会社の特徴を1行で表すと・・・ ヽ(*^^*)ノ 言えますか?

先週末は大阪産業創造館で、「起業するなら、アホから学べ」というテーマで、3回に分けてセミナーが行われるのですが、今回で2回目、川上徹也さんが講師となって 『1行バカ売れ』 のセミナーが行われ、参加してきました。
そのお話しでも記しておきたいと思います。

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ということで、今日のテーマは、いきなりでしたが 「あなたの会社の特徴を1行で表すと・・・」 ということです。

「物を売るバカ」 を私自身が読み始めた時に、この本は、メンバーでもわかりやすい本だと思い、新たにメンバーの回覧用の本を購入してもらって読んでもらいました。
ある程度、読み終わったことを見はからって、メンバーに 「自分の会社のこれだけは負けないワン!!」 を考えて返信してもらいました。

・「対応力に優れた会社」
窓口の担当がついても、会社全体で対応するので、案件によって、得意とするスタッフが対応する為、トータルでお手伝いする事が出来る会社。
・「人情を大事にする身近な存在」「友達のようなパートナー」
間に会社をはさんだり、電話やメールだけの繋がりで、担当の顔が分からないような、機械的な仕事の仕方は選ばない会社である事です。コミュニケーションを第一に考え、仕事だけの話に偏らず、これからの継続したお付き合いを大切にしたい。
・「新聞が作れる会社」「新聞社に対抗する会社」
常に新しい情報に着目して、ブログやSNSで発信している新聞社のように情報に富んだ会社。
・「実際経験したから経験値が違う会社」
ホームページにうたっているように、実際、店頭売場で商品陳列販売した経験があるので、それぞれの立場で、デザイン、企画が提案できる会社。
・「オールインワンで出来ちゃう会社」
プラン、デザイン、制作、リサーチとトータルで提案できる会社。

というような感じで、各メンバーの熱い想いを、返信いただいたのですが、これをこのままお客さまにお伝えしても、どれだけ伝わるのだろうと思っていました。
本にも記載されているのですが、セミナーでも「ワン」 についてお話がありました・・・

① ファーストワン 「日本初」「業界初」「○○初」
② ナンバーワン 「日本一」「業界一」「○○一」
③ オンリーワン 「日本唯一」「業界唯一」「○○唯一」

ということで、そのひと言で、お客さまが会社を選んでくれるような言葉です。この言葉が、お客さまに通じないと、せっかく素晴らしい価値を持っていても、お客さまにそれが伝わらなければ、それ以上先に進まないということです。

「物を売るバカ」では、ストーリーを考えて、ブランディングという話しが記載されていました。
「11月より」 会社の名刺・会社案内・ホームページを、一新しよう としゃかりきに 「あーでもない」「こーでもない」 と考えていたのですが、いろいろな方から参考意見をいただき、進めています。
「この会社は、こんな会社です」 と考えていたのですが、思いが、ビシっとが伝わらないなぁ? 「1行バカ売れ」の本を読みながら、「1行で伝わるようなコピー」 できないかな?と悩んでいました。
ちょうどセミナーで 「皆さんの会社の特徴を1行で表してください。」 という質問があって、しばらく考える時間がありました。

こんなコピーでいこうかな? って考えました。

「企業 人の魅力・価値をデザインする」

にしようかな? って考えています。
最近、とかくデザインの重要性が問われるメディア報道を見たり、聞いたりするのですが、それぞれの分野でデザイン性を高めることによって、魅力や価値を高めていきたいと思っています。
また会社には、今までイベント、商品などの魅力、価値を伝えるために頑張ってきてくれたスタッフもいることですから、メンバーのステータスも上げれるように頑張りたいものです。

そんなことを考える中で、「理念がホコリを被っているような残念な会社にならないために」 ということでセミナーで注意しなければことをあげられていました。

1. 常套句・抽象的な言葉は使わない。

・「こだわりの」「厳選した」「伝統の」
・「お客様第一」「地域密着」「顧客満足」
・「未来」「笑顔」「創造」「価値」→意味のない最上級表現

2. 言葉の化学反応を考える。

・言葉は、組合せによって、化学反応が起きて、こころに残る。

3. リズムや語呂をよくする。

・3つにたたみかける。
・韻を踏む。
・対句
・有名なコピーや流行語をもじる。

などをあげられ、ホコリに埋もれず、メンバーが頭に常に置きながら、業務が進められるよう考えていきたいものです。
とても勉強になったので、ブランディングを進めるにあたって、まずは、自分の会社からしっかり作っていきたいものだなぁ? と思います。
11月からの変更に向け、あと2週間ですが、妥協せず、デザイン会社として、しっかり作っていきたいものです。

今日も長々とお話しにお付き合いいただきありがとうございました。
講師の川上先生と写真を撮らせていただきました。

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