「まる」「さんかく」「しかく」って・・・?

こんにちは~ ♬
パワスポ社長 匠(たくちゃん)です。

今日は、紅葉を楽しもうと京都に行ってきました。
途中、Instagramを使用したりして、近況を投稿しましたが、便利なアプリですね。

今日は、京都の北区鷹峯の方に足を運びました。
JRの紅葉のコマーシャルで有名な京都の「源光庵」に行きましたので、禅の世界観についてお話をさせていただこうと思います。
源光庵の紅葉には、まだ早かったですが・・・
JRのポスターで「紅葉が、宇宙や人生の話しになってしまうとはね。」とコピーがついているように、丸い窓、四角い窓から見る、木々の配置は、紅葉をしていなくても、すばらしいモノでし
た。

盛秋_源光庵

庵内は、撮影禁止でしたので、JRのポスターの画像を転用させていただきますが、ポスターのような紅葉は、来週くらいではないかな?って感じ、多少残念でしたが、画像のように素晴らしい状態になるんだろうな?って感じました。

この丸窓、四角窓って・・・何と思うのですが・・・
同じ京都の建仁寺には「まるさんかくしかくの庭」があります。

禅の世界で・・・
●「まる」は、宇宙そのものを表していると言われます。
「まる」はどこまでも欠けることのない、絶対的な真理を意味しているようですが、まるは状況に応じて、変幻自在にその姿を変え、心のうちを表す。
逆に「まる」にとらわれた心では、「まる」を描くことは出来ないし、真理も見失ってしまうと言われています。

●「さんかく」は、足を組んで座禅をするとき、どっしりと腰をすえて、頭は天を衝きあげている状態を表している。と言われます。 これを「坐相」と言うそうです。

●「しかく」は、とらわれた心を表していると言われます。
例えば、私達は社会の「常識」という四角の中に囲まれて生きています。そこで悩み、人によって価値観の違う「常識」と言う観念に、がんじがらめにされながら生きにくい世の中だと嘆いている。
でもここから一歩、しかくの外に踏み出せば禅の世界に入ることが出来ると言われています。
禅の世界にここから入れという門はない。だからとにかく踏み出すが大切だと言うことだそうです。

IMG_4262

 

源光庵の丸い窓は「悟りの窓」といわれ、何事にもとらわれないおおらかな気持ちを「禅と円通」の心で表し、しかくい窓は「迷いの窓」といわれ、生きることや病、死ぬことなど日々のさまざまな苦しみの「人間の生涯」を表している。そうです。
源光庵の山門は、丸く形どった窓があり、参拝いただく方は、拒まないような大きな気持ちを表現しているような山門でした。目の前では、ススキが風にそよいでいてとてもいい感じでした。

毎日、こころの中に、何にもとらわれない 「まるい」 輪を描きながら、日々楽しく過ごしていきたいと思います。
まずは自分のこころに素直になること。

今日も長々と私の話しにお付き合いいただきありがとうございました。