先週の週末、京阪枚方市駅前の「T-SITE」地下の食品売場がオープンした。金曜日にプレオープンしていたような感じで、T-SITE入り口で手渡しでチラシを配っていました。
おーオープンしたんだ!!
そして土曜日に新聞折り込みチラシが入っていました。
通常のお店のオープンなら、目玉商品がガンガン掲載されていて、まず来店してもらって、お店を見てもらって、リピーターにつなげるのですが・・・
T-SITE食品売場のチラシは、商品掲載の訴求がまったくなくサービスの告知のみでした。
こんなこだわりが、実は、これから先の利益につながるのです。
だって新店って、お客さまと初めて出会って、私はこんな性格よ!! 宣言しているお見合いみたいなもの です。
そんなお見合いの初めてのイメージで、今後、お付き合いするか? の分岐点なわけです。
お見合いで成功すれば、当然、楽しい利益が、でもうまくいかなければ、利益は生まれないのです。
そんなことブログにまとめました。
お店でゆっくり買い物しながら、生鮮食品は、アップグレードな商品が多いので、競合他社の品揃えとは異なっていました。
当初は、目の前にある京阪百貨店と同じような品揃えなのか?と思ってましたが、京阪百貨店よりいいものを扱っておられるイメージでした。
お店のオープンには、チラシ商品の目玉のオンパレードで、オープン当初は、打ち上げ花火のようにガンガン薄利ながらも売上を確保して打ち出していく店は、
オープンして価格を通常に戻していくと売上で苦戦する店
になります。だってオープンで私は「安売りの店」って宣言しちゃったわけですから、オープンで来られたお客さまもそんなお客さま。価格が他と変わらなければ、近くの店を利用するようになります。らおは勝手に
線香花火型店舗
と思っています。
恋愛と一緒で安売りすると長続きするものではないのですから、オープンでそんな宣言をしちゃうと苦しむものです。
逆に、T-SITEのようなお店は、らおも京都の白梅町のお店で経験しました。
白梅町のお店の店長もオープンは静かに迎えて、周辺のお客さまに合わせて、アップグレードないい商品を販売していこう と選択されました。
そういうことが方針なので、そんな商品を扱うと商品に合わせたお客さまが来られました。
また楽しい商品が品揃えでき、恋愛は、恋心を徐々に膨らませながら、いい関係が続き、売上も右肩上りで、らおは、このお店でいい勉強をさせていただきました。
当時の総合スーパーも今と同じで、他の店ではガンガン毎日安いというイメージでお客さまを集客して販売していたのですが、このお店は安いモノはいらない。扱う商品にはこだわる店でした。
当時、店長に聞いたことがあるのですが・・・
「安売りしたら利益もしんどい、運営もしんどい。だからしんどいことは止めて、楽しいことをするねん」
ということでした。
話しは、T-SITEに戻りますが・・・
チラシには、5つのサービスが告知されています。
その他では・・・
「3.専門店の味を贈ろう。ギフトもOK。」
「5.もちろん、Tポイント、Tマネーが使えます。」
などがありました。
チラシの内容はこんな感じです。
また店内買物しながら回っていて、現在のスーパーなどのオープンでは、加工食品と言った部門が短縮になっていますが、このT-SITEでは、こだわっている部分がありました。
恋愛もいっしょですよね。
第一印象はよく見せたいから、いろいろこだわりのアクセをつけたりするものです。T-SITEのこだわりもいいなぁーと思いました。
●ひとつはレトルトカレー
●もうひとつはドレッシングタワー
この二つの売場を見た時にすごいなぁー!!
と思いましたし・・・
最近、あっちこっちでオープン店舗を見かけるのですが、品揃えは基本的には、どのお店も同じで、数多くある選択肢にうずもれて苦労されるんだなぁー
でもこの店のレトルトカレーとドレッシングのこだわり
やはりお客さまは、このコーナーで立ち止まる方も多く、ゆっくり見れなかったのですが、
こだわりのある商品売場は強く、利益に結びにつく
人を魅了するものですね。
新店って、恋愛心理をしっかり考えれば成功しちゃうものなんです。そんなこと考えると面白くなってきたなぁー!!
また今週末でものぞいてみたいなぁ?
つたないブログにお付き合いいただきありがとうございました。
こんなこだわりって、お客さまもスタッフも楽しいモノで、商品の改廃しながら、お客さまに楽しさを提供できればいいですね。