失敗することはダメなことですか?

こんにちは~ ♬
売り切る売場仕掛人 匠(たくちゃん)です。

会社の若いスタッフを見ていてよく感じることがある。
日頃、こなしているレギュラー業務は進んでする。
でも新しく依頼された新規の業務をお願いするとこころの中に不安が広がるのか、一歩引かれることだ。

当然、新しい業務だから失敗しないことがベスト。
どうしても失敗しないように業務すると普通のデザインができる。やっぱお客様にお届けするデザインは、お客様が驚いて、感動するものを届けたい。
お客様の描いているデザインを初回からドンズバを提案できればベストだけど・・・?

プロ野球のバッターでも3割打てば、一流バッターの仲間入りする。あとの7割はというと、三振もすれば、凡打もあるわけだ。
僕も野球をしていたので思うことだが、

「 3割というライン」

が、チャレンジしながら技術力を上げる人と上げない人の分岐点ではないかと感じる。

当社の仕事でも、日頃メインのレギュラーの仕事で、失敗をしていたら、お客様にもご迷惑を掛ける。困ったものだ。
でも新規の業務は、会社として新しいことに取り組むわけだから

「できません」!!

と言うより、

「チャレンジしてみます」!!

って一歩踏み出すための準備してみない?
新しいことを経験をすれば、業務中にもいろいろな経験して、次の扉が開いていくものでは?

僕は、失敗しながらチャレンジする人が好きだ。
もしかしたら、チャレンジしない人の方が、今は増えているんじゃないだろうか?

失敗を糧にすれば、ステップアップしていく。

会社にとって失敗しないことは、とてもありがたいこと。
でもデザインの仕事をしているので、新しいことは、試行錯誤しながら業務をこなしていく。

僕も大手スーパーに入社して、新入生の頃は、不安でしょうがなかった。どうしてかというと入社したら、上に直属の上司はおられたが、指導もほとんどなく、いきなり日用消耗品売場を担当した。商品を仕入れる方法も知らないのに、全部やっていけと言う体制だった。僕の場合、この時の経験が、今も生きている。

自分で業界誌を買って勉強して、周りのお店も人一倍見て回った。

そんな経験を若い方に伝えるが・・・
初めは、取り組んでみるのだが、少し時間が経って「どうだ」と聞いてみると、続いていないことが多い。

新しいことへの取り組みの分岐点は

「興味があるか、ないか」

って感じ。自分から興味を持ってこなすことはなく、興味が薄くなればやらない。

僕は新入生の時の経験が、今も生きている。
まず一歩踏み出すことのこわさも知っているし、大切さがわかっている。初めから何かを達成するために、ノウハウを持っている人っていないんじゃないかな?

だから今できることから、何でもチャレンジすればいい!!

当然、初めから取り組みのノウハウもないわけだから、失敗するのは計画に組み入れる。でもなぜ失敗したか考えると、ステップアップしたノウハウが見つかる。

チャレンジを繰り返せば、チャレンジした回数だけ経験とノウハウが身につくのです。

● 失敗には、二つあると思うのです。

ひとつはチャレンジする前から「できない」と思うこと。
そして一回やってみて、失敗してあきらめてしまうこと。

もうひとつは、失敗しながらも、あきらめずチャレンジする失敗。

世の中の成功した人は、挫折や失敗を何度も経験して、成功をおさめて名前を残している。そんなことを考えると、そこには、きっと

『 夢 』!!

があるんじゃないかな?
経営者も夢を絶えず描いているから、伸びていける。
失敗しながら、夢に近づけばいい。

だからチャレンジして失敗を繰り返して、次のステップを考える。失敗することはいいことだ。
そうすることで、企業、個人としても成長していける。

一番ダメな失敗は、勝手に「あきらめて」放置することだ。
こうならないように日々、笑顔で過ごしたいものだ。

今週もみなさんに笑顔があふれる一週間になりますように (笑)