〜京滋こんなとこ〜
毎月21日、東寺では、親しみを込めて「弘法さん」と呼ばれる市が開かれます。
(写真:弘法さんのにぎわい 中日新聞HPから引用)
「弘法さん」とは、弘法大師(空海)のことで、835年3月21日に亡くなられました。
この命日の毎月21日に露店市が開催されます。
平安時代から続く市で、脈々と続く京都らしい歴史を感じます。約1000の露店が並び、骨董、古着、陶器など様々なものが並びます。
1日あれこれ見廻っても飽きないことだと思います。
これと並ぶ露店市で、北野天満宮で開かれる「天神さん」があります。こちらは、北野天満宮に祀られている菅原道真公の命日にあたる毎月25日に露店市が開かれます。
規模は小さいですが、漬物、乾物、駄菓子、植木、衣類などのお店が並びます。
京都では、「弘法さんが晴れやったら、天神さんは雨や」というような天気に関する言葉があるくらい、身近で親しみのある露店市です。
たまたま、来週3月21日(土)は「弘法さん」の開催日です。祥月命日にも当たります。雨天でなけれは露店市が開催されます。
週末、早春の京都観光の一つに加えていいただければと思います。