本能寺の変 こんな描き方あるんだ!!クライマックスはデジタルネタだった!! | 信長協奏曲

「信長協奏曲(のぶなが・コンチェルト)」 今日からロードショー開始!!

一昨年に放送されていたドラマが好きだったので早速見に行ってきました。でも歴史モノの映画でも、デジタルネタが出てくるなんて予想もしていなかったので、こんな作り方もあるんだなぁ? と思う半分、そんなことを考えるのも楽しいとビックリしました。

この映画は、本能寺の変を、別の観点からとらえて、描かれていました。ストーリーには、少し違和感があったのですが、次第に引き込まれていっちゃいました。

この映画は、高校生サブローが、戦国時代にタイムスリップしまったことから始まる話です。

奇しくも同じ顔をした織田信長に出会い、信長として生きていくことを、信長本人から託されてしまう。

タイムスリップしたままのスタイルだったので、周りに「うつけ」と呼ばれてしまうことに。ただ願いは・・・

「この戦国時代の世の中を、戦争のない平和な時代にしたい」

という思いをもとにそれぞれの歴史事実に基づき、ドラマは描かれていました。

そして本能寺の変・・・ 歴史的には、まじめな明智光秀が、信長の対応への不満ストレスから謀反を起こしたと伝えられていますが、このストーリーで、違和感を感じたのは・・・

謀反は、秀吉の信長への恨みから発生して、明智光秀は、秀吉に踊らされた設定。

見ていくうちに、こんな設定もありかな?

もしかして・・・とも思うようになりました。
歴史事実は、あくまでいろいろな資料からの分析で、そのようであったと言い伝えられているコト。

でも実際、信じられている歴史事実がほんとうか? というと 「?」 だなぁ?

歴史小説やドラマなどなどに影響を受けて、作り上げられている部分もある。

今回の映画は、幼少期に秀吉の住んでいた村に攻め入った信長が、村全体の人を殺戮し、火をかけて、村を崩壊させたこと。

その時、秀吉は、腕に大やけどを負ったのですが、母も殺されたうらみは、大きくなっても持っていた。信長に仕えながら、いつか?信長を殺す機会をうかがっていた。

だから信長を殺したい。

このドラマでは、本物の信長が、明智光秀に化けていました。
そんなことを知っていて、秀吉は、本物の信長に、このままでは、にせものの信長に天下を取られれしまうとたぶらかし、サブロー信長を殺させるよう、モチベーションを誘導していく。

本能寺の変は、秀吉の恨みを果たすための謀反。
明智光秀は、ただ使われただけ・・・ そして天下取り

というストーリーは、こんな描き方もあるんだと思いました。

史実人物を、キャラクター化しちゃってる。

でも、本能寺の変の描き方がおもしろいなぁ!?

この映画のクライマックス!!

こんな映画にも、デジタルネタがあるのか? って驚いた。

サブロー演じる信長と妻・帰蝶の話し・・・ 見ていない人には、わからないようにぼかして記しておきますが・・・

私は、信長演じるサブローが殺されれば、おそらくタイムスリップして、戦国時代から現代にタイムスリップして戻るんだなぁ? というのは、誰もが想定して、チャンチャンで終わるのかな? と思っていました。

映画のストーリーの中に、サブローと同じようにタイムスリップして幽閉されているカッパという外国人が登場します。

この外国人が登場したストーリーの意味がわからなかったのですが、このカッパが最終的にデジタルネタの片方をになっちゃうのです。

普通は、柴崎コウ演じる帰蝶が、逆タイムスリップして、現代に来るというのは予想できるのできるのですが・・・

サブローの家のポストに、突然、手紙が届きました。封筒の中には SDカード が、入っていました。

そのSDカードをパソコンに差し込んで、再生してみると、画面に帰蝶がでてきました。

「え」!!

っと思いました。それは、帰蝶が、サブローが現在に戻ってから、幽閉されていたカッパを解放し、家来にして、カッパのスマホで、撮らせた画像だったのです。

こんな描き方もあるんだと思いながら・・・
デジタルネタ!今後も楽しみだなぁ? って思いました。

ロケ地巡りが、けっこう流行っているので、こんなページも見つけました参考にいかがですか?  信長協奏曲ロケ地ガイド

映画って、ほんとうにおもしろくて、楽しいものですね!!
さて明日は、「真田丸」 楽しみだなぁ?