一年ぶりに出雲大社を訪れました。
大阪からでも道路の整備が進んで、車で4時間で来れるのは、とてもありがたい環境になったなぁ? と思います。出雲の国は、数多くの神話が伝えられています。また時間があれば、その地を訪れて、風を感じたいなぁ? と思います。
出雲ICを出ると、出雲大社までは、誘導看板通り進めばたどりつける道が伸びているので、間違うことなく、方向音痴の私でもたどりつきました。まず迎えてくれたのは、真っ白な大きな鳥居でした。
その鳥居を入っていくと、左右にお土産物屋さんや飲食屋さんが連なっており、今回、ひとつの目的があったので、お参りしてから歩いてみようと思いました。
真っ直ぐに進んでいくと、出雲大社の入口の木製の鳥居が、交差点の向こうに目に入ってきました。
現在は 「いづもたいしゃ」 と呼ばれているのですが、古代より 「杵築大社 (きづきたいしゃ、きづきのおおやしろ)」 と呼ばれていたそうです。1871年に 現在の「出雲大社」 と改称したそうです。
正式名称は・・・
「いづもおおやしろ」
だそうで、一般的に 「いづもたいしゃ」 と読ませていただいている名称とは異なるようなので、覚えておきたいものです。
でも古代から呼ばれている 「きづきのおおやしろ」 という呼称は、現在の出雲大社の位置づけを考えると、勝手な思いですが、「何かに気づかせてくれる社」 なんじゃないのかな? って思います。
この出雲大社の拝礼作法で気をつけなければならないのは・・・
「二拝四拍手一拝」
なのです。どうして 二拝四拍手一拝なのか? は、また調べたいと思いますが、拝礼する際に、ガイドさんが 「みなさん出雲大社は、二拝四拍手一拝で、拝礼お願いします」 と、大きな声でお話しされているのが、もっと別の場でしてほしいなぁ? って感じました。
拝殿の拝礼には、ツアー客や修学旅行生などがおられれば、すごい混雑していましたが、その波を避けるようにして、歩いていくとスムーズにゆっくり拝礼することができました。
やはり後ろからつつかれるのは、イヤですし、出雲大社には、
「こころを調和させて、リセットしたい」
と思ってきたわけですから、イライラしているとせっかくの目的とズレてしまいます。そんな方が多かったのではないでしょうか?
でも拍手も響き、気持ちがいいところです。
そして御本殿の八足門で、再度、拝礼して、御本殿の周囲を道なりに、今までは歩いたことがなかったのですが、歩いていくと、本殿の裏側に白うさぎさんとりすさんが、お祈りしていました。
今まで足を運んだことがなかったので 「おっ、かわいい」 と感じました。御本殿の裏でも拝礼させていただき、歩を進めていくと、またまた知らなかったことが・・・・
「 祭神大國主大神のお鎮まりなる御本殿の正面は南向きですが殿内の御神座は西向きとなっています。
昔よりご参拝の皆様は大神様に向い合い御神座正面から拝しております。
先づ御本殿正面で御拝礼の後、瑞垣に沿って摂末社を参拝され、御神座正面に当たる此の場所より再度心を込め拝礼なさいます。
どうぞ御拝礼下さいませ。
出雲大社 」
と書かれた案内がありました。
今までお参りさせていただいたのですが、こちらでは拝礼したことがなかったので、これからはきちんとしないとなぁ? と思いました。
まだまだ知らないことがたくさんありそうな感じがしましたが、やはり出雲大社は、歴史も神話もあるところですから、こころの中で、そんな思いがあるので、ちょっと違うなぁ? と感じました。
また御神座の西向きから拝礼した時は、facebookの稲佐の浜のところでも記しましたが、全身鳥肌が立つ状態で、正面で拝礼した時と少し違う感じがしました。
今日も長々と記しましたが、何度行っても、発見があるので、出雲大社はおすすめです。