酒粕売場についている節分のPOPを見て、ふと思いました。

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

明後日は、節分ですね。

節分と言えば、関西では、恵方巻き!!
以前、関東で、「恵方巻き」 と言っても通用しなかったそうですが、メディアなども取り上げる回数が多くなってきました。
恵方巻きが、けっこうメジャーになってきているそうです。
でも関東では、関西ほどでもないという話しも、関東の友達から話しを聞きました。昨日、買物をしていて、あるPOPを見て、ふと思いました。

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月桂冠酒粕に 「恵方巻のお供に!」 というPOP・・・
お客さまに思いが通じるかな?

私は、酒粕を何に使って、節分につなげるか? わかっているので、このような売場を見ても、売場の担当の方が何をいわんとしているのか! わかります。

ただまったく知らない人が、この酒粕についているPOPを見て、なるほど節分に、こんな楽しみ方もあるんだ!!
この酒粕、買っておこう!! って、なるか? というと、100%、このPOP単体じゃ、思いは伝わらないといえます。

私ならこの意味のないPOPは、売場からはずします。

そして同じお店の農産売場に行くと、こんなPOPがついていました。

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巻き寿司の 「お供に豚汁はいかが?」

ってコピーをつけて、お汁の素パックを売られていました。
私は、いつも思うのですが、どうして横の連携のMDしないのかな? って、お客さまも、農産売場とおそらく酒粕を販売しているのは、日配売場になると思うのですが、連携すれば、買物もしやすいと思うのです。

総合スーパーが、不振だといいながら、こんな売場を作っていたら、お客さまにとって、買いにくい売場になっちゃうんです。

先日、クリーンタイムでもいいましたが、お店の店長や食品売場の責任者が、このくらいのこと気がつかないといけない?!と勝手に思ってます。
って一種寂しさも感じました。

さて月桂冠酒粕!!

酒粕を単体で陳列して、このPOPだから、お客さまに通じないと思います。売場の人、お許し下さい。

たとえば、この酒粕売場に

「節分の寒い時期に、かす汁でも作って、カラダの芯から温まりませんか?」
「節分のティータイムには、甘酒でも楽しみませんか? きっと温まりますよ」

とかの、コピーをつけたらどうなのでしょう?
昨日は、温かい一日だったので、寒さ感は、先週に比べれば、薄れているかもしれません。
たとえば、農産のお汁の素を、ワゴンの酒粕のフェースを少し短縮していっしょに陳列して・・・

「私でも、お汁の素を使えば、簡単にかす汁が作れちゃうんです」

この時期って、けっこうかす汁って、温まるし、楽しまれると思うのです。ここに 水産売場の生鮭でも加えると、点数アップにもつながる わけなのです。

売場の担当者は、自分の担当する売場のディレクションをすればいいわけで、食品売場の責任者は、食品売場の各セクションの横のつながりをどうつけるか?
店長は、食品売場以外の売場とのつながりをどう作るか?

それがお客さまに通じるような売場ストーリーを作らないといけない

と思うのです。それは食品売場だけでなく、衣料品や住生活用品にも、こんな横のつながりを作れる商品がたくさんあるのです。
それがわからない方は、苦労されると思うし、総合スーパーが、そんな売場を作れば、きっと今の状況から少しでも打破できると思います。

売場は、縦だけでなく、横のつながりを、もっとしっかりするべき。そうすればお客さまも利用しやすい売場になっていく。

と私は思います。そんなふと思ったことをまとめちゃいました。
総合スーパーには、お世話になったこともあり、復活してほしいのですが・・・ (^^)