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音楽を聞くとスッキリしませんか?

こんにちは~♪♪♪
アンディーンノア社長 伊藤です。

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一昨日、ライオンズクラブ例会で、「呼吸法について」学びました。
教えていただいた呼吸法は、教わってから活用させていただき、浅かった眠りも深くなって、楽になりました。
偶然にも、その日のfacebookに「ひと呼吸の間」について、チラっと投稿させていただきました。
ひと呼吸する時に、「ひとつの生命」があることについてお話しをさせていただきました。それから「呼吸」と言う私たちにとっては、当たり前の行為ですが、気になって、言志四録を読み進めていたら、言葉が出てきました。

● 一気息、一笑話も、皆楽なり。一挙手、一投足も、皆礼なり。 (言志録・78条)

吸って吐くと言う一つの呼吸、また人が笑い合って話すときも、みんな「音楽」 です。また手を動かしたり、一歩踏み出してからだを動かすことも、他を気遣って行う こころ」 です。

私もよく音楽を聞きますが、聞く音楽は、その時の気分に合わせて、曲を選択して聞くことが多いなぁ?って、この言葉を今回読んだ時に感じました。

「こころのリズムが、今、こうだから曲を合わせるのか?」 
「こころがこう変わりたいと思って、この曲を聞くのか?」

呼吸は、吸ったり吐いたりの繰り返しですが、そこには一定のリズムがあります。また話したりするのも、その時のこころに応じたリズムがあります。
音楽には、リズムと共に、曲調を上げたり下げたりする 「抑揚」 があります。抑揚に、緩急、強弱をつけることで、音楽ができます。

また 「話し方教室」「カラオケ教室」は、いかに抑揚をつけて、伝えたいことを相手に思いを伝えるか?

私たちにとって、日頃、何気なく聞いている「音楽」も呼吸同様、重要なんだと思いました。抑揚について考えれば、自分を表現して、相手に思いを伝える上で重要なことだと改めて感じました。

ちなみにゲーテは、海などの潮の満ち引きを 「地球の呼吸」 と表現されていたようで、あらためてゲーテはすごいなぁ?って感じました。
また偉人と言われる方は、やはりそれぞれの事象を、真理につなげて考えられている のだなぁ?って感じました。

 

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「一挙手、一投足も、皆礼なり。」という言葉の 「礼」 という言葉は、広い範囲では、 社会秩序を保ち、人間関係を円滑に維持するために守るべき、社会生活上の礼儀作法・制度」などを意味しますが、この言葉での 「礼」 は、相手に 敬意を表すために頭を下げたり、 謝意を表したりすることを言っておられるのだと思います。

手を動かして差し出したり、また一歩踏み出してからだを動かすのも、「相手」 があるからです。よく多くの人数で食事に行ったりして、テーブルで料理を手渡しで渡してあげたり、他の人が座りやすいように、イスや座布団を動かしたり、相手に気配りして行っていることです。

相手に感謝するこころや音楽は、共に人のこころをニュートラルにするものです。ニュートラルでいろいろな事象を見て行けば、間違った方向に進むことはないと私は考えます。

ライオンズクラブ例会で教わった呼吸法で、深く息を吸い、ゆっくり吐く方法で宇宙と対話しながら、人に迷惑を掛けず、またこころがくもっておらず、きちんと真理を貫いていきたいと思います。

今日も長々と私の話しにお付き合いいただき、ありがとうございました。
今日は、龍馬先生の近江屋事件のあった日で、あらためて感慨深い日でした。

「日本を今一度せんたくいたし申候」 by坂本龍馬

 


「まる」「さんかく」「しかく」って・・・?

こんにちは~ ♬
パワスポ社長 匠(たくちゃん)です。

今日は、紅葉を楽しもうと京都に行ってきました。
途中、Instagramを使用したりして、近況を投稿しましたが、便利なアプリですね。

今日は、京都の北区鷹峯の方に足を運びました。
JRの紅葉のコマーシャルで有名な京都の「源光庵」に行きましたので、禅の世界観についてお話をさせていただこうと思います。
源光庵の紅葉には、まだ早かったですが・・・
JRのポスターで「紅葉が、宇宙や人生の話しになってしまうとはね。」とコピーがついているように、丸い窓、四角い窓から見る、木々の配置は、紅葉をしていなくても、すばらしいモノでし
た。

