映画「しあわせはどこにある」 ヒントも、半分に達しました。
みんな 「しあわせになりたい」 と思っているのですが、あなたは 「幸せ」 ですか? と聞かれて、「う〜ん?どうかな?」 っていうのが普通の返答なのかも? しれませんが、そういう風に聞かれると考え込んでしまう人が大半ですよね。私もこの映画を見るまでは、「う〜ん?どうかな?」って真っ先に思う方でした。でも違うんですよね。
「不運」 といえば・・・ ヘクター先生は、中国からアフリカに旧友のマイケルを訪ねていきます。
そこでジャン・レノふんする麻薬王のディアゴに会います。確か、ディアゴの奥さんが病気でたくさんの薬を飲んでいて、適切な処方を検討してあげて、奥さんの体調が良くなり、感謝され、ディアゴからお礼にペンをもらった? と記憶しています。そして飛行機で知り合った部族の人の村を訪ねた帰りに、ギャング団に捕らわれしまいました。
捕らわれの身になり、地下壕の中でいろいろ回想しながら、ヘクター先生は、考えます。ほんとうに「死」と隣り合わせの不運で、いつ殺されてもしょうがないような状況でしたが、最後は、ディアゴのネーム入りのペンをギャング団に見せて、そのペンが活躍し、開放されました。
不運は、どんな人にもあるもので、今回は、ヘクター先生のヒント5を参考に、そんなことを考えてみたいと思います。
どんな人も、不運なことは、避けて通りたいことだと思います。
ヘクター先生のように地下壕に捕らわれの身になって、食事も与えられず、ギャング団にいつ殺されるか? わからない状況の中で、死と巡り合わせの生活をした時に、私だったら、どうなるどろうと考えたら・・・おそらく
「プレッシャーに負けてしまうだろう」
と思います。そして精神的に参ってしまって、気が狂ってしまうだろうと思います。そんな経験をすれば、逆に、「今が幸せ」 なんだということがわかるのではないか? と思います。
私もそうですが、普段の生活には 「慣れ」 ていますので、これが、当たり前だと思っています。なので、幸せだと感じることはありません。
今回、ラオスに行って、感じたのは、「時間の流れの違い」 です。
ラオスは、時間がゆったりまったりと流れている。でも、それがとても気持ちのいいことでもあり、逆に時間の速い生活に慣れているので、イライラして、不満も感じてくるのです。
そうやって違った環境に身を置くことにより、幸せと思うこともあれば、いやいやこの環境の方が幸せだということもあります。これは不幸なことではありませんが、こんなちょっとしたことでも感じられるのです。
ならばヘクター先生のように、生死を感じる不運な場に身を置いた時って、「ほんとうに幸せに気づける瞬間だ」 と思います。
実は 「不運=幸せ」 なのかもしれません。不運な人は、その場に身を置くだけで、幸せの価値を知るのですから・・・
「人生は、山あり、谷あり」 といわれるように、つらい経験をするから、幸せを感じることもでき、幸せな時は、その環境に慣れてしまうので感じなくなってしまうのです。不運って、この投稿の最初に記したように避けたいものです。でもそのような場になれば、何とか? しようと思うこともあります。
なので 「不運を避けることは幸せへの道ではない」 というヒントが出てくるのでしょう!!
そこで 「不運を抜け出すには・・・?」 少し整理してみました。
やはり不運って感じるか? 不幸って感じるか? やはりその人の気持ち次第だと思います。
1. 我慢しない
日本人って、よく我慢強いとか? 辛防強い国民だってことを耳にします。ただ、どんな人でも我慢することには、限界があるものです。
我慢すればするほど、どんどん深く入り込んでいって、どっぷりその世界に浸ってしまうことにもつながってしまうものです。
そんなことを考えると 我慢せず、別の 「楽しくなる」 ことを考えるべきだ と思います。
2. 周囲を見ましょう
自分が不運だ!! 不幸だと思っていても、同じようなことで、周囲を見渡せば、もっとひどい状態に陥っている人がきっといると思います。
また世界に目を向けてみれば、食べ物も病気になっても薬を買うお金もなく、困っている人がたくさんいると思います。そんなことと比べれば、気も助かるかもしれません。
不運や不幸を感じる状態になるとどうしても 視点が狭くなるものですが、グローバルな大きな視点で見渡してみる のも、抜け出すにはいいと思います。
3. ポジティブに考える
常に自分は、なんて不運なんだ!!不幸なんだ!! って考えている人がいます。そんな人と話していたら、何を話してもマイナスの方向に話が向かっていきます。
逆に話しをしていても話しをしている本人もマイナスな話ばかり聞くのでおもしろくなく、同じような世界に入っていき、イライラしてくるものです。
状況は変えられなくても、気持ちは、自分次第で変えられるものですから、明るく楽しい気持ちで考えていった ほうが、そんな状態からも抜けられると思います。
4. 今の状況をしっかり見つめる
この世に起こることはすべて必然で必要、そしてベストのタイミングで起こる。というひとりさんの言葉をfacebookで紹介させていただきましたが、起こっている不運や不幸は、飛躍するために必要です。
過ぎ去ってから振り返ってみると、人生の中のほんの一コマでしかないものです。
今日も長々とお話しにお付き合いいただきありがとうございます。