今の日本に生まれてよかったーー(笑)

こんにちは!! 売り切る売場仕掛人 伊藤 匠です。

狐狸庵先生こと 遠藤周作さんと言えば、学生の頃、『ぐうたら人間学』『ぐうたら会話集』とかの ぐうたらシリーズ、それから『深い河』を読んだりして、楽しませてもらった印象があったので、この映画を見に行きました。

『沈黙』

を見て、感じたのが、今の時代の日本に生まれてほんとよかったなぁ!! って強く感じました。

●沈黙予告編

原作は読んだことがなくて、ただ遠藤周作さん原作の映画化ということで見に行きました。映画を見て、感じたことをサクッとブログにまとめてみました。

江戸初期、キリシタン弾圧化の長崎 『神よ、なぜ弱きものが苦しむのか?』

ほんといろいろ考えさせられた映画でした。

学生の頃、歴史の授業でキリシタン弾圧などの話しを勉強したが、実際、映像で見るとすごく重い感じを抱いた。
日本は、当時、仏教国で地盤が出来ていて、新たな思想が入ってくることに危惧を抱いたんじゃないかな?
特に、当時は鎖国して、日本独自の文化を守ろうとしたこともあるし、国政的にも外国からの影響を受けたくなかったのだろう。でも映像で見た実際、行われた弾圧の仕方には理解しがたいものがある。

世は『士農工商』の時代。

役割に応じて、階級が決まっており、新たな宗教が入ってくることによって、新たな思想が生まれ、社会の基盤が崩れることを嫌ったのでしょう。って、勝手に考えています。

●本編映像 『コンヒサン』『踏み絵』

『踏み絵』

今の日々の仕事や生活の中でも、心の中で『踏み絵』と同じようなシーンがある。けっきょくは江戸時代の人のように、頑なに『神』の存在を信じて、自分の意志に反することは 『NOーー!!』 と言わなければならない のかもしれない。
でも最終、踏まざるおえない。

よく神社で多くの人が『神様』に手を合わせて、お願いをする。
このお願いをどれだけの人が叶ったか? と考えた時に、大半の人は、毎年同じお願いをしていないだろうか?

今年から神社に行った時は、お願いをするより、毎日、平穏に楽しく過ごさせていただいている 『お礼』 をお伝えするようにしている。だって神様も多くの人のお願いを聞いていると疲れるだろうから (笑)

神は存在するか? しないか?

とよく議論にあがる。私は、おられると考える。
でもお願いするより、まずは自分自身だと考えます。

こうやってブログを書いている間でも、海外ではいろいろな不幸なことが起こっている。特にいつ命をなくすか?わからない戦争を想像すると幸せだなぁーー

平穏な日本という国で毎日、楽しく過ごして生活が出来ていることは、ほんとありがたいことだ。そんなことを考えさせられた映画でした。

最後までブログをお読みいただきありがとうございました。
映画はほんと楽しい。どんどん見に行こうっと