先週、大好きな番組のひとつである辛坊さんの「ウェークアップ!+」で、捨てられる食材に価値を見出して、お客さまに楽しんでいただこうという 料理開拓人・堀田祐介さん のことを紹介して取り上げていました。
捨てられる食材から価値?
テレビを見ていてすごいなぁー!! って感じました。
総合スーパーでも売り切ることができず、再利用や廃棄などで、利益を下げているのが現状なのに
捨てられる食材から利益を生む!!
ってすごいなぁー!!
だって普通なら廃棄されてしまうものを料理に使うなんて
それと
料理開拓人
って名称、かっこいいなぁー!!
番組を見ながら、こんな発想は持ったことがなかったので、とても参考になりました。こんなことからも利益を生む源泉があると思い、そんなことをブログにまとめてみました。
テレビでも紹介されてすてきなお店だと思いましたので、大阪・福島にある堀田祐介さんのアトリエキッチンを兼ねたベーカリー&コーヒーショップ「foodscape」に行ってきました。
● foodscape! ホームページサイト
扉を開けて、入るとおいしそうなパンがたくさん並んでいます。
この foodscape という店名は、食べ物の「food」と日本の「風土」をかけ、さらに風景を表す「ランドスケープ」という言葉を掛け合わせた造語だそうです。
店内には、ポイントを押さえてうまくグリーンが配置されていてすてきなお店でした。
こだわりがいろいろあるお店なのです。
さて本題に入ると・・・?
「ウェークアップ!+」を見ていると、行った日には、もう売れてしまったのか? もうなかったのですが・・・
兵庫県の淡路島の由良港で毎日、網にかかるドチザメやシロザメ
「あんまり売りもんにはならないから」
「ポイ!!」
するそうです。このサメ網に入ると他の魚が逃げてしまうこともあり、漁師の方にとっては悩みの種だったそうです。
瀬戸内地方では、古くから一部の地域でサメを食べてきたそうです。ただ需要は少なく、ほとんど買い手がつかない状態だから捨てていたそうです。
堀田さんは、そんな話しを聞いて
「地方に行くと、こんなん誰が食べるねん!誰がほしがるねん!」という食材が・・・
都会では欲しがられるものになることが多いので、サメで新しい売上が期待できるというのは、かなり大切な要素だと・・・
漁師さんは、需要がないので、今まで海にポイしてきたサメを加工に工夫して料理に活用して販売する。そこには
今までなかった利益が発生する!!
当然、ポイ!!するようなものですから、現在は、仕入原価も安いはずです。そんな食材を発見して、商品化する。
まさしく
「料理開拓人」
ですね。
もしかしたら過去にもサメの商品化を考えた人はいると思うのですが、このサメという食材は、尿素が多く含まれていて、死後アンモニアに変わって、強烈なにおいを放つらしいです。
これを水産加工会社と協力して、尿素を抜くことに成功したそうです。
そしてサメの身をソテーやフライにして提供している。
テレビでは、フライをバーガー風にサンドされたものも提供されているようです。
このように捨てられている材料でも、今までになかった価値がついたりするわけです。
そんなものがこの番組を見ていて、まだまだありそうな感じがしました。
きっと利益の源泉は、当たり前のように思っていることにスポットの当て方を変えるだけで、大きな利益が得られることを学びました。
今回もつたないブログにお付き合いいただきありがとうございます。とかく企業は、売上に目がいってしまうものですが、やはり
元気の源は「利益」!!
笑顔で楽しめるよう利益確保しっかり考えていきたいものです。
きっとお店の売上のシステムもちょっと変えれば、利益数値も変わるでしょうねー (笑)