「しあわせはどこにある」 幸せのヒントも 「7」 までたどりつきました。
「幸せとはありのままの姿で愛されること」
今日のテーマは、なかなか難しいテーマです。
人の本質の問題で、やはり少しでも他の人には、自分をよく見せるために、飾ってしまうものです。それが 「性(サガ)」 ですね。
先日、facebookにも記しましたが、出雲の 「国引き神話」 で有名な 稲佐の浜 で、沈む夕日をボッケと見ていました。
毎度のごとく少し横道に反れますが、稲佐の浜、そしてこの 「国引き神話」 の話しを、この地を知っていただきたいので記させていただきますと・・・
出雲地方独自の神話が記されている 「風土記」 によれば、八束水臣津野命(やつかみずおみつぬのみこと・大国主と同一神とされる)が国を作る際、「出雲の国は狭い若国(未完成の国)であるので、他の国の余った土地を引っ張ってきて広く継ぎ足そうとした」 と記されているそうです。
西は佐比売山(島根県・三瓶山)、東は火神岳(鳥取県・大山)に綱をかけ、東端の「三穂(みほ)の埼」は北陸から、西端の「支豆支の御埼(きづきのみさき)」は朝鮮半島の新羅から、その間の「闇見(くらみ)の国」と「狭田(さだ)の国」はそれぞれ「北門(きたど)の良波(よなみ)国」、「北門の佐伎(さき)国」から「国来国来(くにこ くにこ)」と国を引き、できた土地が現在の島根半島になったと伝えられています。
またその際に国を引いた綱は、その後弓浜半島になったという神話も残されているそうです。
神話の国、出雲には、このような話がたくさん残されていて、一度、読んでみたいなぁ? と思っています。
だいぶ横道に反れましたが、沈む夕日を見ながら・・・
自然って・・・ありのままの姿できれいだなぁ?
夕日って、沈みだしたら、ほんとうに早いなぁ? ってことも知りました。
写真を見ていると、水曜ロードショーだったかな? 水野晴郎さんが司会をやっていた頃の始まりの画面に似ているなぁ? って感じます。
でも 夕日にしても、紅葉にしても、自然のありのままの姿は、きれいです。 感動もします。
この自然の姿のように、周囲にありのままの姿で振舞うことは、ほんとうに難しいことです。
ただ人って、周囲によく見せたいですもんね。
だけど飾らなくていいことは、肩肘張らず毎日が過ごせるので、楽になって楽しくなるので、幸せでしょうね。
自分の長所だけでなく、短所も、だらしない所も、怒りっぽい所も、わがままな所も、すべてさらけ出して、人と付き合っていけるのは楽でしょうね。
「アナと雪の女王」の主題歌の 「Let It Go」 の歌詞ではありませんが
「ありのままの姿見せるのよ/ありのままの自分になるの・・・」
よく歌いましたね (^^)
そこでありのままに生きるために、大それたことを考えてみました。
1. ありのままの自分がわかっていますか?
自分らしさと言っても、自分がわかっている人って、まずいないと思います。まずそこが基本的な問題かな? って思います。
今の自分の姿って、けっこう 「周囲からの自分の対応」や「今まで言われてきたこと」 「思われていたこと」などの経験を生かして、形作られているのでなないか? と思います。
だからありのままの自分って、いったいどうなの?
まずその部分にフォーカスして考えていかなければならないですし、先日、ブログにも書きましたが、まず 「やりたくないこと」 をクローズアップさせるべきだと考えます。 「やりたくないこと」 は、やはりこころから思っていることですし、私自身も書き連ねてみました。
この作業をする時に、少しでも不安があることもあると思いますが、一応、ピックアップして下さい。
そうすれば日頃、周囲に気を使って、無理に作っている自分の姿も見えてきます。まずそこで自分を知りましょう。
2. デメリットを受け入れましょう。
今までは欲しいものを手に入れるために、デメリットがあっても我慢して手に入れてきたと思います。ありのままの自分で生きることは、当然、周囲からの目も気になるでしょうし、自分の悪い面がバレるはイヤなもんです。でも避けることは出来ないことですし、そこで周囲の環境が変わっても、新たな環境が出来ると思います。
3.凹んでしまうかもしれませんが、自分を愛しましょう。
今までの行動を変えるのは、とても勇気のいることです。
私も変えようとしているのですが、常に 「どうしよう?」「これでいいのか?」 という気持との格闘です。特に、会社のトップですから、順調に推移している時は、多少のことでも大丈夫ですが、難しい状態の時は、メンバーに迷惑をかけてはいけないという思いが優先するものです。
でも、一歩踏み出さないと変わらないのです。
時に凹むでしょう。でも、自分のありのままに生きて、愛されることって素敵ですよね。そんな生き方をすれば、離反する世界もあるでしょうが、新たな世界も開くと思います。
自分を認めて受け入れてくれる世界・・・ きっとしあわせだと思います。
しあわせのヒントもあと4つ・・・ 少しづつ考えながら、記していきたいと思います。
今日も長々とお付き合いいただきありがとうございました。