「販促POPツール」カテゴリーアーカイブ

自分にしか作れないという思い込みはもう通じない時代

らおの会社は、お店の販促企画やお店の販促POPのデザインをしています。
5年くらい前なら、マックを使って、イラストレーターでお店の販促ツールのデザインなどを作って提供していました。

時代は、どんどん進化して、無料のアプリなどもどんどん開発されて、誰でも簡単にそれなりのデザインに仕上げることも可能になってきました。

藤村先生のエクスマセミナーでも勉強させていただきました。
現在は「情報洪水」という生やさしい状態ではなく、選択可能情報が膨大になっているということです。

ゼタバイト(ZB)単位の情報が流通している からです。

●ゼタバイトって何だってことですが・・・
パソコンを使っていてよく聞くのが

●ギガバイト(GB) 10億 (10の9乗)
●テラバイト(TB) 1兆  (10の12乗) くらいまで
 ペタバイト (1000兆)、エクサバイト(100京)の上
●ゼタバイト(ZB) 10垓 (10の21乗)

10垓(がい)なんて聞いたことがないと思います。

1ゼタバイトって、世界中の砂浜の砂粒の数だそうです。

2020年東京オリンピックの年には、1年間に35ゼタバイトの情報流通量になっているそうです。そんな膨大な量の情報が毎日流れている時代です。5年前と比べても、大幅に違うわけです。

だから自分しか作れないという思い込みはもう通じないし、いくらでも検索すれば、学校に行かなくても、ネットで動画で紹介されているのです。
そんなことをブログにサクッとまとめてみました。

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「AI」もどんどん進化している中で、昔は高価なお金を支払って購入していた画像編集ソフトもただで手に入る、使い方もネットで動画で紹介されている。そんな社会だから「インスパイア」していくしかない。

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久々に聞いた「売場にPOPがついていないと寂しい」という思い!!

売場のクリスマスのPOPでお話ししていて、年輩の方からひょこっと聞いた言葉に、昔はそうだったなぁー?

「売場の通路、平台、エンドにプライスカード、POPが付いていないと寂しい」

と、らおも商品より大きなプライスカードをつけて、土鍋の10号などを売っていた。
昔の売場はイケイケだったので、主通路やら、副通路にもPOPやストリーマーをつけた時代がありました。
今思い返せば、POPの森みたいな感じです。
そういえば、ダイエー系列のお店でトポスというディスカウウトストアがあって、店内のプライスカードは、ベースがすべて黄色で安さのイメージを演出していました。

そんな時代に頑張ってこられた方は、やはり売場にPOPが付いていないと寂しいと言われます。
それも同じプライスカードをリピートするようにつけたり、900×600サイズの紙プライスカードを天井から吊るようにつけたりとしないと売場じゃないと言ってました。

この担当の方は、

「競合店と比べてもPOPがついていると安く見えるじゃん」

って話されてましたが、やはりベテランの方やお店の店長の方は昔は、どこもこんな売場だったので・・・

「POPをたくさんつけることで安心する」

自己暗示みたいなものです。そんなことをブログにサクッとまとめてみました。

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ひとつのエンドにいろいろなサイズで、ヘッダータイトルも様々です。プライスカードサイズもB5サイズと大きいので、重なりあっているものもあります。

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「話し言葉」のPOPって思いがお届けしやすい (笑)

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

売場で買い物するたびに売場についているPOPを見るのですが、売場の方は、一生懸命売場に「商品名」「プライス」だけを表示したプライスカードを取付られています。

でも一生懸命した割りに、この効果ってどうなのでしょう?

別に売場から一掃しても売上は変わらないんじゃないか?

そんなことを考えてしまいます。
だって農産売場で言えば、白菜は「白菜」にんじんは「にんじん」さつまいもは「さつまいも」とうふは「豆腐」ってわかります。そんなことに一生懸命時間を費やしても、売り切ることにつながらないのです。そんなことをサクッとブログにまとめてみました。

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「はくさい」「白ネギ」「くずきり」・・・って売場で商品を見ればわかります。だからB6サイズのプライスカードなんて、らおは売場にはいらないと考えます。はくさいなら 「今夜は白菜鍋でほんわか温まりませんか?」 とか? のPOPの方が、商品を売り切ることにつながります。

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宅配弁当、ファミレス新メニューのチラシは、料理の写真から何をお届けしたいのだろう?

