ローカルな話になってしまうのですが・・・
今日は、ひらかたパークの話しを記しておこうと思います。
昔、関西には、「さやま遊園地」「奈良ドリームランド」「阪神パーク」「エキスポランド」「神戸ポートピアランド」「あやめ池遊園地」「宝塚ファミリーランド」「伏見桃山キャッスルランド」などの遊園地やテーマパークがあり、楽しんだ思い出があります。
現在は、記した遊園地は、すべて閉鎖されていますので、こどもの頃、楽しんだことを思い起こせば、寂しさもあります。
そんな中、大阪のひらかたパークでは、昨年のNHK大河ドラマで黒田官兵衛役もこなされ活躍されているV6の岡田准一さんを「ひらパー兄さん」から「園長」に抜擢し、1月12日現在 907,629人の入園者で、目標の100万人目指して、頑張っておられます。
100万人入園者まで、あと・・・92,371人
岡田園長は、枚方に住んでおられた方で、その経緯もあって、この仕事を気持ちよく受けられたと話しを聞きました。
「ひらパー」 も 他の遊園地同様、時代の波を受け、名物だった秋の菊人形も平成17年を最後に現在でも行われていません。
平成22年以降、入園者も100万人を超えておらず、今回、100万人突破すれば、久々の突破になります。
●ひらかたパーク 園長ミッション報告書
http://www.hirakatapark.co.jp/hirapar_niisan/report/
上記、リンクページを見ていただいたらわかるように、有名テーマパークなどでは、大型投資をして派手なアトラクションで集客する傾向が強まっていますが、ひらパーは、最小限の投資で、最大限の効果を発揮することに注力され、戦略を組まれています。
昨年3月、「超ひらパー兄さん」から新園長に抜擢し、新園長がひらパーを改革し、年間入園者100万人達成できなければ、園長、さようなら。というストーリー性を持たせ、展開されています。
たとえば・・・
改革第一弾の新園長・岡田さんの目元が印刷された「兄さんアイマスク」をして絶叫系アトラクションに乗る 「目隠しライド」 は好調な動きだしを示したようです。また「兄さんアイマスク」は、2日間で売れてしまったようで、人気を博したようです。
ジェットコースターを新しく導入しようとしたら10億円規模の投資になるが、目隠しは、100万円くらいの仕入れで、かつ販売したところ2万枚くらいが売れたようです。
改革第二弾は、想像を働かせながらコースを進む知育型アスレチック「ヤッテミーナ」を導入。これも1億円くらいの投資だったようです。
改革第三弾は、夏場のプールに晴れ乞い済みプールとして岡田園長をモデルにした「晴れ乞い園長像」を設置した。
改革第四弾は、園内を100万球のイルミネーションを使い、イルミネーションイベントの「光の遊園地」を展開。
アイデアを凝らしたソフトな企画で、最小限の投資で、目標を達成されれば、費用対効果面から考えても、すばらしいと思います。
アメニティ施設は、話題を呼ぶために、大型投資をされていますが、費用対利益を考えれば、ディズニーランド、USJのような施設であれば、回収は可能かと想定しますが、地方のテーマパークなどでは、展開が難しい企画だと思います。
3月上旬には、最終結果が発表されるようです。
2月も早いものであとわずか100万人達成・・・楽しみです!!
今日も長々と話しにお付き合いいただきありがとうございます。
楽しい一日でありますように・・・ 感謝〜 (^^ ♪