仕入れた商品をお金に変える癖をつけよう!!

こんにちは~ ♬
売り切る売場仕掛人 匠(たくちゃん)です。

先日、新聞折り込みチラシを見たら・・・

トイレットペーパーエリエール18ロール 398円!!

と告知されていた。
このトイレットペーパーめちゃ安いーー!!
絶対午前中で完売するぞ! 早よ買いに行かなあかんと思って、買物に行った。
売場に行くと「シーン」と静まり返っていた。
しもた、これは日替わり日勘違いしてきてしまったと反省。
とりあえず売場をのぞいて確認していこうと感じて
売場を見ると山のように積まれていた。

これって、何で~~~???

この価格で集客できなければ、しんどいなぁ~~(^^♪
昨日もブログでお話ししたのですが、価格の信頼感薄くなっているんでしょうね。そんなことをブログにまとめてみました。

お店で働いていた頃、一番困ったのは、売り出し商品が残ること。

昔、お店に勤めていた頃、売り出し商品、お買得商品などの消化率に特にこだわりました。
どうしてかというと仕入れた商品は、残ったものを後方に置いておくのではなく、ビジネスですから、お金に変える必要があると常に考えていたからです。

それともうひとつ大きな理由があります。

売れ残った商品を後方にストックして、また並べる。そんな繰り返しが、面倒くさかったからです。

でも売り出し商品は早く欠品品切れしてもいけないし、逆に残ってほしくない商品なわけです。

早く売れてしまって、お客様から

「もう売れてしまったの? ほんとうに限定数量の300個入れたの~~ ?!」

って怒られた経験もあります。
でも売れ残るより、完売する方がいい。
だって売上というお金に変わっているわけですから・・・

だから売り出し商品の消化率にこだわりました。
イコールそれがお客様の満足度につながるのです。

めんどくさがり屋の僕は

『 売り切る 』!!

ことを常に目指してきた。

僕がお店に勤めていた家庭用品を担当していた頃・・・

一番イヤだったイベントがあります。
それは、秋のうつわ祭、迎春うつわ祭という90cm巾のワゴンを25台くらい使って、和食器、洋食器、漆器などを催事コーナー販売するというイベントでした。

このイベントは、期間終了すると売場内の平台に食器を移動展開するのですが、残り物なので、売場的には、まとまりがないためめ、魅力的な売場を作れないのです。

いかにも残り物的売場!!

そして食器は、割れ物なので、後方にストックすると、かさばるのです。これが一番イヤな理由かな?
引くのもイヤな商品をまた売場に出す機会がなかなかないってこと。

日頃、こんなことを感じてイベントをやっていたのですが・・・
食器を売り切ったら、こんなイヤな面倒くさい思いもすることない。

まず売り切ることを目標にする

売場管理と仕入れに関して、仮説を立てると、売り切ることが出来ない問題点がクローズアップされてきました。

問題点の解決は簡単でした。(笑)

・商品本部の送り付けを、すべてカットする。
・セットされている食器のロット組み合わせで売れない商品は仕入れない。

これを徹底しました。自分の意志の入らない商品は仕入れない。
この時のイベントは「迎春うつわ祭」というのですが、最終イベントが終わる時点で、商品がどこのお店でも残るのですが、僕の担当したお店では、

ストック在庫 ゼロ!!

をおさめることができ、かつ売上も売れ筋商品が欠品することがなかったので、1200万おさめることができました。

売り切るということは、仕入れた商品をお金に変えること!! お金に変えることで、次の取り組みができる。

そのために仮説を立てて、仕掛けを施して、展開する。
途中で仮説に対して検証する。
そんなことを繰り返すことで、売り切ることにつながる。

名刺でも、個人の価値を売り切るようなことを大切に考えてお届けしています。

今日も笑顔あふれる一日になりますように・・・