こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。
今日もシトシト雨が降っている。
梅雨だなぁー?!
梅雨ってムシムシしているからイヤがる人も多い。
でも梅雨があるから、育つ植物があったり、梅雨がなると元気になる生き物もいる。
日本という国には、「春夏秋冬」の四季があるから、いろいろな楽しみが出来ると考えれば、趣深い楽しみがいっぱいある。(笑)
最近は、仕事バタバタ・・・
家の引っ越しなどもあって、バタバタ・・・
忙しい時は、カラダは疲れているものの
テンションマックスなので、あっという間に七月を迎えたって感じです。
梅雨入りと共に、少しブログの更新に間が開いてしまいました。
『すいませんーー!!』
更新できていないのに、過去のブログ記事を見に来ていただき、感謝です。
『ありがとうーー!!』
今回、ニックネームを「らお」➡「オーパ!」に改名しました。
そんなことをお話ししようっと (笑)
ニックネームを「オーパ!」に改名したと伝えると
「ファッション専門店のオーパか?」 と必ず言われます。
開高健の「オーパ!」知っている人がほんと少なくなった。
開高健を知る人も少なくなった。
話していて・・・
『え』!!
知らないの? お話しをして感じることが多かった。
私にとって、開高健は偉大な人。
開高健と言えば・・・?!
学生時代に、書かれたエッセー集をよく読んでいました。
「歯に衣を着せぬ」本音でしゃべる人で大好きでした。
特に「釣り」「食」関係の本は、文面表現を楽しんだ。
開高健は、サントリーの前身・寿屋時代にコピーを作成していたので文章の見せ方、写真の見せ方に引かれた。
特に大型紀行本の『魚の写真』には衝撃を受けた。
オーパ!の話しをしながら、開高健を知らない人と出会うと、ちょっと寂しいなぁーー?!
でも時代がそれだけ経過したということなんだろう。
『オーパ!』が本屋さんの店頭に並んだのは、1978年
小さい頃から熱帯魚を飼っていた私は・・・
この本の表紙の「ブラックピラニア」の歯の鋭い画像を見た時、絶対、買うねん!! と表紙の写真で、すごい迫力に衝撃を受けました。
当時、アクアマガジンは2誌あって、購入しては読んでいたのですが、こんな写真は見なかった。
今もって、この本は大切に持っていますが、本の中の高橋昇さんの写真。それと開高健さんのエッセー。
この本で、熱帯魚飼育にさらに深みはまっていきました。
というより大型古代魚の飼育にはまった。
と言った方が、伝わりやすいかな(笑)
そしてこの本が開高健さんとの初遭遇でした。
この本に出会うまでは、本で紹介されていた知らない魚がいっぱいあった。
たとえば・・・ピラルクーなんて知らなかった。
この世の中に、こんな淡水魚がいるんだ。
それも淡水魚で、人間より大きくなる。
いつか飼ってみたいと感じました。
アマゾン川では、4m~5mサイズのピラルクーがいるそうです。
ピラルクーも乱獲されて、現在は、ワシントン条約での保護動物に指定されているのですが、時々、幼魚がアクアショップに並びます。
家庭では、よほどの水槽施設環境がないと飼育できないことがわかっているのですが・・・
ピラルクー LOVE!!
なのです。アクアショップで姿を見ると買ってしまう。
七代目ピラルクーを飼育していましたが、引っ越しと共に手放していまいました。
この本を購入してから、世界中の大型魚を飼いました。
大型なので、余程のことがないと病気をすることもなかったのですが、このピラルクーだけは成長が早い。
アクアショップのおじさんに、ピラルクーは、水槽の大きさに合わせて大きくなるから、90cmくらいでも大丈夫だよと言われて飼ったのが一番初め。
数カ月もするともう飼育無理となったのが初代。
でもこの魚には憧れがあって、七代も飼ってしまった。
でも好きなモノは好き。いつか水槽設備を準備して飼ってみたい。
ピラルクー飼育で注意しなければならないのは、水槽からの飛び出しだけ。蓋には、しっかり重しをつけることです。
話しがもとに戻りますが・・・
「オーパ!」という本の上記写真で衝撃を受けた。
そして開高健さんの本との出会い。
ベトナム戦争の小説、エッセーでも、自分が現地で経験したことを基に小説やエッセーを書きあげられている。
開高健さんは、自ら『体験』したいろいろなジャンルのことを書かれているので、リアル感があるのです。
小説は、もとコピーライターの経験を生かした表現で書かれているので、学生当時はわかりにくかった。
でも今、読み直すと、すごい表現力だと感じます。
そんな小説を読みながら、今後の販促ツールのコピーワークに生かしていきたいなぁー(笑)
『オーパ!』は、驚き!!
驚きは「発見」なのです。
お店もピラルクーと同じで、育ってきた。
そして今まで培ってきた風土がある。
風土=スタッフの業務の地盤 になっているので、変えようと企画を考えても簡単に変わるわけがない。
あまり興味を示されない。
●売場の販促ツールもしかり・・・
こんな風に販促ツールを展開したら、アイキャッチ度が上がりますと説明しても・・・
販促ツール数を減らすと「寂しい」と言われる。
商品が目立つように陳列企画を考えても伝わらない。
だから安売りよりもっといい方法があるよねと伝えても、「安売り」が風土で、風土に合わせて会社が作られているから、伝わらない。
逆に、風土の上に、私の体験からこんなことできるよね。
と伝えてあげた方が、きっと伝わりやすいんだと考えました。
私が、一冊の本で衝撃を受けて、大好きな世界中の熱帯魚を飼ったように『オーパ!』と叫びながら、売り切る売場の仕掛けを伝えていきたい。
また釣りはいろんなことを、教えてくれる。
年を重ねるにつれ、何でも解ったフリ、知ったフリをして、感動することが少なくなる。
子供のころのような純真(素直)さを、時々取り戻せる本。
開高健さんのオーパ!シリーズを見てるとそんな気分になる。
現在は、文庫で出版されています。まさしくオーパ!の連続を感じてみて下さい。
少し間が開いてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
たいがいの熱帯魚の大型魚は飼育したので、そんなこともお伝えしていきたいですね。