こんにちは!! 売り切る売場仕掛け人伊藤匠です。
週末日曜日に買い物していて感じた。
土曜日の集客目玉商品が、同じ価格で販売されてた。
まだこの価格でやってんじゃん!!
●年輩のご夫婦が話している声が聞こえた。
「チラシで昨日限りって載っていたのに、今日も同じ値段?」
「昨日、わざわざこの商品買いに来なくてもよかったねぇー」
その通りだなぁーー!!
でもこの話しを聞いていて
「こわい」!!
って感じた。
お店の方は、在庫もまだあるし、サービスのつもりでやったかもしれません。でもよく考えてほしい。
日曜日に買いにきたお客様は「ラッキー!!」って思った。
でも老夫婦が話されているように「わざわざ・・・」土曜日に来たお客様が、こんなことを続けていると
チラシ商品への信頼感がなくなる。
どうせ次の日も残ってるよ。
価格の信頼感もなくなる。
他のお店もやってるよ。 (笑)
結果、瞬発力がなくなって、お客様が来なくなるって、危険をはらんでるってことです。
それがすでにお店で起きてる。
私は、買物に行って、お店の売場を見ながら、そんなこと感じます。
折り込みチラシの「日替り集客商品」の管理は、しっかりしないといけない。そんなことをブログにまとめてみました。
●よく折り込みチラシの効果が弱い!!
その原因は、お店の売価管理にある。
お店で日用消耗品の担当をしていた時、ロスリーダーと言われるお客様にお店に来ていただくために集客商品を扱っていたので
売価管理の大切さは痛いほどわかる。
なぜか?チラシ集客商品は、薄利商品!!
利益が薄い商品なのです。
そんな商品なので、ロスリーダーと言われてきた。
だから日用消耗品売場で、予算通りの利益をあげていこうと考えたら、他の商品をどうやって兼ね合わせてお客様にお買い上げいただくか? ばかり考えていた。
●でも現在は、どうだろう?
チラシ集客品の売価期間が間延びしている。
消耗品などなら、土曜日限定なら長くても月曜くらいまで・・・
フライパンなどの家庭用品なら、下手したら、ずっとそのまま
お店の売価管理のメリハリがなくなっている。
●なぜ、こうなってしまったのだろう?
・競合店が同じ価格で対抗してくるから
・思うほど売れなくて在庫が残った
売場の商品には「集客目玉商品」「期間割引商品」「企画商品」「売り込み商品」売場の大半を占める「定番常設商品」がある。
日替わりとつく限りはその日限定の価格の商品であるはずです。
でもそれが売り場に残っている現在?!
●売り切る売場仕掛人としておススメする展開は・・・
日替り商品は「限定数量」をつけるべき
というのは・・・
限定数量にすれば、利益管理もしやすくなる。
また仕入れ量も設定しやすい。
売場のスペースも回しやすくなり、活性化しやすくなる。
集客商品は、価格管理をしっかりすれば、見切り商品の格下げを軽減するテクニックもあるのですが、それは後日、お届けするとして・・・
やはり『日替わり』とつく限りはその日で売り切る量を仕入れるべきだ。
それは集客商品は利益率が低いからです。
それに二日間かけて、利益の薄い商品を売るよりも 売場のスペースというのは有限 だから、もっと有効に使おうってことです。
集客商品をそのままの価格で売り続けていれば、安いので売上には貢献するかもしれません。
でもその商品に影響を受けている商品も売場にある。
それが利益のある商品だったらどうでしょうか?
そんなことを考えると大手スーパーなどの不振要因は、
『商品管理』
に大きな問題がある。
これは実際、売場で実際、担当していたから感じること。
競合対策で、売り続けないといけない不安の部分もあると思います。
販売期間設定のある商品は、期間を守りませんか?
特に「チラシ商品」「期間割引商品」は期間を守るべき。
その他の展開も、販売期間を設定して、お客様にお届けする。
売場が変化しないとお客様は逆に飽きてしまう。
「ずっとこの売場か?!」
「おもしろくない」
販売スケジュールをしっかり考えて、量を設定する。
そして期間内に商品を売り切って、次の企画を展開する。
やはり売場の商品を回転させることが大切
お店の方が競合他社の売場を見て感じるはず
「このお店、売場の展開変わらないなぁ?」
それは自分のお店も思われている可能性があるってこと。
常にどこか?変わっている。
そんな楽しみっていいですね。
最後までブログを読んでいただきありがとうございました。
商品管理もゲーム感覚でするとパートさん、アルバイトさん巻き込んで出来ますよ (笑)
管理も楽しく出来るようにすれば、売場も楽しくなります。(笑)