こんにちは!! 売り切る売場仕掛人伊藤匠です。
最近、クライアント様と打ち合わせをしてるとお店や売場の数値や作り方の改善などについて、よくご相談を受けます。
たとえば・・・
「母の日」の売り方考えて・・・
「初夏スタイル」の演出の仕方考えて・・・
とかほんとバクッとしたフレーム的なつなぎが、多い。
そこで
●具体的な内容をヒアリングするのですが・・・
何に困ってるんだろう?
何をしたいんだろう?
って、困っておられることがわからない。
●さらに聞いていくと・・・
「こんな企画があって、こんな商品を棚に並べるんだけど、どんな風に売場作ったらいい?」
「これだけのスペースの売場を作るのに、どれだけ商品がいるのか?」
そんな説明を受けて、現在はPOPデザイン制作、売場の作り方の企画業務を進めていくのです。
こんな時もある・・・
「この週、売上取りたいから企画案考えといて・・・」
こんなざっくりした。
これは小売業が、広告代理店に丸投げするようになった名残のようなつなぎ方だと感じるのです。
そんな話しを聞いた時に、お店経験しているので、よかったなぁ?! そんなことをブログにまとめてみました。
色々なお店や大手スーパーの本部で打ち合わせをしたりします。
最近、丸投げのような相談内容がけっこうあって、お店の経験がない人からすれば、どんなことを提案してあげればいいのか?
フレームが大きすぎて
最近、主旨がわからない打ち合わせが多い?
お店の方もモノを仕入れてもなかなか売れない。
売れないけど、それなりにいろいろ手を尽くされてきたけど、わからない状態が、きっと続いているんだろうなぁーー?
だから知恵貸して・・・!!
でも他社と相みつね。よかったら、採用してお金払うから・・・
って感じで、広告代理店もたいへん!!
でも私は、エクスマセミナーに行ったりして、藤村先生のお話しを聞いていて学んだのですが・・・
もうモノを売ろうとしても売れない時代
なんだってことわかっている。おまけにお店の売場管理もやってきたのでよくわかる。
お店の人は真剣に早く気づいた方がいいよ!!
ってことです。
決まって、そんな企画には、ポイントやDMの割引で、お客様を囲い込む企画がパックされている。
でも意味がないよ!!
ってことです。
やはりお店、大手スーパーの担当の方、広告代理店の方、当然、売上はほしいでしょう。
でも一歩下がって・・・
それぞれのポジションのお客様が困っていることに気づくこと大切だなー!!
これいいですよ!!って
机上論を売り込んでも、初めは導入してくれていたけど、クライアント様も売れなければ、相みつと言って、競争相手を探してくる。探してくるとアイデアがダメなら、価格競走になってくる。
どこもそんな感じじゃないのかな?
お互いどうやったらお役に立てるか?
困っていることがわからない枠で動いているので、毎年、同じような企画が繰り返される。
やはりじっくりヒアリングして、お客様の困っていることに気づいて提案してあげる。そうすれば、何度も修正する必要もない。
ヤマト運輸で問題になった再配の荷物のように、
企画の修正も何度もある。でも結局は、初めに戻るのですが(笑)
どうして修正が繰り返されるか?
それは「商品仕入担当」「販促担当」「広告代理店」・・・・・いろいろな人が介在しているから
でもそこには大手スーパーの場合「お店」が介在していない。
けっきょくバトン形式で、打ち合わせが流れているので、末端の仕入れた本人の気持ちがストレートに伝わってこない。
だから売場の経験がなければ、こんな時にこんな提案というリアルなことでお役に立てない。
『経験』って大切!!
私の場合は、売場を作った経験、企画提案、ツールの制作をした経験があるので、依頼されても、その場で「絵」を描きながら、打ち合わせできるので、簡単です。
そんな時、お店の経験って大切だな!!
経験をしてよかった。自分の経験が、打ち合わせで生きるので、うれしいもの。
●打ち合わせは、困っておられることに気づく
即答できるそんな時ってすごくチャンス!!
関係作りも出来る。
こんなことを考えると、
メーカー、問屋さんなどなどに置き換えて考えても、今の状況を変えるにはどうしたらいいんだろう?
って、考えておられるんじゃないかな?って勝手に感じます。
日々たくさんの情報が流れる。
お店などであれば、どうしても 他の店の成功情報が気になる。
成功情報を耳にすれば、取り入れて真似ようとする。
だから自社の困っている問題点の根本がわかってない。
でもこれって経験のある第三者目線で見るとすごくわかる。(笑)
そんなこと考えたときに経験というのは大切だなと感じます。
そんな経験を皆さんに伝えてお役に立ちたいなぁーー
いろいろな経験をしてきたので、引き出しがあるのでお役に立てればうれしいなぁー
最後までブログを読んでいただきありがとうございました。