水族館の企画を見て、お店の売場を連想したこと

こんにちはーー!!
売り切る売場仕掛人 オーパ伊藤です。

大好きな「世界淡水魚園水族館アクアトトぎふ」に行ってきた。
またかぁー!! って言われそうですが・・・
好きなモノ、しゃぁない(笑)

大阪から高速道路を突っ走れば、2時間くらいで到着!!

アクアトトぎふに着いたのは、10時過ぎ。
けっこう広い駐車場は、ほぼ半分くらいは埋まっていた。
この駐車場の込み具合、なつかしかった。

昔はスーパーやお店の駐車場って、開店前から入口に近い場所が埋まっていた。
まさにこのアクアトトぎふの駐車場の状態。
それもファミリーで来られるので、店内はにぎわっていた。

昔は、動物園、水族館も閑古鳥が鳴いて苦労した時代がある。
でも今は、盛り返してこの状態。

逆に、お店はオーバーストアやら、ネット消費やらで
お客様の奪い合いで、苦戦しているようにいわれている。
ネット消費要因は、一理あるかもしれない。
でもリアル店舗に魅力ないから。

アクアトトぎふの出入口にある

「テーマ水槽」!!

これってすごく大切な役割りをしている。
そしてお店では売れないからを理由に、短縮、排除したこと。

それはお客様をお迎えする「テーマ」

アクアトトぎふの「テーマ水槽」から感じたこと。
ブログにまとめてみました。

お店の方ならこのツールの色目、長寿という言葉から、テーマがピーンと来るはずだ。

テーマ水槽に向かって、こどもが二人

「じいじとばぁばぁが、元気でありますように・・・!!」

って、手を合わせてお願いしていた。

この大きなスッポンは、そう、9月18日の敬老の日に合わせて演出されているもの。

ほんと大きなスッポンでした。首がこんなに伸びるのにはびっくりした。

スッポンは、滋養強壮・不老長寿に良いとされ、古くから中医学や漢方の世界で珍重されています。
珍しい大きなスッポンが、皆さんのご長寿をお祝いします。

とポスターで紹介されていました。
コピーのくくりが「敬老の日」を感じさせるもの。

●お店はどうかな?

毎週、買物に行った時に、クルッと売場を歩いてみます。
買物しているお客様を見るとけっこう年配の方が多いのに
敬老の日の「け」の字程度しか、売場がない。

敬老の日は、ギフトだけじゃない。
今は、医療も発達して、年々、平均寿命が延びる時代。

お年寄りも「テニスしたり」「ゴルフしたり」「山登りしたり」

元気なのです。
アクティブシニア時代。

人が動けば、モノは必要だ。
でもテーマでくくられていなければ、お客様には伝わらない。

昔は、「敬老の日」のような社会催事商品は、2週間くらい前に主通路面で展開した。
だから9月には売場で演出。商品を並べていた。
●社会催事商品というのは
「ひなまつり」「母の日」「こどもの日」「父の日」「防災の日」「敬老の日」「七五三」「クリスマス」などなど
上げていくとキリがない。

これが売場作りのテーマであった。
だから売場も自然と変化した。

でも売場にテーマがないから

今は、1か月後に行っても、非食品の売場は変わっていない。

まだこの売場か? あきちゃうーー!!

わけです。
今のお店の売場は、社会催事商品は売れない。
という理由で、新しい仕掛けを求めてさまよっている。
お盆明けからハロウイン商品が食品催事コーナーで展開されたり
テーマがないからそんな感じ。

月のテーマ、週のテーマがない。
そんなおもしろくもないとこにお客様が来るわけない。

お店って、お金を落とす場なのです。
楽しくもないのに、お金を落としに来るわけないじゃん。

でもネットなら、わざわざ行かなくても、家まで届けてくれる。
そんなネット商品には、時間のメリットがある。

ではお店は何?

『楽しさ』!!

だから売場にはスタッフが配置されている
・スタッフ同士が売場で大笑いするためにいるんじゃない
・お客様と会話するためにリアル店舗ではいるわけです

さらに間違っていけないのは、商品を売り込むためにスタッフがいるわけじゃないってこと。

楽しさのために必要

それは「テーマ」
「テーマ」に沿って売場を作るコト。
「テーマ」に沿って日常会話するコト。

アクアトトぎふの「テーマ水槽」を見てそんなことを感じた。

スーパー、お店の入口にこんなポイントありますか?
大きなスーパー以外は、「入口=出口」
そんなポイントに、こんなテーマ水槽のような演出必要だ。
今度、そんな大好きな動物園、水族館、植物園から学んだ

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動物園好き、水族館好き、お店のテーマ作りがわからない方
興味のある方、時間があれば、ぜひ!!

最後までブログを読んでくれてありがとうございます。