『お店の売場「いいね!」』アプリ開発の記事で感じたこと

こんにちはーー!!
売り切る売場仕掛人 オーパ伊藤です。

お盆前の日経MJの記事で「ダイエーのスマホアプリ」が紹介されて、気になっていた。

こんな経費わざわざ使って、アプリを作らなくても・・・
SNSを利用すれば、ただでできるじゃん って感じた。(笑)
イオンさんになってからきっと業績がいいんだろうなぁーー!?

他のスーパーのFacebookページの投稿・・・?
どうなっているんだろうって気になったので見てみた。

数年前は、チェーンの個店のFacebookページもあったりして、商品情報などが、けっこうの頻度よく更新されていた。

見てみると、会社Facebookページは更新されている。
個店のページは、お店と関係ない情報が掲載されている。
きっと人が減って、手が回らないんだろうなぁー!?
投稿内容が荒れている状態なので
お客様の「いいね!」もガクンと減少していた。

こんな感じ・・・(笑)

各店のチラシをわざわざページを開いて見るのはどうなんだろう? 便利に情報が閲覧できるネットのはずが手間がかかりすぎ。

新聞折り込みチラシの告知とどこが違うのだろう?
このラザニアを食べて、どんなおいしさ? 楽しみがあるんだろう?

 

やはりどちらかと言えば・・・

『売り込み』
『囲い込み』 的な投稿ばかりだ。
お客様もFacebookは、実名が基本なので「いいね!」を押さない。きっとそのスーパーの社員の「いいね!」だろう。

●お伝えしたいポイントは・・・

『お客様に商品のおいしさ、楽しさをきちんと伝えしてお役に立って、喜んでいただこう』

ってこと。そんなことをブログにまとめてみました。


この記事を見て、SNSで同じことが

『無料』 で、出来るじゃんって感じた。
ポイントカード、割引などの囲い込みが、もう効果がなくなっているのに、まだこんな古い仕掛け? って感じる。

●囲い込むって・・・
そのお店で使えるポイントを付加して、再来店を促すような仕掛けなんだけど・・・
もう必要なモノ以外はいらないと言っているお客様が多い中で、そんなことをしても効果がない。

そんなことより・・・

実際商品を

「触った感じ」「食べた感じ」「見た感じ」

お店の担当の人の言葉で伝えた方がいい。
売場の写真ならインスタグラムでした方が効果があるかも?
様々なサービスが提供されている中で、お客様に提示されるサービスなのできっと価値があるんだろうなぁ~(笑)

アプリがどんなものか?
でも無料で提供されているサービスで十分だと考える。

それより伝え方・・・
あるスーパーのFacebookページの内容を見てみると、
どなたがアップされているかわからないけど・・・
新聞折り込みチラシと同じ「スペック情報」しかない投稿内容だ。

●たとえば・・・

こんな感じの投稿があった。
伝えているのは「カレーフェア」というスペックだけ。
そんなことは画像を見るだけでわかるーー(笑)
文章の中で・・・
好評で在庫がなくなったと案内されている。

●もし「自由軒牛スジカレー」が完売した商品と仮定したら・・

「1Fお肉コーナーの前の特設コーナーで行っているカレーフェア好評開催中です。
期間中、おかげさまでご好評をいただいている「自由軒牛スジカレー」!
まとめ買いされる方が多いので、前回は売り切れちゃいました(笑)
今回、リクエストにお応えして「ドーン」と準備しました。

このカレーが人気しているポイントは、牛スジとたまねぎたっぷり。コクがあって、ちょい辛で、夏にぴったりなとこかも(笑)その他にも普段扱っていないご当地カレーをご用意しました。
一度、立ち寄ってみてね~」

こんな感じの文章と売場のおススメレトルトカレーにPOPをつけるだけで、お客様は興味を持たれて売場に来られないだろうか?

お店の会社トータルのFacebookページ、@LINEなどがあるけど、ポイントとか?割引とか?
いかにもって感じで、このお店を使う理由にはつながらない。

書かれている投稿も本部の担当の方が机上で考えた文章には、「シズル感」がなく、単に「スペック感」だけ。
だからお客様も興味を示さない。

話しをアプリの話題に戻すと・・・
開発されるアプリがどんなものか?
お客様をアプリで囲い込んでみようということか?
きっとアプリを使えば、いろいろなデータ集積も出来るから、売上につながると想定されているのか?
まず無料で提供されているサービスを使って、腕を磨いて、アプリを考えた方がいいかもしれない。

●データを整理してみると・・・

・SNSは、無料で使用できる。
・SNSは、本部の担当の方ではなく、お店におられる方が、実際、商品を手にしてあげることがシズル感が伝わりやすい。
・お店のエントランスなどでも、掲示して案内すること。

「商品情報」
「割引情報」
「キャンペーン情報」
ではなく、

あなたのお店で、どんなことでお客様に喜んでもらえるのか?

『ヒントは売場にいくらでもある!!』

お店は人を減らされているのでたいへんかもしれない・・・
SNSに投稿する5分くらいの時間は、とれるはず。
今回は、ダイエーさんのアプリから、SNSの発信についてお話しさせていただきました。

こんな積み重ねが、お客様からの指示につながっていく。
今、活用されていないSNS。
無料で出来るのが強み。経費負担は、有料サービスを使わなければ、かからない。

費用対効果大ーー!!

そんなサービス再開してみては・・・?(笑)
こんなサービスやツールがたくさんあるのに、どうして使わないんだろう?
これが商品を売り切って、利益を確保するポイントにつながるのに・・・(笑)

ってこと。最後まで読んでもらってありがとうございました。