先日、お店の方とお話しをしていたら、また経費削減を考えているようで「テンション上がらんわ」って話しを聞いて、笑い話しで終わった。
お店の取り巻く環境が悪化してきたリ、お店の業績が苦戦して売上が確保できなくなると・・・
●人を減らして、売場を兼任させる。
●広告費・販促費を削減する。
●商品もコモディティーにものさしをはめすぎておもしろくない
らおもよく考えるのですが・・・
勤務した経験があるので、気持ちはわかります。
でもね・・・こんなことしてると、リアル店舗は、どんどん魅力がなくなって
ネットのお店に「どうぞ」と逆に応援してるように思うのです。
そんなことをサクッとブログにまとめてみました。
景気が悪化して個人の所得も伸び悩んで、自己防衛して必要のないものは買わないと言われている現在。
モノが売れていなくて、売上も当然、上がらない現在に、広告費、販促費、人件費を削減するって、らおは逆効果のように思うのです。
「さらに売れなくなる状況を加速させている」
としか思えないのです。
経費削減って、短期的には利益を確保できるかもしれません。
経費削減と叫ばれて、時間は経過していますが、売上は下がり続けている。
どうしてか? 当然、営業サイドでは対策を考えた上の経費削減だと思います。
でも下がり続けているということは、見る視点が違っているのです。
このサイトでもお話ししてきましたが・・・
「意味のないチラシ」「意味のない広告」「意味のない看板」「意味のないDM」「意味のないインターネット」「価格しか価値のない商品」
に、無駄なお金を垂れ流してきたということだと思います。
そこには
昨年は「こーだった」からという経験を優先して、変わっていない現実
があります。
削減する前に「内容」を吟味すること
だと思います。
たとえば価格訴求を優先したチラシ。
一時的は、お客さまは利用してくれるかもしれません。
でもリピーターにはなってくれません。
そんなお客さまは、また価格の安いお店に流れていくものです。
気になったのは、広告費、販促費、人件費も削減して、商品にも効率というものさしをあてていることです。
すべてのお金の使い方に効率というものさしをつけている。
効率を求めれば、無くなるのが遊び!!
売場に遊びがないから買物していても楽しくない。
価格安い商品を買いに来ても、本来、お店がお客さまにお届けしたい商品を求めてくるお客さまは来ない。
楽しくないところにお客さまは来ないということです。
減らすということは、一時的に経営数値の改善はできるでしょうが、リアル店舗はお客さまにお店を利用してもらってこそのもの。お客さまに対して、マイナス要素を増やせば、当然、お客さまも別のお店にいっちゃうものです。
でもそこに効果があれば、費用対効果を考えて、お店の方もお金を使おうと思われるはずです。
●お店のオーナーは考えて見てほしいのです。
販促、広告、人というのは、お客さまにお店がお届けしたいものをお届けしたいから、その経費を使用してきたのです。
でも、そこに内容を吟味するようなチェック機能が必要だと思います。
机上 < 実際の売場経験
らおには、上の図式の両方の経験があるから、現状が把握できます。そして効果のある売場の作り方、販促の仕方がわかっています。
今、効果がないのは、机上の空論!!
らおが思うのは、机上で描いたモノより、経験や現状を常に見ている方がいいモノが提案できると思います。
売上が苦戦しているから、さらに経費削減を考える前に、もう一度、内容を考えてみませんか?
つたないブログにお付き合いいただきありがとうございます。
マイナスするよりプラスになるように考えたいものですね。
プラスになれば、自然と笑顔も増えるものです。