変化はチャンスだ!!

先日 「小売業は変化対応業だ」 ということを記させていただきました。私は、週末は、ウインドーショッピングが趣味なので、よく売場を見に行って、気に入ったものがあったりしたら買っちゃいます。
誰でも近隣の同じ店をよく利用したりすると思うのですが、ふと見ると先週と同じマンネリ化の売場ということが、けっこうあるんです。
それも売れているのなら・・・納得!! どう見ても売れていない?
そんな売場を見ると残念に思います。

もう少し考えたら・・・?

といろいろ理由があると思いますが、言いたくなっちゃいます。
売場って、やはりお客さまに支持される=売上を確保することです。
ということは、利用していただくお客さまの動きを見ていないといけません。私が勤務していた頃もそうだったのですが、不必要と思われる資料の作成や会議が多くて、なかなか売場に出れない。
よく先輩の方は・・・

売場に出て、なんぼ・・・!!

って言われていた事を思い出します。ほんとうにそうなんです。
売場に出て、商品を整理したり、品出しをしたりすると、ヒントがけっこうあるんです。
たとえば・・・

「昨日までと違って、これ売れてるじゃん!!」
「こんなサービスがあったら、お客さまの滞留時間が伸びて、売上が伸びるんじゃないか?」

いろいろ現場を見て、推測して考えれるのです。そんなヒントがたくさんあるのに、事務所キーパーになって、机にかじりついていていてもダメなのです。
そこで今日のテーマです。

お客さまの変化は、チャンスなのです。

変化といえば、小売業だけではなく、どんな仕事、私事でも、変化に背を向けず、こころを開いて、素直に変化を認めて、柔軟に対応する姿勢とうのは、大切だと思います。

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たとえば、最近、話題のコンビニコーヒー!!
今まで自販機などのコーヒーはありましたが、コンビニで展開されている 「いれたてコーヒー」 ほどおいしくありませんでした。
このコンビニの「いれたてコーヒー」の影響で、自販機の缶コーヒーやファーストフードが影響を大きく受けました。
ということは、お客さまが、今まで不憫や不満足だったから、この結果が生まれたのではないでしょうか?
セブンイレブンが、導入当初は、一番お客さまに支持され、話題にもなっていたと思うのですが・・・ 当然、導入する最初の段階では、会社でも採算性などいろいろ考えられたと思います。
まず・・・

お客さまの変化→仮説

特にセブンイレブンでは、お客さまの立場に立って、不便、不満足、不快などがどこにあるのか? お客さまの生活基点に立って、考えて、実行されています。
だからセブンプレミアムの商品も、今の味では、きっとお客さまが慣れてくれば、あきられてしまうことがわかっているので、リニュアル販売した時点から、次のステップ目指して、改良を進められています。
だから値段も少々割高ですが、お客さまに支持され、売れ続けている。

お客さまの要求は、わがままなのです。

やはり伸び続けている会社というのは、それがわかっているから、その要求を理解して、受け入れる努力をして、イノベーションをしようとしています。
当社の業務などでもそうですが、販促ツールのデザインの色ひとつでも細かく言われる方がいます。でも、単にご紹介させていただいたデザインを受け入れる会社より、そんな会社の方が、販促ツールひとつとっても意志が入っていますので、売上も伸びるモノなのです。

そんな変化を感じて、チャンスととらえるのか? とらえられないのか?

そんなことが分岐点のように思います。

今日も長々とお付き合いいただきありがとうございました。

パワスポ社長_感謝