先週末、録画していた読売テレビの 「世界一受けたい授業」 を何気なく見ていました。
放送の第1時限目は、AgIC株式会社技術アドバイザーの川原先生の
「今年こんなスゴいモノが実用化する!」 でした。
興味深いタイトルだったので、とりあえず見てみようと思い、見ていたら、「これはスゴイ」 いろいろなモノが紹介され驚きました。
たとえば・・・
・魚の目にレーザーを当てることによって鮮度がわかる機械
・痛みのない市販の採血器で1滴血を取って、半導体センサーにつけるとアルツハイマー病の兆し、がん、インフルエンザなど様々な病気が検査できる機械。
・銀行などのATMで、暗証番号などを入力する時に、周囲の目が気になったりするのですが、入力する人しか見えない画面が表示され、液晶に指を触れなくても、空中でタッチ入力できるタッチパネル。
などなど・・・ いろいろ紹介されていました。
「これは」 欲しいと思ったのは・・・
●柄が変わる!?24の表情を持つ 「FES Watch」
・FES Watch 紹介ページ
https://www.makuake.com/project/feswatch/
この時計は、文字盤とベルトに電子ペーパーを使っているので、軽くて薄いウォッチで、シチュエーションに応じて、文字盤やベルトのデザインが変えれる、24の表情を持っているそうです。
会社の会議中は、ノーマルに、アフター5の飲み会には、少しファッショナブルにといった形で、時計を変えなくても、このFES Watch自体のデザインが、電子ペーパーを使ったことによって変えれるそうです。
このFES Watchは、TAKT PROJECTが・・・
「デザインと社会の新しい繋がり方をプロトタイプする事」
「既存のデザイン領域を超えプロジェクト全体をデザインする事」
を目指してさまざまなプロジェクトを展開している新しい形のデザインファームとともに、デザインを検討されたそうです。
やはり私の会社では、グラフィックデザインが中心ですが、こんなデザインができるようになるとおもしろそうですね。
表示された柄が、ただ単にディスプレイ上で変わっていく二次元の印象ではなく・・・
「時計という一つのプロダクトの存在感そのものが変わっていく。」
新しい体験です。
身につける物を変えて、自分を表現する今までのファッションの楽しみ方ではなく、身につける物が変わる、ファッションとして全く新しい楽しみ方が生まれます。
両備ホールディングス小嶋会長兼CEOからご助言いただいたように 「デザイン」 はいろいろなシーンを考えると重要ですね。
一番驚いたのは、3Dプリンターで、お菓子が作れることです。
●お菓子を作れる3Dプリンター 3Dシステムズ「Chef Jet Pro」
公式サイトは、英語のため、紹介ページを参照して下さい。
http://3-d-craft.com/press/2312
何といっても、フルカラーで出力できるので、微妙なグラデーションのかかったようなお菓子でも、作れちゃうんです。
ページで紹介されているように、ウエディングケーキなどの砂糖菓子もできるので、当社が提案し、入選した「神戸タワー」をモチーフしたデザインのウエディングケーキも、デザインデータ入力するだけで、作れる時代が、もう目の前に迫っています。
当社でも、お客様の思い出のペット、お子様の成長過程などのメモリアルなものをフィギュアで、提供できるサービスを展開できればと思い、3Dプリンターの導入に興味があります。
ただアメリカのサービス提供状況を見ていると、けっこう価格がリーズナブルで、お客様も購入しやい価格設定になっていて、現状で導入しても、先行導入のメリットはあるかもしれませんが、適切な価格帯ではないので、思案中です。
当社のデザイナーが考えたデザインで、ものが作れれば、いいですね。
ただ、そこにはお客様のメリットが必要なので、見極めながら、いずれチャレンジする機会が来るかもしれません。
3Dプリンター・・・ まだまだいろいろな可能性がありそうで、楽しみです。
今日も、長々とお話しにお付き合いいただきありがとうございました。
いろいろな面で、「デザイン」 取り入れていきたいですね。
今日も、ガンバ~♪♪♪