最近新聞を開いて、折り込まれているチラシを見ていると、スーパーなどのチラシが、内容も変わらず定期的に入っています。

そんな中、ファミレスの秋の新メニューの紹介、宅配弁当などのチラシが、けっこう目につきます。
これらのチラシを見て思うのは、どこも内容が似たり寄ったりのチラシを制作して折り込むのではなく、もっと何をお届けしたいのか? そんなチラシを作った方がいいのに?

それは「コトチラシ!!」

チラシを見ていても、「食べたいーー!!」という楽しみがチラシから感じられないのです。いろいろな弁当の写真は、家電売場に例えて言うなら、テレビ、エアコン、冷蔵庫、クリーナーなどの商品と同じ意味合いの写真です。
そして天ぷら、サラダ、ハンバーグなどのおかずの写真は、家電商品を使うための 部品=スペック のようなものです。

そんなスペックだらけのチラシを見て、食べたくなるかな?
そんなことをサクッとブログにまとめてみました。

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あるファミレスの秋の新メニューのチラシです。この二点のメニューが特別変わっているわけでもなく、珍しいわけでもないのに、わざわざ新聞にチラシを折り込んで訴求する必要があるのか? どうせお金を投資するなら、もっと別の告知の仕方がある。

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「仕掛ける」ってことは、気づかせること!!

昨日、テレビを見ていたら田宮二郎主演の必殺シリーズの原点とも言われている「必殺仕掛人」を放送していました。見ながら、命名いただいた「売り切る売場 仕掛人」について考えていました。

らおがお店にいた頃の「仕掛け」の解釈は、
・いかにお客さまに売場を利用していただくか?
・いかに商品を買っていただくか?
「企て」であったように思います。

●「仕掛ける」をネットで調べてみると・・・

①何かをする段取りをつける。
②相手に対して、こちらから働きかける。相手が乗ってくるよう    に扱う。仕向ける。
③作用するように、装置・工夫などを設ける。
④動作・作用をしはじめる。また、何かをしはじめて、その中途である。
⑤物を作って、それを他の物の上にかける。

などなどの意味で、検索すると表示される。
学生時代ならカバンの中に重たい国語辞典、漢和辞典などを入れて持ち歩いていたのですが、今ではスマホで検索するだけで、いろいろ出てくる。学生時代には、時代がこんなに様変わりするなんて予想も出来なかった。

「仕掛ける」ってことについて、ブログにサクッとまとめてみたいと思います。

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らおの好きなよく使う食品スーパーでは「たこめしの素」を売場で拡大訴求していました。釜飯って、お米からグツグツ炊き上げ楽しむものです。特にこれからの季節は新米が売場に並び始める時期なので「お米がおいしい季節です」というコピーで「たこめしの素」そのものよりお米の価値を訴求している。

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最近、話題にならなくなったPB商品はいずこへ?

3年前くらいは、トップバリュ、セブンプレミアムなどその他スーパー各社のオリジナル開発商品が売場で所狭しと並んでいました。

メディアでも取り上げられたり、CMでも有名タレントを登用したりして定着させるために各社取り組んでいたのですが、最近ではあまり目にすることがなくなりました。

アイキャッチ画像に使った セブンゴールドの「金の食パン」は、売場に並んでもすぐに売れていくくらいの人気商品でした。
ナショナルブランドと言われるメーカー製品とあまり変わらない商品と比較すると価格も安かったので売れていました。

逆にセブンゴールドの商品は

価格ではなく、商品の価値を考え、改善を繰り返す

ということでそんな商品を改廃しながら、こだわって販売されていたので、今でも人気の商品につながっている商品もあります。
そんなPB商品の展開についてサクッと経験を交えてブログにまとめてみました。

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3年前の展開なので、現在はどうなっているか? わかりませんが、せっかくお客さまにお届けするために開発したPB商品を「お試しセール」ということで価格訴求商品にしたら開発した意味がない。当時も今もわからない展開です。PB商品は、そのスーパーで育てたい商品のはずなのに。

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「8.31 野菜の日」だからなぜ?

●明日8月31日は「野菜の日」

なぜこの日が「野菜の日」になったか知ってますか?

1983(昭和58)年に全国青果物商業協同組合連合会などの9団体が、もっと野菜について認識を持ってもらいたいと「や(8)さ(3)い(1)」の語呂合わせ から8月31日を「野菜の日」に制定したそうです。

そんな思いから始まった「野菜の日」
そんな制定した思いが売場からお客さまに届いているのでしょうか? そんなことをサクッとブログにまとめてみました。

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「野菜の日」制定意図を考えて見ると、当然安くして食べてもらうのもひとつかもしれません。でも、ちょっとこだわった野菜の価値と言うか? せっかくの記念日なので価格以外情報。たとえば調理方法や旬の野菜情報などお客さまにお届けしたいものですね。

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今年もさんまの季節到来ですね!!

