こんにちはーー(^^♪
先日、奈良県にある信貴山・朝護孫子寺に初めてお参りさせていただきました。朝護孫子寺は、学業成就、金運向上のパワースポットとして有名です。お寺内には、あちらこちらに 🐅 を見つけることができます。
朝護孫子寺は、聖徳太子が物部守屋を討伐する際に毘沙門天が現れ戦勝の秘法を授け、無事勝利を収めた云われているお寺です。
この毘沙門天王が現れたのが寅年・寅日・寅の刻。
毘沙門天王の御加護に感謝を込めて建立された朝護孫子寺では 🐅 だらけというわけです。そして 🐯 は、毘沙門天王のつかいでも有名です。
お寺のいたるところに 寅 (🐯)を見つけることができます。
ご祈祷をしていただいた千手院のご住職さんがご住職さんが、どのくらいいるか、数えてみたらいかがですか? と、このお寺の楽しみ方を教えていただきました。
実は、寅は『 眷属(けんぞく) 』と言って
毘沙門天王のつかいなのです。
眷属というのは、神様の使者で、その神様に関連する動物を示すことが多いです。
たとえば・・・
● ニワトリ:天の岩屋戸事件の長鳴鳥(ながなきとり)伊勢神宮
●ハト:宇佐八幡からの分霊の時に、舟のマストに金鳩が出現 石清水八幡宮
● カラス:神武天皇東征の時に、険路で3本足の大烏が先導 熊野大社
● カメ: 近くにある亀尾山にちなむ 松尾大社
とググっていくと、ネットで眷属のお話しを探すことができます。そこで本日のテーマです。
百足(むかで)が、毘沙門天王の眷属であるーー(^^♪
実は、ご祈祷していただいたご住職さんから
これも聞いたお話しなのですが・・・
7月3日(金)は『 毘沙門天王御出現記念大祭 』
だったそうです。この日には、毎年、ムカデが出現するそうで
今年は、ご住職さんが千住院の柱をのぼっていくムカデを見つけて、スマホで動画撮りしたそうです。
このムカデを『 初ムカデ 』!!
というそうです。
桜井識子さんの本が大好きでよく読んでいます。
桜井さんの本では、神様や眷属のお話しをきちんと紹介されているので、僕は、動物が眷属のお話しは、そんなに違和感はないのですが、ムカデが🐯と共に、毘沙門天王の使いであることには、お話しを聞いて驚きました(笑)
なので信貴山では、ムカデが出ることは吉祥ー!!
殺さず、逃がすーー(^^♪
とのことです(笑)
ムカデがどうして毘沙門天王の眷属であるのか?
ググってみると、いろいろな所以の説があるそうです。
● ムカデは百足と書かれる通り、足の多くある虫です。
お金を「おあし」と呼ぶこともあって、「おあし」が多くある百足は多くのお金を持つという意味があるそうで、金運向上につながる。
● ムカデは、足が足並みを揃えて動くことにちなみ、商売繁盛に大切な経営者とスタッフの足並みを揃えることにつながる。
● 昔、山師が使った鉱脈の隠語で、鉱脈は細長く続くことからムカデの形に通じる
などから眷属と云われているそうです。
ちなみに毘沙門天王が守護する方位が「北」ということで
ネズミ 🐭 も眷属との説もあるようです。
ご住職さんの寅と百足のお寺内の数のお話しではありませんが
こんなお話しを耳にしてお寺を散策するのと、お話しを知らず散策するのとでは、楽しみ方に大きな違いがあります。
ケイといろいろなところにデザインされている百足や寅を探しながら、歩くと、隠れミッキーを探せではありませんが、隠れムカデを探せ!! これは寅 🐯 より難しいです(笑)
お寺、神社は、こうやってこころが楽しい状態でお参りすると、願いが叶いやすくなるのです(笑)
ムカデと聞いて、僕が思い出したのが・・・
働き始めてしばらくして飼い始めたレッドアロワナの餌でした。
ムカデは、冷凍処理されていましたが、レッドアロワナの色上がりや良くなるということで、熱帯魚屋さんで購入しては、レッドアロワナに与えていたことをふと思い出しました。
今回、朝護孫子寺にお参りさせていただき、仏様の世界も掘り下げて考えていくと面白いお話しがたくさんあることに気づきました。特に今回のムカデの話しでも、デザインのコンセプトなどを作る時に参考につながる話しもあたっりして、楽しかったです。
そういえば・・・
ご住職さんから、仏像を見て、この方どなたかわかりますか?
ってたずねられた時に、背中に袋を背負っておられたので
「もしかしたら大黒天様ですか?」と伝えたら、正解でした(笑)この千住院におられる大黒天の仏像は、見る機会は少ないかもしれませんが、すごく男前です。ぜひ見る機会があれば、お手を合わせて、楽しんで下さい。
お寺も神社も楽しいことが満載なので、ワクワクしますね(笑)
今日も楽しい一日でありますようにーー(^^♪