〜京滋こんなとこ〜
みなさまご存知の通り、京都といえば794年、
平安京がこの地に置かれてから明治まで、
天皇がこの地にお住まいになられていました。
平安京が遷都した当時の御所は、現在の場所から、
西へ約1.7km離れた千本通りに面したところにありました。
現在の御所は、当時、本来の内裏が火災などで焼失したときに
設けられた臨時のものでした。
南北朝時代(14世紀半ば)から、現在の場所が内裏として定着し、明徳3年(1392年)南北朝の合一以後、正式なものとなり、明治2年(1869年)お住まいが東京へ移るまで、使用されました。
この京都御所、普段は自由に出入りすることはできませんが、年に2回だけ、一般公開されます。
今年は、4月3日(金)から7日(火)の4日間。9時から15時30分の間で行われます。
この間、4月4日(土)10時からと11時30分からの2回、「小御所」で、雅楽の演奏会。
4月5日(日)10時からと11時からの2回「春興殿前広場」で、蹴鞠の実演が行われます。
桜の開花も3月23日現在で、京都御所は「咲きはじめ」だそうです。
一般公開の日程辺りには見ごろになっている?と思います。
この機会に春の京都を楽しまれてはいかがでしょう。
(写真:2014年4月12日撮影)