最近、ふと考える事があります。
「自分は、このままでいいのかな?」 って・・・
そんな時に、お世話になっている方から 個人の「ドリームボード」を作って、デザインしてくれないか? というご相談を受けました。
「ドリームボード」って、何?
ドリームボードは、自分が、たとえば来年は、こうなっていたい。
再来年は、こうなっていたいという思いを、年ごとに記入して、大晦日にでも、今年の自分はどうだったのか? 確認するような表です。
初め、その話をお伺いした時に 「なるほど!!」 と思いました。
毎日、バタバタ働いて、 「自分は、将来こうなりたい」 という思いはあるものの、実際、チェックすることなどありませんでした。今の若いメンバーなどは、そんな人生に対する思いもなく、毎日を過ごしている人もいます。
目標は、アバウトでいいので、 「どうすればいいか?」 身近なところから行動目標を立てていけば、いいと思います。
そうすれば、言えることは、確実にレベルアップ していきます。それは目標を達成するために、自分の足りない部分に気づいたり、現時点でやらなければいけばいことに目が向くからです。 現時点というのは、年ごとに目標を記入していくので、今年は、このステップまで自分を高めようという目標が設定されているからです。
なぜアバウトか? というと、誰でもそうだと思うのですが、目標を立てる時にガチガチにしていると少しコースの達成が困難だった時に、モチベーションが下がってしまうからです。またあまりにも高い目標を立てると 「絶対ムリ」ということにもなってしまいます。 だからふところが深く、程々な目標の立て方をしていれば、少々のことでも、モチベーションが下がらず、目標のクリアに向けて、邁進して行けます。
それが積み重なっていけば、自分が描いている自分像に近づいて行ける、こんな表があれば便利だと思いませんか?
自分の人生・・・どうなりたいですか?
仕事でも今年は、ここのレベルまでやっておこうという目標を立てておけば、マンネリになることもないでしょうし・・・ 確実にレベルアップにつながっていくものだと思います。
ドリームボードを作れば、自分の歴史 「自分史」 を作ることもできます。目標に向けて、自分自身で、ロールプレイングゲームをしているわけですから、振り返ってみれば、楽しい自分史が完成するかもしれません。
普段、時間に任せて、何気なく過ごしているわけでもなく、目標を立てることで、自分が目標に対して、どのレベルまできているか? セルフチェックも行うので、記憶も鮮明でしょう・・・
目標に向け、学校の勉強のように 「何が、正解!!」 ってわけでもなく、自分が目標に向けて行動してきたことに目を向ければ、自分自身がこれだけレベルアップしたということがわかるのではないでしょうか?
それって・・・うれしくないですか?
自分を知るってことは、私はとてもうれしいことだと思います。
よく面接などで、客観的に自分を表現する質問で・・・
「あなたは、動物にたとえると何ですか?」という質問があります。
私もよくこの質問を面接でしますが、けっこう戸惑う方が多いです。私は動物名を言われたあとに 「どうして○○○○○ですか?」 と聞きます。やはり自分自身をわかっている方は、戸惑うこともなく、きちんと答えられます。
またそんな方は・・・入社されてからも、自発的に・・・
「目的達成のために、こんなキャリアやスキルが必要だな」
「そのためにこれをやって、これを調べておこう」
と今、やらなければならないことをきちんとこなしてきます。
そんな目標達成のために 「ドリームボード」を作ってみるのも、自分の歩んできた道を再確認するのにいいかもしれません。
今日も長々とお話しにお付き合いいただきありがとうございます。