売場にPOPって、こんなに必要なの?

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

最近、売場で買物をしていてふと思うことがあります。
それは何か?というと、先日、チラシでもお話ししましたが、お店って、高い経費を払って、チラシや売場のPOPを作って、お客さまに、

「どれだけ思いが伝わっているんだろう?」

「おいおい社長、何、言ってるの?」・・・って、そんな仕事を中心にやっているので、メンバーの声が届いてきそうですが、最終、自分含めたお客さまが買物をする売場で、「これじゃ、ダメだろう」 と思うことが多くなりました。

お店では、お客さまに商品を買ってほしくて、お店に来てほしくて、商品やサービスの案内をしているわけですが、お客さまの目線で見た時に、売場のPOPって多いなぁ? って感じることがあります。
たとえば画像のような文字数が多くて、ツラツラと商品の説明が書かれているPOPをお客さまが立ち止まってみるか?
その商品を売るためにつながっているか?
破れたPOPがそのまま売場についていることもあります。
もっとPOPが必要ならお客さま目線で、展開するべきだと思うのです。

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私も売場を作っていたので、POPの重要性は、わかります。
昔に比べて従業員が減っているので、POPに思いを伝えてもらおうということで、POPは、「プライスPOP」「機能訴求POP」など様々な種類のPOPが展開され、また担当者によっていろいろなデザインフォーマットで、展開されています。

売場のPOPをお客さまが見ているか?というと、私は、よほど興味がない限り見ていない と思います。
たとえば食品売場の農産、畜産、水産、加工食品、日配の担当者が自分の担当外の売場を見た時に、ここまでPOPがいるの? と思わないでしょうか?
それをチェックするのが、フロワー責任者なのですが、フロワー責任者のある人は 「POPがついていないと、売場のにぎわいがない」 とノー天気な平気な顔で言われる方もいたりします。私なら費用対効果を考えますので、効果のないものに経費をかけてもしょうがないと思います。

売場のにぎわいは、私は「商品」 だと思います。
それを助けるのが、POP・・・どう見ても、どこの店を見ても・・・

「商品が主役の売場ではなく、POPが中心の売場になっている」

としか、私には、見えないのです。
POPには、売場の雰囲気を高める効果はあります。
ただ目的もなく、寂しいからつけておけというPOPは、効果もありません。

そのために見てもらえるようなPOPを作っていきたいものです。

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Before → After 式に作ってみました。
たとえば売場のコッペパンに「朝食にぴったりなおいしいパンはいかがですか?」という文字だけのPOPをパン屋さんでよく見ます。
ただ文字だけでは「おいしさ」というシズル感は、伝わらない のです。
それはお客さまがこのパンを買われて、食べる楽しみが伝わらなのです。
そこで 「こんがり焼きあがった」 パンのイラストを差し込んでみました。
売場でパンといっしょに展開されていたらどうでしょう?
デザインは、人によって感じ方が異なるので、どうかな? と思いますが、パンのイラストを差し込むことによって、「焼き立てのこんがり感」が伝わりませんか?「ジャムやスープなどといっしょに」ということで、朝の朝食に食べてみたらどうかな? ということをお客さまに連想を抱かせないでしょうか?

これがお客さまに思いを伝えるということです。まずPOPを見てもらう!!

チラシやPOPは見てもらうことで、役割を果たせます。お客さまからすれば、欲しくもなく、必要性のない商品やサービスを紹介しようとしても、見るわけないと思います。

だってそれは、私自身が売場で見ないから・・・

チラシやPOPを 「まず見てもらう」 工夫をする必要がありますし、そんな売り込みたい商品をお客さまの目に飛び込ませるために、もっと売場のPOPを引き算する必要があると私は、感じます。
POPが重なり合って、見えないからです。また主役の商品が、売場のPOPに隠れて見えないこともあります。

お客さまにもっと快適に売場を楽しく利用してもらおう。
商品を見てかってもらおうと思うなら・・・

売場も楽しく、売場のPOPも楽しくする必要があると思います。
お客さまにもメリットがあって、クライアント様にもメリットがある提案をしていきたいですね。

それが「プロ」だと思うからです。

今日も長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

パワスポ社長_感謝