盛秋_源光庵

庵内は、撮影禁止でしたので、JRのポスターの画像を転用させていただきますが、ポスターのような紅葉は、来週くらいではないかな?って感じ、多少残念でしたが、画像のように素晴らしい状態になるんだろうな?って感じました。

この丸窓、四角窓って・・・何と思うのですが・・・
同じ京都の建仁寺には「まるさんかくしかくの庭」があります。

禅の世界で・・・
●「まる」は、宇宙そのものを表していると言われます。
「まる」はどこまでも欠けることのない、絶対的な真理を意味しているようですが、まるは状況に応じて、変幻自在にその姿を変え、心のうちを表す。
逆に「まる」にとらわれた心では、「まる」を描くことは出来ないし、真理も見失ってしまうと言われています。

●「さんかく」は、足を組んで座禅をするとき、どっしりと腰をすえて、頭は天を衝きあげている状態を表している。と言われます。 これを「坐相」と言うそうです。

●「しかく」は、とらわれた心を表していると言われます。
例えば、私達は社会の「常識」という四角の中に囲まれて生きています。そこで悩み、人によって価値観の違う「常識」と言う観念に、がんじがらめにされながら生きにくい世の中だと嘆いている。
でもここから一歩、しかくの外に踏み出せば禅の世界に入ることが出来ると言われています。
禅の世界にここから入れという門はない。だからとにかく踏み出すが大切だと言うことだそうです。

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源光庵の丸い窓は「悟りの窓」といわれ、何事にもとらわれないおおらかな気持ちを「禅と円通」の心で表し、しかくい窓は「迷いの窓」といわれ、生きることや病、死ぬことなど日々のさまざまな苦しみの「人間の生涯」を表している。そうです。
源光庵の山門は、丸く形どった窓があり、参拝いただく方は、拒まないような大きな気持ちを表現しているような山門でした。目の前では、ススキが風にそよいでいてとてもいい感じでした。

毎日、こころの中に、何にもとらわれない 「まるい」 輪を描きながら、日々楽しく過ごしていきたいと思います。
まずは自分のこころに素直になること。

今日も長々と私の話しにお付き合いいただきありがとうございました。


上善は水の如し。

こんにちは~!!
アンディーンノア社長 伊藤です。

今日は、お酒の話しではありませんが・・・

●「上善は水の如し。水は万物を利して争わず、衆人の悪(にく)むところに居る。故に道に幾(ちか)し。」 (老子)

~理想的な人生は、水のように逆らわず、いろいろなところに恩恵を与えながら、低いところへでも流れ、偉そうにすることもない。~

先週、貴船神社に行きました。
貴船神社は、水の神様で、先週のBLOGでもお話ししましたが、水について御神水の告知説明板に下記のように書かれていました。

・神水
一、自ら活動して他を働かしむるは水なり。
二、常に自ら進路を求めて止まさるは、水なり。
三、自ら清くして、他の汚水を洗い清濁、併せ容るるの量あるは水なり。
四、障害に逢い激しくその勢力を百倍するは水なり。
五、洋々として大洋を充たし、発して蒸気となり雲となり雪と変し、霧と化し疑っては玲ろうたる鏡となる。しかもその性を失わざるは水なり。

水は丸い器に入れれば、丸くなり、四角い器に入れれば、四角になります。普段、目にする水って・・・柔軟で謙虚で、気にも留めないモノですが、今年も集中豪雨などで、いろいろな問題が机上しましたが、時に、思いもよらないようなすごい力を発揮します。
川の急流などでは、大きな岩を少しづつ変形させるような力もあります。

何もしていないように見えますが、貴船神社の周辺の山々からあふれてくる水は、万物の生命を生かし、人ののどを潤し、かつ時には、水蒸気となり、その姿をその場、その時に応じて、自由自在に変えています。

と言うように、普段、お世話になっている「水」のことを考えれば、あらためてすごいと感じます。だから老子は、「上善如水」と言ったのでしょう。

ちょっと横道にそれますが、「上善如水」のお酒は、私は、大好きなフルーティな味で大好きなお酒のひとつです。

一時、問題なった時は、存続を気にした。でも、現在でも販売されているので、問題を改善して販売されているのだなぁ?と考えます。やはり偽装は、いけないことだと思います。

