企画は十人十色、自分の色を出すことが大切!!

こんにちは~ ♬
売り切る売場仕掛人 匠(たくちゃん)です。

よくお客様とお話しをしていると言われる言葉がある。

・もっと商品が売れる企画~!!
・もっとお客様が集客できる企画~ !!

そんな企画を立案してほしいと・・・(笑)

たいがいの人は、過去の事例から引っ張り出す人が多いんじゃないだろうか?

・インターネットの売れそうなネタを検索
・専門誌、書籍から情報
・競合の販売事例

そんな情報から引っ張り出してくるので
コンペなどしてもあまり内容に大差ない結果に終わる。
どうしても他人に頼ってしまうものだ。

その時点で、自分らしい企画を提案することが欠落してしまっている。僕は企画って、それぞれの人があるから面白いと思っているから、自分が正解だと思って、立案する。

でも企画には『 正解 』なんてない。

どの企画を使うか? 決めるのはお客様だ。

それがわかっているのに、過去の事例に頼ろうとする。
だから今のたいはんのお店には

「らしさ」
「個性」

がなくてショッピングしていても一番おもしろくない。
そんなことを考えていきたい。

自分の可能性をもっと信じてチャレンジすればいいのになぁ~!!

お店の方の意志が生かされて、個性のあるお店って魅力的。
魅力的だから、お客様にもそんなことが伝わって、口コミが広がって、お店の前に行列ができている。そんな素晴らしいお店も存在するのに・・・

● 企画を作ろうとする時って・・・

・過去の事例
・現在のリサーチに走って分析

その結果を、ああでもない、こうでもないとこねくり回すので、分析して考えている本人も面白くないし、導き出される結果は、お客様が共感する内容には程遠い。

●ヒントは・・・

・自分が「おやっ?」と思ったこと
・自分が「なるほど」と思ったこと

に隠れていることが多い。
そんな要素には、こころの中で尾びれがついて膨らんでいるので
企画を組んでいても、イメージがしやすくて、自分がおもしろいと思った企画に進んでいく可能性が強い。
企画に自分自身がきっちり入っているので、説明でも伝わりやすい。

自分に自信がある企画だから、お客様にも共感されて、結果、評価が高い!!

例えば、企画ミーティングなどで、5人が参加しているとしましょう。よくあるケースが、ひとりの人が意見を言うと・・・

「私もこの件については○○さんと同意見です。
たとえば、プラスこんなサービスをつけたらどうでしょう?」

と一人の意見を膨らましていこうとして、自分の色は出さない。
僕は、やはり5人いれば、5色の企画が出て当然だと思うのです。

5人のミーティングで、極端な話し1色しか出なければ・・・

残りの4人には、存在価値はない!!

やはり企画を考える場なのです。正解なんてないわけです。
5人いれば、いろいろな見方があるわけです。
● 企画テーマに対して、私の見方はこうだから・・・

「私はこう見えた」からこんな企画を考えました。

ってことが大切だなぁ~ !! って考えるのです。
普通に考えれば、みんなが同じ方向に行かない。
方向性は同じでも少し違った考えがあって当たり前だと考えます。

やはり
1. 自分にとって何が重要かは、自分で決めている
2.自分は相手の意見を聞くが、無理やり相手の意見に合わせる
 必要を感じない。
3.自分がいいと思っていることは、友達が批判しても変えない。
4.泣き寝入りはしない。

上記のポイントには自分の苦い経験もあります。
お店で作るチラシのレイアウトを決める陣取り合戦のような会議。 当時は、チラシも効果があったので、チラシ面の取り方で、売上が左右される大切な会議だったわけです。
その頃、僕は生活用品のフロアーのサブマネージャー。

他のフロアーはフロアーを統括されている責任者の方が参加されていて、突然、声が掛ったので、考えもきちんとまとめず参加しました。自分の意見をまとめていなかったので、他のフロアーの責任者の意見に合わせたり、押されっぱなしでした。

結果は、翌日、フロアーの責任者店長に談判して、この会議がもう一度されたのですが、この時、急に言われても自分の意見をしっかり持って置くことの大切さを学びました(笑)

こんな経験の積み重ねもあって、自分の色を常に持って置くことの大切さ。常に、自分の考えていることを持っていること。

最大公約数ではなく最小公倍数の企画につながるように考えていきたいなぁ~ !!

会社のミーティングでも、スタッフが自分の色を出せるように導いていきたいものです。

今日も気温がかなり高い予報が出ています。
暑さ対策をしっかりして、笑顔で過ごしましょう~ ♬