいたように思います。

やはりパワースポットと言われるところは、パワーの波が川のように渦を巻いて流れが動いているところだとだと思います。
ただ、その波動の中で、楽しいことを考えて、自身のこころと対話して、まっしろになれたのは、よかったことだと思います。こころが調和すると不思議と涙が出てくるものです。
昔の人もきっとこころをニュートラルにするために参拝されたのではないでしょうか? 四期目を迎えて、新たな3年の時を刻むスタートにはよかったと思います。また次回に南山城のお寺を紹介させていただきます。

今日も長々とお話ししましたが、たまにはパワースポットのお話しも効いていただけたらと思います。
ありがとうございました。