どんな時も、水のように透明な素直なこころで、過ごしたいと思います。

水と同じように こころが 「無」 になれるところに、私は、お寺の庭 が上げられます。この年になって、お寺の庭に少しだけ興味が出てきています。また、有名なお寺の庭のデザインされた方はすごいなぁ? っていつも感動します。
お寺の庭は、初めは、「この庭は、何を表現したくて、この配置にしているのかな?」 って・・・考えながら、私は、庭を見るようにしています。
いろいろな本には、説明書きが掲載されていますが、それを読んで、庭を見ると変な先入観ができますので、まずは何も見ずに、お寺の庭の全体感を把握して、それぞれの配置を見ます。

その時って・・・

無になって、お寺の庭の世界に入っていきます。
そして感動します。思わず、涙があふれてくることもあります。
この年になって、庭の良さが少しだけ理解できる経験をするとは思ってもみなかったですし、今まで庭にはあまり興味がなかったことがもったいないなぁ? って感じます。

明日は、東京出張!!
東京のセミナーで、会社のメンバーみんながまとめてくれた資料をセミナーで発表する機会を得ました。
頑張ってこようと思います。

今日も長々と私の話しにお付き合いいただきありがとうございます。
今日の画像は、「床もみじ」で有名な実相院の庭です。
「床もみじ」は撮影禁止なので、撮影はできませんが、実にすばらしいものでした。
今週、紅葉が進めば、何とも言えない素晴らしいものが見れるのではないでしょうか?私が、先週、行った時は、もみじの葉は、青かったですが、「趣」があってよかったです。

 


年甲斐もなく恥をかいてしまった (^^)

こんにちは~!!
アンディーンノア社長 伊藤です。

明日は、雨模様のようで、気温が低下しそうです。
来週は、紅葉が一層進んで・・・ 人工的に作れない自然のコントラストを楽しめたらいいですね。ただ北風が吹いて、一気に散らないでほしいなぁ?

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さて、今日は・・・
● 「立志の功は、恥を知るを以て要と為す。」 (言志録・7条)
~目標や志を立てて成功するには、恥をかく経験をすることが好ましい~
と言うことです。

人前で恥をかくことって、言葉の通り「失敗すれば、恥ずかしい」ので、できれば避けたいし、イヤなものです。
でも、この言葉は年相応のものと失敗した内容的なことがあると考えます。私のような年を食った立場の人間が、初歩的なミスをしていたのではいけません。

でも、今日やってしまいました。
その反省も含めて、今日はこの言葉についてお話をすることにしました。ほんとうに初歩的な失敗をしてしまいました。

ほんとうに恥ずかしい失敗ですので・・・
ご迷惑をお掛けしたみなさんには、この場を借りて、

「すいません」 と謝罪いたします。

実は、起業して4年目に入った事もあり、会社の名刺を、ミニ会社情報付名刺に変えさせていただきました。
この名刺は、はあいさつの時に、お渡しする際に評判がよく、お客様からなるほどとも言われました。

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初めにお話しさせていただいたように、今日、わかったのは、私の名刺の携帯番号が間違って印刷されていたのです。
出来上がったものを最終きちんとチェックをせず、あいさつでお配りしていた。

「もっときちんとチェックしなさい」
「会社のトップがこれでは・・・」

いろいろ思われる方があると思いますが、失敗は失敗・・・ もう多くの方にあいさつでお配りしているわけですから。

でも以前、言志録の言葉でお話しさせていただいたように、もう過ぎ去った過去にこだわっていても、時間が戻ってくるわけではありませんし、現在、どうしていくか? です。
失敗ですから、きちんとご迷惑をお掛けした方に謝罪させていただき、すぐに修正した名刺を作る手配を行いました。
ただ、前回の名刺の改善点もありましたので、改善して作るようメンバーにお願いしました。逆に、私の名刺は、改善点を含んで修正して作りますので、現状を打破して、作るので、一歩進んだことになります。

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やはり年相応の失敗があると思います。
ただ当社のメンバーのように若い方が多い会社は、社長やトップの方はたいへんかもしれませんが・・・

「失敗は、青春の特権」 だと私は、考えます。

 若い時に、いろいろな失敗を経験した人ほど、私のように年を取った時に、成功すると考えるからです。若いうちは、余程、大きな失敗でない限り、やり直しがきいて、それが成長の肥やしになるからです。