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

今年も店頭に脂ののったさんまが並び始めました。

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今年は安いお店で198円くらいで店頭に並んでいます。でもちょっと細く小ぶりかな? 売場には画像のようなPOPがついているくらいで、秋を感じるモミジのオブジェとコトPOPがあった方がいいですね。

今年も温暖化の影響か? 水温が高くなかなかサンマの南下が進んでないようですね。
昨年は、旬の時期に売場でさんまを見かけることが少なかったです。売場で見かけてもけっこう高かった.

昔は、島陳列で大陳されている売場を見て、秋だなぁー?
って感じた。 店頭でも1匹98円くらいで販売されていた頃もあって、庶民の味と言われました。

らおは、さんまが大好きなので、週に3回くらいはさんまを食べていたのではないでしょうか? だって秋サンマは、脂がのっていて、綿がおいしかったから・・・

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秋の味覚の王様「さんま」 もみじのオブジェをつけてアイキャッチ度を高めて、カット大根、すだちなどをクロスMD陳列して、ワンストップショッピングできるようにいたいですね。

でも本来のさんまの価値を考えると、昨年、店頭に並んだ価格くらいの価値があるのでしょう。だって脂乗ってるし、ボリュームあるし、秋の味覚が堪能できるから・・・さんま一匹食べれば、ほぼ満腹!!
そんなさんまを中心に秋の味覚の売り方をブログにサクッとまとめてみました。

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「広告の品」は期間内で売り切るつもりで!!

明日から週末ですね。
8月は中間決算するお店が多いので、明日は束のようなチラシが新聞に折り込まれて届くかもしれません。

売場で最近よく見るのが、折り込みチラシ期間が終了しているのに先週の売り出し商品が、先週のチラシ売価のまま展開されていることです。これは

お客さまからすれば、ほんとありがたいことです。
でもお店の価格の信頼が無くなっちゃうのです。

せっかく安い値段で販売出来るよう商品を仕入て、チラシで訴求しても、チラシ期間が終わっても売価がそのままじゃー?!
そんなことをブログにサクッとまとめてみました。

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「広告の品」子機1台付いてデジタルFAXが、1万円を割って、8,980円って安かったんだなぁ? この画像は、昔のモノなので、現在はもっと高機能な商品が出ているんだろう?!

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売場のPOPも前後裁断「今」を大切に伝えよう!! | 売り切る売場を作っちゃう仕掛人

農産売場の果物売場では、ももの甘い香りがただようようにいろいろな「産地」「品種」のももが大きくフェースを広げて展開されています。売場の前を通るとほんとに甘いいい香りします。
甘いにおいに立ち止まってしまいます。

特に、現在はももが第1マグネットで広がっています。
ももについているPOPを見た時に・・・

●POPって・・・

・買物に来られたお客さまに「当店ではこんなももを準備しました」と思いを伝える
・その商品がほしいと感じるようなコト情報を伝える

一番、大切なのは売場の目の前を通るお客さまに「今」を伝えることが大切

だと思うのです。
それは「商品名」「プライス」のスペック情報ではなく
暑い中、来ていただいたお客さまに感謝を込めた情報発信が必要なのです。

だから

売場にプライスカードをいっぱいつけた

から大丈夫!!

でも毎日、苦戦していますよねー (^^;

お客さまの目には興味のある商品しか目に入らないのです。
薄利の価格競争をして利益確保が難しい状態で、経費削減のため人も増やせない。売場の従業員の方も少なくなって、商品を探している時は、スタッフの方を探さないといけないのは、どうか? と思います。

らおが思うお店って

売場の方には商品を買っていただく喜び、
お客さまには商品を買った喜び!!

を感じていただくことだと思います。そんな喜びがないと楽しくないものです。そんなことをブログにサクッとまとめてみました。

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売場についているPOPって、お客さまが売場で読める「フォントサイズ」「デザイン」じゃないとお客さまには伝わらないものです。「もも大集合!」というタイトルと商品名は売場で見えました。肝心なその商品の特徴は見づらかったです。お客さまにももの価値の違いが伝わらないじゃないかな?

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