初夏ですね。
通りの木々には、新緑の新芽が伸びて、青空が広がる季節になってきました。
先日は、知識がない分、スピードで補いましょうというお話しを記させていただきました。でも、知識の吸収も早くできれば、仕事も工夫できて、楽になっちゃうものなのです。
今回は、そんな話を記させていただこうと思います。
同じ会社の人、友達、家族、またセミナーの講師の先生の話しって 実は 「気づき」 や 「ヒント」 がいっぱいだったことありませんか?
私も一ヶ月に二回くらい興味のあるセミナーにさせてもらって、お話しを聞きながら、新たなコトに気づくことがあります。
「こんなモノの見方」 や 「発想の仕方」 があるんだと気づかされることが、たびたびあります。
先日もお世話になっている・・・
ベンチャーコミュニティー ( http://www.v-com.org/ ) のセミナーで
株式会社スペック ( http://specgroup.jp/ ) 代表取締役社長 上村様 のお話しを聞いていて、こんなモノの見方があるんだと勉強になったので記しておこうと思います。
お話しは、「企業のブランドのシナリオ作り」 について、お話しをされ
どの視点でビジネスを考えるか?
というお話しでした。
いきなり・・・
① 大阪城 ⇔ 四天王寺(法隆寺)の違い。
② 幕末から無くしたもの。
③ 100年後にトリップしたらこんな貴重なモノがある。
という質問をされました。
①に関しては、神社とお寺なら、神様と仏様などでわかるのですが、「大阪城」 となると 「?」 でした。先生から四天王寺に限定しなくても法隆寺でもいいと言われたので、寺にこだわっているんんだな?と思い、いろいろ考えました。
みなさんは、どう思われますか?
先生の答えは、大阪城は、豊臣秀吉一代で実質ほろんだ遺跡。
逆に、お寺は、今もって生命があって生きているんだということでした。
こんな発想したことがなかったです。
だから海外の遺産は、ほとんどが昔は栄えていたけど、今は、滅んでしまって、大阪城と同じように生命がない状態。
ただお寺は、今もってお寺の中で生活し、生きているということで、海外から観光は円安効果も大きいでしょうが、多くの方が来られている理由は、そんな 昔から生き続けている観光スポット が、海外にはないから多くの方が来日されているという説明でした。
東京の原宿は、今や世界一と言っても過言でないくらいファッションが進んでいる町で、海外の方はそれを見に来てファッションを消費して、そして 東京で現在の日本の姿を見て、関西の京都、奈良、和歌山で昔から脈々と生き続けている日本の姿を見に来ておられる とのことでした。
残念ながら大阪には、そんな部分が京都・奈良・和歌山に比べて弱いですが、相乗効果で、宿泊施設や飲食店は、いっぱいの状況とのことでした。
また先日、ネットの掲示板で韓国の女性の「着物を着たい」 でも反日イメージから切れないという掲示板を見ました。韓国の方は若い方でも、そんな感情をお持ちなのを知りました。京都に行くと、けっこう着物姿で歩かれている方を見ます。お話しを聞いていると中国の方が多いですね。韓国と中国では、違うんだなぁ? って感じました。
日頃、インバウンド関連のニュースは、連日、どこかで報道されているので目にするのですが、海外の方が見に来るポイントから、逆に発想することが出来ていませんでした。
今回の講師の先生のお話しのように聞いていると日頃の業務の狭い視野ではなく、今まで見たことがない世界の話しを聞いたりして学ぶことができます。
そうすれば・・・
さらに行動範囲が広がったりするものです。
いろいろな方の話しを聞いたりすると、人生の近道にもなったりするでしょうし、スキルアップにつながるヒントがいっぱいかもしれません。
特に今回のセミナーでは、違った視点で勉強させていただきありがたかったです。
②③の質問は、こんなイメージで考えるとおもしろいですよ。
ぜひ、「頭の体操」ではありませんが、考えて見て下さい。
今日も長々とお話しをしましたが、お付き合いいただきありがとうございました。