逆に、大きな失敗もせず、風の吹くままに過ごしてきた人は、私はどうかな?って思います。
当社のメンバーは、経営者の私が、わがままなので、今まで経験したことがない苦労しています。だからこの会社が、デザインひとつの業務にしてもいろいろな可能性を膨らましながら伸びてきて、グラフィックデザインだけでなく、いろいろなデザインが出来ます。
また販売促進企画もKJ法を活用しながら、立てれるようになってきています。

「私は、そんなメンバーが宝物です。」

 

若いからまだいろいろな失敗をするでしょう。
でも前向きなら、私はいいと思います。
メンバーの可能性を、失敗の数だけ、伸ばしていく事を喜びに感じたいですね。

逆に、私は、年を食っているので、失敗を最低限に抑える努力をしていかなければならないですね。

今日も長々と私の話しにお付き合いいただきありがとうございました。
明日は、天気も悪そうなので、ゆっくりして下さい。 (^^)


2014紅葉~鞍馬・貴船編 -2

こんにちは~!!
アンディーンノア社長 伊藤です。

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今日は、昨日に続き、鞍馬・貴船の2日目、「貴船神社」編です。
鞍馬山を「よいしょ、よいしょ」と言いながら、下りてきて、すぐのところに貴船川のせせらぎが聞こえます。
川の流れる音が、ほんとうにこころに染み入ります。
また川沿いのもみじは、紅葉が進んでいました。
しばらく道なりに歩いていくと・・・

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よく紅葉ガイドなどでも紹介されている参道の階段が出てきます。
階段を上がったところが、貴船神社の本宮です。本宮の門をくぐって,
すぐのところに御神木の大きな大きな桂があります。

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 御神木の桂
「貴船は古くは「気生嶺」「気生根」とも言われ、大地のエネルギー「気」が「生」ずる「根」と言う意味で、現在の「貴船」と書かれるようになったようです。
この本宮の境内の樹齢約400年、高さ30mにもおよぶ桂の御神木は、根元から天に向かってのびのびと枝を伸ばしていているので、活力があふれているので、思わず手を合わして拝んでしまいました。
そんな木が多く、歩いていると目につきます。
 御神水
御祭神は、水の神様だけあって、本宮奥には御神水が沸き出ています。また若い女性が、水占(みずうら)みくじをしていて一喜一憂していました。おみくじは御神水にそっと浮かべると文字が浮かびあがるものでした。

・神水
一、自ら活動して他を働かしむるは水なり。
二、常に自ら進路を求めて止まさるは、水なり。
三、自ら清くして、他の汚水を洗い清濁、併せ容るるの量あるは水なり。
四、障害に逢い激しくその勢力を百倍するは水なり。
五、洋々として大洋を充たし、発して蒸気となり雲となり雪と変し、霧と化し疑っては玲ろうたる鏡となる。しかもその性を失わざるは水なり。

と御神水の前に説明書きがされていました。

貴船神社の周辺の道を歩いていると山から水が流れ落ちてくる姿が目につきます。見ていたら、いったいどこから流れてくるんだろうと不思議な気持ちになります。

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奥宮に向う途中、えんむすびの神様の貴船神社・結社があります。
境内には、上の画像の「天乃磐船」があります。
ここには和泉式部の歌碑もあり、若い女性が多く、参拝していました。
そして歩き進んでいくと、facebookで紹介させていただいた

「パワーをもらった相生の杉」

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私のfacebookページ  https://www.facebook.com/itoh01

が見えてきます。
その奥に貴船神社の奥宮があります。

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ここはほんとうに静かで、空気がとてもおいしいところでした。
元々は、ここが貴船神社の本宮で、度々の水害で、現在の本宮の位置に動かされたようです。

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そしてお宮の横に船形に石積みされている「御船形石」を見ることができます。この「御船形石」は、玉依姫御料の黄舟を、人目を忌みて小石で覆ったと伝う。航海する時に、この小石を戴き、携帯すれば、海上安全と云われているそうです。
私もぶら下がっている黄色い小石を戴いてきました。

貴船神社も歩いて、足は、普段の運動不足がたたって、今もってパンパンですが、こころは水のお蔭で洗浄されたと思います。

話が少し逸れてしまいますが、
私の会社の社名の由来をよく聞かれますが、
「アンディーン」(Undine)は、水を司る妖精です。
ノア(Noah)は、ノアの箱舟です。
起業した際、いろいろないきさつもあって、社名は、みんなに感謝しながら、進んでいける小舟を考えました。先導役が必要でしたので、水の妖精のアンディーンに守られて進んでいく、今までも決して平たんな道ではありませんでした。
いろいろな窮地もありましたが、メンバーのお蔭で4年目に入ることができました。ほんとうにありがたいことです。

今日も長々と私の話にお付き合いいただきありがとうございました。
明日も楽しく頑張りましょう!!

