今朝、読売テレビの「スッキリ!!」を見ていました。
何気なく見ていたのですが、私の耳に 韓国で話題になっている「・・・セウォル号沈没事故で亡くなった息子さんからお父さんに届いたメールの話し・・・」という話しが流れ始め、「え」っと思いながら、しばらくテレビを見ながら話しを聞いていました。
この話が終わった時、 「素敵な話しを朝から聞けてよかったなぁ?」 っと思いました。
ネットでも、関連記事が書かれていましたが、感動したので、今日は、このことについて記しておきたいと思います。
セウォル号沈没事故といえば、ほんとうにひとりでも多くの方が、助かってほしいと願いながら、ニュースを見ていた事故でした。
私も息子、娘、いろいろお世話になっている方がいます。そのような方が、もし不慮の事故でいきなり目の前からいなくなったら・・・と考えさせられた事故でした。救助作業もいろいろ悪条件が重なり進まない中、ただただニュースを見ながら、ひとりでも多く早く救助されることをお祈りするしかなかったまだ記憶新しい事故でした。
その事故で亡くなった息子さんにお父さんが送ったメールに、どうして返信が届いたのだろう。まるで映画のワンシーンのような話しだなぁ? って感じ、見ていました。
この話しは、セウォル号で、息子さんを亡くされたお父さんが、息子さんが使っていた携帯番号にショートメールを送ったことから始まったお話しだそうです。
●お父さんのメール
「父さんはもうじき年をとって死んでしまう。
父さんのことを忘れないでくれ。
おばあちゃんはどうしたらいいかな? お前がこの世から去ってしまったことを、どうやっておばあちゃんに伝えればいい?
息子よ、教えてくれ。愛しているよ。ほんとうに愛している。分かってるか? ちゃんとご飯を食べて、友達となかよくするんだぞ。じゃあ、またな。」
とメールを送信して、しばらくすると・・・
●返信
「僕は元気だよ。お父さんは、そっちで幸せに暮らしてね。
僕はほんとうに大丈夫だから、父さんは、毎日をちゃんと生きて、ゆっくり年をとってください。父さん、大好きです。」
とメールが返ってきたそうです。
亡くなった息子さんの番号を別の方が引き継いでいることがわかり
●お父さんのメール
「やっとわかった。
あなたは今、息子の番号を使っている方ですね?
どこにお住まいか? わかりませんが、その番号をどうかずっと使っていてください。どうもありがとうございます。」
とメールを送信されたそうです。
●返信
「息子さんに会いたくなったら、この番号にメールください。」
とメールが返ってきたそうです。
ほんとうに温かい話しで、涙腺の弱い私は、泣いてしまいました。最近、韓国のニュースは、ナッツリターン事件などあまりいい話しを聞かなかったのですが、この話しは、とてもこころ温まるいい話しで感動しました。
この返信メールをされた方は、お父さんの現状を考えて、きちんと対応して、ほんとうにこころの温かいかたですね。
もし私に、このメールが届いていたら、この対応ができたか? というとなかなか難しく、正直できなかったと思います。
この話しは、相手の立場を考えて、対応された話しで、ほんとうにいい勉強になりました。
今日も長々とお話ししましたが、この心温まるような話しが、日常茶飯事のように起こるような、世界になればいいですね。
今日もガンバ~ (^^ ♪