大好きなアクアショップから売上を変える方法を考えました(笑)

東大阪市に私がよく立ち寄るアクアショップがあります。
熱帯魚はもちろん。水草、関連商品も豊富に揃っています。

このお店の店内には・・・
レイアウトグリーン水槽がたくさん演出されています。
そんな水槽を見ていると思わず、作りたくなっちゃう。
スタッフの方も熱帯魚が大好きなので、詳しく説明してくれる。

こんにちはーー!!
データをデザインする売り切る売場仕掛人 伊藤匠です。

このお店の熱帯魚、水草を見ていると・・・
アクアショップでないお店でも参考になることがあります。

少し考えてみると・・・
熱帯魚に興味のない人って、当然アクアショップには行かない。
アクアショップって、趣味性の高いお店です。
でもこのお店は、ピーク時には、二つある駐車場が満車になったりするほど多くのお客様が利用されます。
このお店で水槽を見ているお客様って、ファミリーやカップルで来られているお客様を見かけます。

たまたまお付き合いで来た方も
こんなアクアリウム水槽を作りたいなぁーー!!
って思わせることはできる。

そんなことを考えると『売り方』も変わるのです。
当然、売上も変わるそんなことブログにまとめてみました。

私の父が熱帯魚を飼っていたので、小さい頃から水槽って、家族の集まる場だったりしました。

私が幼稚園の頃から父が家で熱帯魚を飼い始めました。
考えてみれば、その頃から熱帯魚、金魚を飼い続けている。

もっと考えると熱帯魚、金魚だけではなく、昆虫、小動物(小鳥、ハムスター)そして植物。

自分の周辺にペットや自然を置くのが好きだった。

そんな中でも熱帯魚とグリーンは、どんどんマニアックになっていきましたが、紆余曲折しながら今も楽しんでます。
この話しは、お話ししだすとかっぱえびせんのように止まらくなるので、別の機会にお話しするとして・・・

このお店で、熱帯魚を見たり、水草を見たりしていると
他のアクアショップで感じられないワクワク感が高まってくる。

●どうしてだろうと考えた時に・・・

・こんなレイアウト水槽を作ってみたい
・すべての人ではありませんが、スタッフがフレンドリー

なのです。

●アクアリスト(熱帯魚を買っている人)がどんな目的で楽しんでいるんだろう? って考えると、3つのタイプに分けられる。

●ただ魚を鑑賞したい人
●魚の繁殖を楽しみたい人
●水草水槽などアクアテラリウムを作って、インテリアとして楽しみたい人

私自身もその時々によって変わってきているので、それぞれのタイプを経験して、今につながっています。

●そこからタイプ別に購買行動を考えると・・・

上2つのタイプは、水槽に熱帯魚を泳がせておけばいい方なので
お客様が「この魚下さい」でクロージングする

売上高=魚の単価*匹数

なのです。

でも一番下のタイプは、水槽で泳ぐ魚も必要なのですが、
魚が泳ぐ水草も茂っている自然の空間を作りたいので・・・

売上高=魚の単価*匹数+水草+関連商品

って感じになります。

当然、お客様ひとり当りの単価が違ってくるのです。

そのためにネスカフェの「違いのわかる男のコーヒー」ではありませんが、『仕掛け』 が必要になってきます。

・スタッフの接客であったり
・しっかり作られた水草水槽

であるわけです。
関西圏のアクアショップって、オープンすればついつい興味本位に立ち寄ってきました。
でも華やかにオープンしたのに、いつの間にか?
クローズされている。

どうしてか?・・・

どのタイプのお客様に価値をお届けしたいか?
不明確だからです。
たとえば魚に絞ってお話しすれば、小型魚もいれば、アロワナのような大型魚もいる。おまけに金魚もメダカもいる。
すべて扱っているよろず屋のようなお店が多かった。

やはり価値をお届けしたいお客様のタイプに合わせて、
お店の売り方も変えなければならない。

趣味性の高い店だからこそ、こだわってほしいなぁー(笑)

東大阪のアクアショップは、そんなことをしっかり考えて、お店を作っているので、楽しい。
だからそんな水槽を作りたいお客様が集ってくる。

ホームセンター、園芸店でもよく見る瓶の中に苔を植え込んだ商品最近では、水槽内に自然のワンシーンを切り取ったようなバルダリウムが流行っています。
※「バルダリウム画像」で検索するとたくさんの作品が出てきます。

部屋に観葉植物などを飾るのと同じように・・・
水槽に流木や熱帯性の観葉植物を植えたりして、そこで熱帯性のカエルなどを飼って、自然のワンシーンを楽しむ。

そんなことを考えると

次世代のアクアショップって、インテリアショップと融合した店

熱帯魚などの魚、水草、関連商品、観葉植物、インテリアグッズ
そんな商品が、ひとつのお店にまとまったお店が必要だなぁ?!

●データーを整理してみると・・・

・お客様は興味のない人でも楽しいお店に集まる。
・「これ下さい」というモノだけを届ける店は、どんどん衰退。
・昔は、雑誌の情報、お客様の口コミだったが、現在はSNS。
・アクア関連書籍は、昔は2種あったが、今は1種。SNSで作品見た方が楽しい。
・スタッフが自ら作った水槽が多いほど、スタッフの思いも熱い
・スタッフがフレンドリー。
・お客様の興味の方向を考える。
・クリンリネスの行き届いたお店。
・水槽の水がくすんだお店は、熱帯魚も元気がない。

ざっとこんなことでしょうか?
こんなことを自分のお店の商品に変えて考えればいい!!
自分のお店を見た時に、よろず屋のようなお店になっていないか?

●ポイントは・・・

お客様に扱っている商品の買う理由をお届けすること!!

そんな風に考えます。
最後までブログを読んでいただきありがとうございました。