 


2014年紅葉~鞍馬・貴船編 -1

こんにちは~!!
アンディーンノア社長 伊藤です。

楽しみにしていた紅葉、まだ色づきにはちょっと早かったですが、行けました。たまにはタイトルテーマの「パワスポ」らしいお話をさせていただきたいと思います。
最近、お話を聞いていただいている方は、タイトルの「パワスポ」って? と思われると思いますので、久々に「パワスポ」について、簡単にお話をさせていただきます。
そんな大げさに構えてお話をすることでもないのですが、「パワスポ」って言うのは、パワースポットを短縮させていただいた言葉です。
パワースポットと言うのは、地球に点在する特別な“場”のこと で、 エネルギースポット、気場とも言われています。
パワースポットと言っても、口コミで広がったスポットもあると思いますが・・・ 私は、

その場でいるだけで、こころが調和して、自分自身とコミュニケーションがはかれて、一体感が得られるスポットだと考えています。
こころが楽しくなったり、すっきりして晴れ渡ったように真っ白になったり、特に、自然の素晴らしさにこころが震えて、素直に自分自身が表現できるところだと思います。

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今日は、京都の鞍馬・貴船に行きました。
鞍馬と言えば、「天狗」ですが、叡山電車・鞍馬駅出たところに、下記のような大きな天狗が、でーんと迎えてくれます。

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そして山門・・・歩いても行けるのですが、鞍馬山を歩きたかったので、ケーブルで上がりました。

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ケーブルで上がっていくと構内出たところに、多宝塔が見えます。
そしてしばらく参道を歩くと、本殿金堂が目の前に広がります。狛犬は鞍馬寺は、「虎」で、本尊である毘沙門天のお使いなのだそうです。
金堂の前には、facebookでご紹介した「金剛床」が広がっています。

私のfacebookページ https://www.facebook.com/itoh01

そして、翔雲壺から鞍馬の多少紅葉した山並みが見えます。
翔雲壺の説明書きに「鞍馬山は、北方守護の浄域である。守護授福のため、本尊ここに降臨ありて、はるか平安京をみそなわし給う。中央の板石は、本殿後方より出土したもので、平安時代より鞍馬寺に伝えられた妙法写経会の経巻を埋納した経塚の墓石である。板石の下から発掘された経塚遺物二百点余りがことごとく国宝と指定された。」そうです。

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ここから見る鞍馬の山々は、とてもきれいで、気持ちが良かったです。紅葉が進んでいれば、もっとよかったかもしれません。
来週くらいになれば、もっと進むのかな?

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金堂の横の道を上ったところに鐘楼があって鐘を突けます。
そこから先は本格的に山道になっていて、屏風坂の途中に義経公息次の水や上ったところに背比べ石がありました。

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そこから下って行くと、平泉で義経公が亡くなった後、この山に帰って来られたと言うことで、義経公を祀っている義経堂やしばらく歩くと魔王殿がありました。ここの魔王は金星出身と言い伝えがあります。

山全体がお寺なので、自然と調和しながら、楽しめます。
歩いている途中に大きな岩や朽木に広がっている苔など、ほんとうに自然を感じながら、山道を歩けます。
昔、この山を義経公が走り回っていたと言う思い、普段、運動不足であることを感じながら、楽しめました。
山を下りると、川のせせらぎの音が聞こえる貴船神社でした。

今日も長々と私の話にお付き合いいただきありがとうございました。
また明日、つづきの貴船神社についてお話をしようと思います。

 


「しまった!!あのときこうしておけばよかった。」と思わないために・・・?

