大阪の中心に・・・新鮮な魚が並ぶ漁港?!

先週末に、大阪の中心に漁港がオープンしたと大阪版のローカルニュースで、映像報道されていました。
ニュースを見て、興味もあったし・・・
どれだけの人が知っておられるか? わかりませんが・・・?
40年前、内山田洋とクールファイブでヒットした「中の島ブルース」という大阪のど真ん中のビジネス街や官公庁が並ぶ街・・・「中之島」に漁港がオープンしたとのことで、興味津々どんな感じか? 見に行ってきました。

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この中之島漁港は、「イベントから日常へ」 を合言葉に、大阪の水辺の空間を活性化する活動を行っている 一般社団法人水都大阪パートナーズが、民間企業の株式会社フィッシャーマンズマーケットの協力で開業を実現されたようです。
中之島漁港は、日本各地の漁場より新鮮な旬の魚介を「活きたまま」仕入、お客様に販売することを目指されているようです。

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場所は、大阪市中央市場が安治川をはさんで対岸に見える位置でしたが、ニュースなどでは、オープンセールで、けっこうお客様も興味があって多く来られているような報道がされていました。

ただ行ってみると・・・
「え!!」っと思う場所でした。

周りは、工場に囲まれていて、中之島の再開発の一環でオープンしたという感じで、この中之島漁港単体での集客は、難しいだろうなぁ? って感じました。

それは、
①立地戦略
地下鉄・千日前線・阿波座駅が最寄りの交通機関のようで15分くらい歩きますが、私自身方向音痴ということもあり、工場に囲まれた一角なので、わかりにくい場所にオープンされていました。
そのような場所にオープンされれば、誘導告知の必要性 を感じるのですが、誘導告知もされていないので、場所がわかりにくい感じがしました。

②販売所のシズル感
販売所は、画像のような大型の「いけす」が設置され、いけす内は、魚が泳いでいるのですが、ニュースでは、水族館のようなイメージで報道されていたのですが、行ってみると、土日によく売れたのでしょうか?
二つほどのいけすが空っぽだったのと魚種も代表的な魚が主だったので、ニュースの報道のような水族館のイメージで行くと、ちょっと違うと感じました。
この販売所は、単体で出店されているので、お客様は比較することができず、いけすに「○○○産あじ」「○○○産鯛」などの産地表示の告知がないので、産地表示、魚のレシピなどの告知した方がシズル感も出て、人気も出るのではないか? と思いました。

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またその場で、新鮮な魚を食べれる「中之島みなと食堂」が設置され、浜焼きで楽しめるBBQ場も設置されています。
食事をするところは、建物内でもないので、まだ気温の低いこの時期、昼はそれぞれおいしい料理を楽しめても、夜は、営業時間が22時までとなっているのですが、季節柄この時期は、難しいと思いますが・・・おいしそうなメニューが並んでいました。
昼メニュー、夜メニューなど、違うメニューがあれば、楽しめそうですね。

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ぶっかけ漁師丼、海鮮丼などおいしそうですが、加熱料理ではないので、まだ時期的に寒いかな? 漁師汁は、安くおいしそうですが、食堂の総座席数が、どれだけあるのか? わかりませんが、今日でもけっこうのお客様が待っておられました。

この立地で、この料理でお客様を集客できるか?
やはり疑問は、あります。そんなことを感じましたが・・・今後、大阪が元気になってほしいので、成功を楽しみにしたいですね。

大阪中之島漁港関連HP
http://www.suito-osaka.jp/fishingport.html

今日も長々としたお話しにお付き合いいただきありがとうございました。
明日も楽しい一日でありますように・・・
感謝〜 (^^ ♪