お店に少し手を加えるだけで結果は?

Hola Todosーー(^^♪

日々、買物をしていて感じることがあります。
それは、販売促進の手法や売場の作り方が、僕がお店で勤務していた頃とほぼ変わっていないことです(笑)
いろいろなことが、時代の波に合わせて変化しているのに、お店の売場は、季節の変化はあるけど、売り方、売場の作り方、変化は、ほぼない。

想像するだけで、営業数字は苦しい状況だということがわかる。
数字が悪いということは、なかなか人が集まらない業種になってしまったってことです。

お店で目につく変化したところと言えば
セルフレジが広がっていることぐらいかな?(笑)
お店も企業だから、売上を確保していかなければならない。
セルフレジを拡大したからと言って、売上が上がるわけではない。

価格を安いまま維持しても
お店の粗利益は、原価が上がり続けているので、利幅が少なくなる一方で、経費、人件費などを考えると差益率は、さらに下がっているのではないでしょうか?

こんな時だからこそ
時代にそくした投資も必要だけど、その投資は、人を減らすことにつながる投資なので、お店に勤めている人は、将来性を考えておいたほうがいい。

少し横道にそれるけど

お店で販売の経験、売場の管理をしたからと言って
次の転職の時に、実績が生きてくるかというと、生きてこないので

次のステップに向けて
資格を取得したり、学びを深めた方が、突然の時に、あたふたしなくていい!!

僕は、別の仕事のスキルを身につけたくて、早期退職を選択したけど、お店の経験は、採用の対象にはまったく評価されませんでした。

逆に進められたのが、フランチャイズのオーナーでした(笑)

春の季節の野菜は、エネルギーのある旬の野菜ばかり!!

お店で買物をしながら、商品を見ていると
いろいろなモノが値上がりして、どこのお店でも、訴求されているのは「価格」!!

毎日、安い!!

安いことは、僕たち消費者にとっていいことなのですが
お店の方は、少し考えてほしいのは、商品はいろいろ並んでいるけど、たとえばこれから売場に並ぶ

「ふきのとう」「こごみ」「ぜんまい」「わらび」などの
春の旬の野菜、どこのお店でも、量の差、フェイスの差はあるけど、お店の棚に並びます。
食材の料理の仕方を知らない人が多い。
特に若い人は、ほぼ知らないのではないでしょうか?

なぜかというと
家庭で調理されて、食卓に並んだことがないから!!

調理されて食べた経験がなければ
ショッピングかごに商品は入れない(笑)

こんな春の旬野菜のような商品は、他の商品でも多い。

僕がお店の売場を作っていた頃は

商品のシズル感を出すために
コトPOPが多かった。

調理の仕方、商品の使い方、商品の機能などそんなPOPが多かった。少し考えてみると、そんなPOPをつけても、売上が変わらないので、いつの間にか、衰退してしまったのかもしれない。

いろいろなモノが上がり続けている中で、価格を安く提供していただけるのは、ありがたいこと。
しかし企業の利益がすれすれのような状態で、経営していると、何かあった時に、経営状態は、さらに苦しくなる。

お客さまも、先行きが読めないので
財布のひもがゆるんで量が売れるわけでもない時代。

こんな時代だからこそ

質の高いものを届ける
売場作りが大切!!

たとえば売場に入ってすぐのお店のポイント!!
一番重要なポイントだけど、たいていのスーパーでは、この場所が、買い物カート、ショッピングかご置き場になっている。
スタッフが少ないこともあるだろうけど、お客さまに動機づけできないまま、お店の売場で買物をされるので、さらに知らないものは買わない。

そして大手メーカーのような信用できるブランドの商品しか購入しない。コロナ対策も緩和されてくるので、お店の入り口での演出、販売は考えた方がいい。

コロナの感染予防規制もあったので
お店でもいろいろなことが規制されてきた後遺症が今の売場にある。ただ現在でも、コロナが流行り始めた頃より、感染者数は、抜群に多いことは、注意を払っておかなければいけないポイントだ。

一番、単的なことは、会社の看板は違うのに
売場の作りが、金太郎あめのように、どこも同じ商品を並べて
しかも価格も同じ。

もし売上を上げたいなら

お店の差別化を考えることが大切!!
他のお店と同じことをやっていても
伸びない!!

奈良の肉屋さんで、立地も今一つの立地にお店を構えていて
お店の前を通りかかれば、いつも駐車場はいっぱいというお店がる。まったくお店の名前も知らなかったのですが
友達から「あのお店のお肉、すごくおいしいよ」って教えてもらいました。これが口コミですね(笑)

興味があったので、お店に立ち寄ってのぞいてみると
価格は安くないけど、ブランド牛などを扱っていて、お肉の品揃えは、ぜんぜん違っているお店。

手作りされたハンバーグのネタなど買って帰って、調理してみると、ハンバーグの肉汁もしっかり出て、すごくおいしかった。
このお店のように、これからの時代は、競合他社の価格を気にしてお店作りするより

ターゲット層を決めて
商品を品揃えして、お店作りをした方がお店の売上は、上がるということ!!

ターゲット層を決めると、その層のお客さましか利用してくれないかというと、口コミで、そのターゲット層から少し外れているお客さまも利用されます。

大切なことは、価格より自分のお店のお客さまをしっかり決めること!!

それが最終的には、差別化につながります。

Gracias en Amigo