こんにちは~♪♪♪
アンディーンノア社長 伊藤です。

今日も一段と冷え込みました。
冷え込むたびに、紅葉が楽しみになってきます。
思いっきり、日頃の事を忘れて、自然が織りなす「美」を楽しみたいものです。自然が作る何とも言えない微妙なコントラストは、いくら機械の性能が上がっても人為的に作るのは、難しいものです。

●昨の非を悔ゆる者は之れ有り、今の過(あやまち)を改むる者は鮮(すく)なし。(言志録・43)

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過去の失敗を悔やんで後悔・反省する人はいますが、現在おこなっていることの間違いをわかっているのに、改める人は少ない。

過去の失敗などにこだわっていつまでもテンションを下げている人って、よく見ますよね。きまって・・・慰めの

「気にするなよ!!」

って言葉を掛けたりするのですが・・・?

過去の終わったことにいつまでもこだわって、尾を引いていても、もう終わって結果が出ていることですから

「あの時こうしておけばよかった」
「あの時こう思ったのに、やっておけばこんなことなかった」
とか・・・考えれば、考えるほど、後悔が涌き出てきます。これはなんとかうまくやれなかったのか? と言う自己養護の「欲」だと思います。

でも、過去は終わって、結果の出ていることなのです。
後悔しても変わらないのです。

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佐藤一斉先生が話されているように・・・

今、道が間違っていれば、軌道修正すればいいわけです。

ただ、軌道修正は、自己否定することになりますので、自分自身を正当化するために、「まだ大丈夫」・・・ 時間がどんどん経過して軌道修正が遅れたりして、結果、失敗したという形につながる形になります。
たとえば業務でも流していれば、「これ・・・ちょっと違うなぁ?」 と感じることがあると思います。

そう思った時に・・・一度、考え直すことが必要です。
得てして、そのまま続けると失敗につながることが多いものです。

そんな時に出てくるのが・・・

「まぁ・・・いいか?」 と言う甘えです。

やはりこころが 「これ・・・ちょっと違うなぁ?」って投げかけてくれる声に反応して、軌道修正することを考えなければなりません。
「直感」
 ですかね。

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ただ軌道修正をするのもなかなか難しいと思いますが・・・
このまま続けたら、どんなことが起こるんだろうと考えてみるのも一案だと考えます。

私は、やはり会社を経営して、10数名の方と一緒に仕事をしていますので、この選択、業務の仕方をしていて大丈夫だろうか?ってよく考えます。
その時には・・・

「プラス要素」
「マイナス要素」

を考えます。
けっきょく、マイナス要素をプラス要素が上回れば、結果オーライなわけで、それぞれの要素のシフトや可能性の配分を考えます。そしてそれぞれの進め方を考えて、メンバーのみなさんに迷惑を掛けると判断すれば、「風林火山」の「風」のごとく軌道修正を行います。

ただ私の場合は、ひとりでは判断できないこともありますので、メンバーの声を極力聴くようにしています。

これに対して
「どうして・・・?」
ってよく聞きますが・・・?

個人の事は、個人で判断すればいいのですが、会社はみんなのモノだと言う私の考えから、よくテレビのドラマのようにワンマンでいるよりも、みんなで会社を作っていきたいと思うからです。

軌道修正は、常に「今」なんです。

今日も長々と私の話しにお付き合いいただきありがとうございました。
今日の画像は、一休和尚で有名な京田辺市の酬恩庵 一休寺です。
庭を見ていれば、こころ洗われますよ。


今年も師走が目前です。毎日、忙しいですか?

こんにちは~!!
(株)アンディーンノア社長 伊藤です。

めっきり冷え込んできました。
私の大好きな紅葉の季節が日を追うごとに近づいてくるので楽しみです。私の大好きなスポットは、京都の法然院の山門?です。
すごく侘び寂が感じられるので、毎年、必ず行っています。
今年は、どんな表情か? 楽しみです。

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相変わらず、毎日、言志四録を抱えて、読んでいます。
この本は、佐藤一斉さんがまとめられたものですが、当時は目新しい考え方だったのかもしれません。私は、この本に巡り合って読み進めていますが、ほんとうに役に立つ言葉ばかりで、毎日日々の仕事、生活、気持ちの持ち方に押さえておかなればならない言葉が語られているので読んでいます。
本屋さんでビジネス書を探していると、目新しい概念や言葉をアピールしている本に飛びつきやすいですが、この言志四録は、ほんとうに役に立つ言葉でまとめられています。

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さて今日は・・・
「又閑時を認めて以って実時と為す。宜(うべ)なり其の多忙なるや」(言志録31)

最近の人は、口ぐせのように忙しいと言います。しかし、実際行っている事を見ると、実際に必要なことは、十の中の一、二過ぎず、不必要なつまらない事が、十の中、八、九である。この不必要なつまらないものを、仕事だと思ってやっているのだから、忙しいのももっともなことです。ほんとうに何かしようと志を持っている人は、こんな穴にはまってはいけない。

と言うことを話されています。
私も「バタバタしてとか」「忙しくて・・・」と言うことをfacebookやメンバーとの話の中でよく使いますが、果たしてそれが言志録で言われているようによく考えないとほんとうに必要なことなのか?

