こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。
いろいろな人と話していると、よく出てくるのが
「専門用語」
「業界用語」
話している本人は、日頃、当たり前のように使っているけど、業界のことについてあまり知らない方と話している時に、こんな用語を使うと
シャッターガラガラ状態になる(笑)
ってご存知ですか? 知らない言葉が出た時点でわからないので、熱く語ってもその場でもう聞く耳持たない状態になる人が多い。
たとえば・・・
● VMD
● フェイシング
● チャネル
ってお店をやっている人なら普通に使っている言葉ですが、お店以外の人が聞くと、何それ? ってなってしまう。話しの内容がわからないから、その時点で、話しに興味がなくなってしまう。
異業種交流会、経営者のコミュニティでも、よく業界用語を使われる方がいますが、僕は、その時点でシャッターガラガラになってしまいます。(笑)
● VMD というのは
ビジュアルマーチャンダイジング(Visual Merchandising)の略で 噛み砕いて伝えると、お客様の視覚に訴えることで「お客様が演出商品を見て、その商品を使った時のイメージングができて購入につながる売場づくり」のことです。特にファッション売場のステージを作りながら、VMDって言葉をよく使ってました。
● フェイシングというのは
お店の売場で商品が並んでいる棚の横に並べた商品の数です。よく売れている商品は、フェイシングを大きく取れば目立つので、たとえば食器洗剤などでは横に8本並んでいれば、8フェイスと言います。逆にあまり売れない商品は、1フェイスでも足りるわけです。
● チャネルというのは
流通経路のこと。僕がお店で働いていた頃は
メーカー → 卸売り → お店 → お客様 というルートで、商品、サービスをお届けしていました。
極端な用語を使いお話ししましたが、僕がお店にいた頃は、このような言葉は、当たり前のようにお店の売場で使っていました。でもお店以外の仕事しか経験ない人には、ビジネスで話していてもまったくわからず、(・・? の連続でしょう。
そこから仕事に発展するか?
というといくら熱い思いで伝えても、相手が話しの内容を理解していないのですから
仕事につながらないのです。
そんな目線で、あなたの名刺、ホームページ、ブログを見て下さい。自分にとっては、当たり前でも、第三者にはわからない言葉が並んでませんか?
特にそんな名刺は
サロン経営者、コンサルティングの先生、士業の先生
に多いです。
たとえばあるサロンの方の名刺の業務内容には
小顔・リフトアップ・ほうれい線・しみ・しわ・美白・足の疲れ・むくみ・冷え・妊活・ダイエット・肩こり・腰痛・薄毛・円形脱毛・育毛・全身美容
こんなことが私は出来ますと紹介されています。でも顔、足、全身のお悩みがどうして解消されるのか?名刺には記載されていないのでわからないのです。
同じようにコンサルティングの先生の名刺の業務内容には
部下マネージメント塾、成果の上がる組織変革プロジェクト、マネージメントツール再構築、エグゼクティブ・コーチング
って紹介されています。コンサルティングの先生でも当たり前でも、何ができるのか? 伝える必要がある。相手に興味を持たれなければ、名刺交換して、ビジネスのもこれ以上の広がりはないのです。
こんな名刺は
次の日には、机の引き出しの名刺ファイルで永遠に眠ることになるのです。(笑)
どうしてか? というと業務サービス内容を伝えているだけだからです。でも名刺をお願いした本人はこれで伝わるだろう? って想像しているのです(笑)
価値発見カードでは、自分がわからずイメージできなければ、専門用語、業界用語は、噛み砕きます。
だって相手に思いが伝わって、つながる意味がなければ、名刺の役目をしないと考えているからです。
価値発見カードは、初めてのあいさつでつながって、その後の関係構築がスムーズに図れるように考えて作っています。
名刺の役割は、初めてのあいさつでつながること
ができること。
それが出来なければ、僕はただの紙切れだと思います。
だって多くの人は、ビジネスで関係構築を図りたいから、名刺交換をされるわけです。そんな目的がなければ、よく言われるようにSNSで関係構築すれば、それでいいわけです。
名刺は、自分の手で自分の名刺を渡して、相手の方の名刺を自分の手で受け取って、お互いあいさつできるツール
名刺は、最強の関係構築ツール!!
だと考えます。だから名刺は、僕にとって大切な相棒だと思います。これからも名刺を相棒と思っている方に、相手のこころに突き刺さってつがることが出来る名刺をお届けしていきたいですね。