こんにちは!! 売り切る売場仕掛人 伊藤匠です。
よく耳にすることですが、お店の売上の悪いことを
「うちの商品の価格より、ネットの価格の方が安いからねぇ」
とネット通販価格の安さのせいにしてることをよく聞いたりします。果たして、本当の理由はそうなのでしょうか?
でもお店には「商品名」「プライス」のプライスカードしかない。そんなことをブログにまとめてみました。
最近、大手スーパーの業績の悪化が、新聞の記事でよく見掛けます。大手スーパーと言えば、実際のお店もネット店も両方展開されている。でもネット店は、そこそこの売上が立っているけど、実際のお店は、今ひとつだという。
ネット店舗も運営されていれば、実際のお店の立て直し案も出来るはずなのに、実際のお店の立て直しポイントが違う感が強い。
●よく言われるのが・・・
・ネット販売の価格が安い。
・配達などのサービスが充実してる
ので対応できないと聞きます。
ほんとうにそうなのでしょうか?
業績の悪いスーパーが、オーバーストアと言われながら、M&Aで吸収合併されたり、どんどん集約整理されたりしている。
その理由が『人口減』!?
何かの理由にして逃げるのが大好きな業界なのかな?
単純に考えると、お店の売上が悪い悪いと言われながらも、お客様が行列して繁盛しているお店もある。
だから多少はネットの影響はあると考えますが、100%ネットのせいじゃない。
●だって、考えてみると実際のお店とネット販売の大きな違いは
目の前の商品を見て買うかどうか
だと考えます。
そんな観点から考えるとよく言われるのが『ショールーミング』 お客様は、実際のお店で商品を見てネットで買われる。
実際お店に足を運んで、商品を確認しているのに、なぜお店で買わないのでしょうか?
昔よく「商品を見ないでネットで買うよね」と言う話がありました。そんな話しがあっちこっちで聞かれるようになってから、実際のお店の売り上げが伸び悩み始めた。
実はここに方向性を考えるヒントがあるのです。
それはどういったことかと言うとネット店舗では商品を安く売ってるようなイメージがあります。確かに安いモノもあります。
でもそれだけじゃないーー!!
ネットのショッピングサイトを見ると商品の紹介や商品についてのメッセージがすごく充実してるのです。
プラスお客様の口コミこれがすごい数が上がっています。
口コミと言うのは、一度、お客様がその商品を買って使った感じですからもし買う方からすればそれがすごく参考になる。
そして実際のお店の売場を見た時に、売場のPOPはどうなってるでしょうか?
『商品名』『プライス』
だけ、ショールーミングで、商品に興味を持ったお客様が売場に来ているのに、仕掛けがないから・・・
空振りの三振!! (笑)
実際に商品は目の前に並んでいるのです。
商品を手に取って見てくれているんです。
でもPOPに
・お客様にその商品を買ったら、どんな楽しみがあるのか?
・お店のスタッフで使った感じ
の記載がない。商品名とプライスしか記載されていないから、手に取っているのに、ネットで買っちゃう。
商品がわかるようなPOPがついてないのが、ネットのショッピングサイトとの大きな違いです。
だから実際のお店もネット販売が安いと言うイメージがあるので、横並びでただ単に安く売ろうとする。それが間違っていること、また昨今のネット販売の配送サービスの破たん状態もクローズアップされてきています。
実際のお店には『チャンス到来です』!!
やはり大切なのはお客様へのアプローチの方法。
その商品を買ったらどんな楽しみがあるのか?
しっかりお届けする。
そんなことを考えるとまだまだ考えていくと実際のお店の再起上の方法はたくさんあるように考えます。
ブログを最後までお読みいただきありがとうございました。
自分の逃げ道を探すより、間違っていることに気づいて、すぐに修正する。時間の流れに対して、情報量の多さはどんどん進化しているのですから (笑)