と考えた時に・・・

「?」

ってならないようにこころがけなければなりません。

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そのために自分が実際行ったことを棚卸しして見る時もあったらいいのかな? って考えます。
たくさんの仕事をすれば、達成感や満足感もありますが、果たして、私がやらなければならないことなのか? 私とって必要なのか? を考えなければならないと改めて感じました。

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やはり会社の役割柄いろいろなことを大局的に見ながら、メンバーに指示をして、ノアの箱舟に乗船してくれているメンバーに満足を与えられるように頑張っていければいい。
それを私の天命と捉えるなら、新規拡大、拡大とパイを大きくする事ばかり考えず、しっかり根を張ることを考えていけば、違った観点が広がってきそうです。

逆に、忙しいと言いながらも無駄に流れている時間もありますので、時間の棚卸しをして、無駄な時間の流れを確認して省くことを考えて行けば時間の流れも変わるかもしれません。
時間を有効に使いながら、天命をまっとうする。

今、経営者として意思決定と言う重要なことをやっていかなければなりません。そのために今、行っている事を棚卸しして、自分がやっていかなければならないこととメンバーに任せて大丈夫なことを判断していきたいと思います。

これから猫の手も借りたいと言われる年末が目前ですが、しっかり、「忙しさ」の棚卸しをしていきたいと思います。

今日も長々と私の話しにお付き合いいただきありがとうございました。
今日の画像は、宮島の厳島神社です。

今日も楽しい一日を楽しんで下さいね。


ああ人生に涙あり!!

こんにちは~!!
アンディーンノア社長 伊藤です。

雨模様とニュースで聞いていたのですが、雨は思ったより降っていなくて、気温も少し高めの一日です。

●得意の時候は、最も当に退歩の工夫を著(つ)くべし。一時一事も亦(また)皆亢龍(みなこうりょう)有り。(言志録・44)

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思いが叶いうまくいっている時こそ、一歩下がる工夫を考えるべきである。「一時(いっとき)」と言う時間的な点、また行っている業務のひとつの事柄をとらえた点、頂上と言う点に上り詰めた時は、下るしかない。

と言うことについて、今日は話しをさせていただきたいと思います。
順調に物事が運んでいる時は、「いけいけどんどん」じゃないですが、気分も高揚して、調子に乗ってしまうものです。

「まだまだいける~!!」

ってことでしょうか?
昇り龍のように、調子に乗って、昇っている時は、好調さをよそに周囲が見えていないことがあります。

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数年前に栄えて勢いがあった企業でも、今やと言う企業があります。

その象徴が、「日の丸家電メーカー」 です。
私が若い頃は、SONY、パナソニック(ナショナル)、シャープと言う企業は、花形企業でした。でも今は、あれだけ栄えていたのに、かなり苦労されています。
と言うことを考えると、どんなに優秀な企業でも昇りつめた時の下がり方を、佐藤一斉先生の言葉のように、常に考えながら、行動しないと真っ逆さまに落ちることがあるので注意しなければなりません。
歴史のある大きな企業なら蓄えが、多少あるので多少のことは、乗り越えられるかもしれませんが、当社のような駆け出し始めた企業では、もろにその波を受けてしまうので、不時着する退路を考えなければなりません。

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企業でも、商品でも、どんなによく売れた商品でも同じように頂上と言う点に上れば、下がります。
もちろん人間の人生も同じで、頂点と落下の繰り返しです。

上下の幅をいかに縮めるか?

