こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。
最近、事務所周辺の商業地区に、新しいお店をよく見る。
お店の入口には、オープンフラワーがあって華やか。
お店のオープンとか、会社の起業って、活気があって、夢にあふれているもの。
どんなお店、会社でも、オープンイベントは
どんなイベントにも超えられないパワフルな力のあるもの~(笑)
僕も、大手スーパーで新店オープンを数店舗経験した。
この間、経験できたことは、特に段取りの大切さが勉強になった。
『段取り8分に、仕事2分』
仕事の出来不出来は、今でも段取りがすべてだと考えている。
段取りをしっかりしておけば、途中イレギュラーなことが起こっても、ふところが深いので対応できる。
でも段取りをしていなければ、あたふたするだけだ。
だから実行する前、実行後に必ず、僕はチェックを入れる方だ。
今の若い方すべてではないが、段取りができれば、もっといい仕事ができるのにって、よく感じる。
・陳列什器の配置、安全チェック
・商品搬入の段取り
・商品陳列の段取り
・プライスカード、POPの取り付け
・商品の陳列位置の確認
・フロア内商品の位置の確認 などなど
けっこうチェックして、覚えなければいけないことがたくさんあった。レイアウト図面では、ある商品がこの場所に陳列展開されていると思っていても、陳列段階ですり替わってしまうことがあるので、商品の位置の確認だけはしっかりしていた。
オープンするとそんな苦労も吹き飛んでしまうものです。
規模の大小に関係なく、オープンって、これから頑張ります!!
って、アドバルーンを上げて宣言する。
でも大切なのはオープン後なのです。
僕もオープン後の大切さを経験した。
● 二店舗のオープンパターンを経験した。
① 新聞折り込みチラシを1週間で4回折り込んだ。そして目玉商品をガンガンに入れて、集客を強化してオープンしたお店。
② 新聞折り込みチラシには、目玉商品も入れず、オープンの告知だけしてオープンしたお店。
さてどちらか一店舗が三年後に百億店舗に成長した。
もう一店舗は、オープン3日間で失速した。
あなたは、どう思われますか?
この結果は、お店の取り巻く環境の違いもありますが・・・
静かにオープンしたお店の方が、売上が年ごとに伸びました。
●どうして伸びたんだろうと考えた時に・・・
①のケースでオープンした時は・・・
オープンしたので、まずご利用下さい。
強烈な集客目玉品を盛り込むことで、まずお客様に足を運んでもらうことを優先した。結果、バーゲンハンターが多く押し寄せたモノの新聞折り込みチラシが普通のお店と同じようになると、客数がガクンと減りました。
②のケースでオープンした時は・・・
目玉集客商品で売場の見え方を崩さず、今後のお店作りをお客様に見える化した。だからオープンして、お店を利用してもイメージも変わらず、お店がターゲットとしてとらえているお客様の層が少しづつ定着していった。
オープン当初は、計画予算を達成しなかったが、二年後、三年後に大きく伸びました。
お店としては、当然、利益を上げていかなければならないわけですから、当然、②のケースがいいわけです。
①のお店で売場を作っていた頃は、化粧品、日用消耗品、家庭用品を担当していたので、集客商品を中心とした売場作りを指示されたので、苦労しました。
そんな売場を作ると、今度は、利益率が低いとか (笑)
ほんとお客様も来ず、お店の幹部からはつつかれましたが、今、思い出すとこの二店舗を経験しているのでよかった。
お店の幹部も計画から大きく外れたので、困っていたのでしょう。
あなたは、お店もオープン初日、三日間が最高だといいと思ってませんか?
お店や会社は、今後も続くわけですから・・・
オープンより大切なのは、一年後、二年後、三年後・・・
どうなっていくか? まず段取りすること。
大手なら資本力もあるでしょう。
でも中小のお店では、難しい話です。
●今後、お話しや相談をいただいた時に・・・
僕ならお店や会社が継続する方法を描いて、
お話しを進めていきたい。
特に中小のお店、会社は、「看板より個人」です。
●お客様が求められるのは・・・
・「おもしろい」
・「楽しい」
・「ゆっくりできる」
・「つい行ってみたくなるね」
そんなことを抱かせる仕掛けを考えてみたら、楽しいですね。
みなさんに笑顔があふれる一日になりますように・・・(笑)