好調の極みで昇りつめていって、頂上に昇れば、落ちるのは自然の理ですから、落ちる時のことをどのように落ちていくのか?想定して、準備を進めていなかなければなりません。

たとえば、私の会社の場合であれば、クライアント先のお客様もご提案させていただいた当初は、デザインや企画も今すでに展開されているクライアント様と同じなら新鮮味もないと思います。
ただ現場を分析して、クライアント様の問題点を指摘して、差別化して意識的に少し違ったデザインや企画を持って行けば、振り向いていただけるようになります。
ただそれも一年間・・・一巡すれば、すでに昨年提案させていただいたものがありますから、そこからは売上も下がるからどうしていかなければいけないか?考えておかないと、メンバーは現状のままいるのに、売上が下がれば、「リストラか?」 と言うことになりかねません。
そんな無責任なことはしたくないので、下がった時のことを常に考えておかなければなりません。

ドラマの「水戸黄門」の「ああ人生に涙あり!!」では、ありませんが・・・

人生楽ありゃ 苦もあるさ  涙のあとには 虹も出る

やはり常にもしかしての考えを準備しておかないといけないですね。
それぞれのサイクルを考えて・・・

今日も私の話しにお付き合いいただきありがとうございました。
今日の画像は、京都の南山城の岩船寺の画像です。
とても静かで、仏像を会話するのには、もってこいのお寺です。

 


段取り八分に、仕事二分!!

こんにちは~!!
アンディーンノア社長 伊藤です。

今日は、少し冷え込んだので、冬の準備の模様替えをしました。
紅葉も進み始めれば、いいですね。楽しみです。

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先日から読み始めた言志四録に、かなりはまっています。
江戸時代に書かれたものですが、西郷隆盛も心酔したことが読み進んでいって、理解できます。佐藤一斉さんの言葉は、短い箴言(しんげん)なので・・・

「噛めば噛むほど・・・」

ではないですが、わかりやすい言葉で、話しをされていると感じます。

● 事を慮(おもんばか)るは、周詳(しゅうしょう)ならんことを欲し、事を処するは易簡ならんことを欲す。

 

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物事を考える時は、すみずみまで準備が行き届いて細かい点まで詳しく準備する事が必要だ。 考えが整理してまとまって、実際に行う時は、手軽に簡単に処理することが必要です。

と話されています。
私も常々、「段取り八分に仕事二分」 と言う言葉を頭に置いて、行動しています。
この言葉は、私が大学を卒業して、小売業に勤務していた時に、業種のマネージャーがよく言われていたので、私の頭にこびりつき、私が行動する時に、必ず心がけていることです。

段取りがよければ、仕事もスムーズに流れます。
特にお店の売場は、計画的に変わっていきますので、きちんと5W1Hを意識して、計画を立てていなければ、時間ばかりかかって、なかなか売場が出来ず、お客様にも迷惑をお掛けしますし、売場が出来なければ、売上も上がりません。
そのマネージャーが言われていたのは、「仕事は、しんどいもの、でも準備の仕方で仕事の質も変わるし、完成度も異なってくる。また切り詰めた状態でするより、楽しくやった方がいい。」 とのことで、若いなりに理解して、今でも頭に置いて行動しています。
やはりしんどい仕事でも、楽しく思ったより簡単に片づけてしまいたいですから・・・ そのための下準備をしっかりする。

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特に私の会社は、デザイン、企画、施工と「オールインワン」の業務をこなしていますので、周詳な準備をしないと仕事がうまく回らなくなります。今は、起業して3年の月日が経ちましたので、メンバーはそれぞれ成長し、うまく回っていますが、起業当初は、役割と言っても、メンバーひとりひとりが筒一杯だったので、少し苦労しました。

そんな時に、逆にメンバーがつまづいて引っ掛かりそうなことを考えて想定するようにしました。 そうすればメンバーが困っても、助け舟が出せます。
逆に現在では、成長したメンバーが新しく入られたメンバーの教育などに活用できればいいのですが、まだそこまで想定して動くのは、難しいのかもしれません。
すみずみまで準備や対応がきちんと行き届いた計画をしていれば、急にイレギュラーな事が発生しても、あわてず焦らず、業務や自分の行動がスムーズに進みます。またプレゼンもきちんと準備していれば、交渉ポイントなどが明確で、ふところ深く行動が出来ます。

「段取り八分に仕事二分!!」
想定されることやイレギュラーで発生することを準備して臨めば、仕事は、簡単に短時間で、やり遂げることができると考えます。

今日も長々とお話しにお付き合いしていただき、ありがとうございました。
今日の画像は、島根県稲佐の浜・沖御前です。