こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。
今日のテーマは、僕がずっと悩んできたことを取り上げました。(笑) でもこれは価値の問題なので、価格競争に一喜一憂している人にとっては、論外の内容かも(笑)
会社を起業してから苦労したきたのが、価格設定の問題です。価格設定によっては、取れる案件と取れない案件がありました。
この問題というのは、別に僕の会社で制作しなくても、他の会社でも起こること。大きな会社は資金が豊富なので、少々価格競争で痛い思いをしても案件は確保できる。でも中小企業は、違うのです。
でもお客様は安ければいい!!
という視点でした。
主に大手スーパーのお店の中で使われるPOPのデザインを携わっていました。この業務は、どんどん便利になるパソコンのソフトの進化で、誰でも出来るようになってしまったのです。デザインの知識、お店の販売促進ツールの知識があれば、そこそこのツールの制作が出来るようになっちゃたのです。
これがコモディティ化!!
僕の会社じゃなくても、お客様のお話しを聞いて、作ればできちゃう(笑)だから僕の会社から買う必要もなく、そこそこのものができるなら、安ければいい方にお客様は流れるわけです。
ちょうど大手スーパーも毎年、非食品のファッション(衣料品)生活用品(家電、インテリア、家庭用品など)の売上が年々悪くなり、お店全体の利益にも影響してくるようになりました。
業績が悪くなると、経費の削減です。お店の販売促進担当は、相見積もりを取るコンペをするようになりました。
相見積もりなんて、どこでもやっていることです。
でもこの価格競争に疲れている会社が多いのでは? と思うのです。僕も価格競争には疲れました。
作業量は変わらず、
価格だけが下げられるのですから・・・!!
企業の最低賃金は、上がり続けている。
東京では、1,000円を突破するような話しも聞いたりします。
どうしてこうなったか?
それはお客様にお届けしているモノに、
僕の会社でしかできない独自の価値がないからです
価格競争って、ほんと案件が取れれば、営業が喜んで、取れなかったら、悔しがって・・・一喜一憂でした。でもそれをデザイン制作するデザイナーに、今回、激安価格だから、制作時間抑えてと言ったとしても、担当者の修正修正で、けっきょく売上は赤につながるのです。1月に大阪なんばのオフィスから、枚方にオフィスを移したのは、そんな理由からです。
一番ひどかったのは、
キーデザイン案だけで40案出したこと(笑)
これはほんとひどかった。
販売促進担当者が、いろいろな人の意見を聞いて、決めなかったから・・・でも最後にオチがあるのです。
それは決まったデザインは、
一番初めに提示したデザインだった
ってことです。40案もデザインを作ってもっていけばいくらになるか? です。この時も修正費はいただけず、デザイン1案分の請求でした。
でもこうなったのもすべては僕の責任!!
もっと新しい独自の価値のあるモノを考えて対応すべきでした。大手スーパーの売上の確保に躍起になっていた。
価格競争は、一時的に安い値段でお届けできるモノを開発しても、パソコンのソフトでできるモノなら、すぐに価格をくぐる企業が出てくるのです。
これからAIが発展して、どんどん便利なると、もっと価格は下落してくるかもしれません。価格競争に生きがいを感じている会社は、そのまま続ければいいのです。
でも価格競争に悩んでいる方、会社があれば、周囲を見渡して考えた方がいい!! 僕のように
明日はきっとよくなるだろうあすなろ物語!!
そんな風に考えていると、切り替えるポイントを間違えてしまいます。僕は、1年半前に、名刺を制作させていただいたある方から
「エネルギー値がすごく低くて、グレーです」
と言われました。ほんとその時は、価格競争、会社の運営・・・いろいろ悩んでいました。公私ともに人生を切り返すことが出来ませんでした。価格競争から抜けると売上がなくなる恐怖。
でも今年の1月に、大手スーパーの販売促進ツール制作の業務からは抜ける選択をして、オフィスも地元の枚方に戻りました。当然、名刺やカードの業務が、今のようにお声掛けされる状態でもなかったからです。でも振り返ると選択はベストでした。
ひとつは精神的な圧迫からの解放
もうひとつは、名刺、カードの業務をしながら、いろいろな人とつながる楽しさです。
楽しいとお届けするモノにも、他の人と違った価値が出てきます。当然、同じようなことをする人も出てくるわけですが・・・
● 最近、起こっていることは・・・
こうした方がいいよ!!
っていう宇宙から手紙が届くようになったこと。
これはスピリチュアルな世界なので信じる人もいれば、信じない人もいるでしょう。でも届くんですよねーー(笑)
もしかしたら一部の人は、これを直感という人もいるかもしれません(笑)でもお届けする名刺、カードに、もうひとつ自分らしい価値を添付してお届けしようと進めている途中です。
進化するって楽しいことです!!
まさに仕事が楽しい。人の価値を発見することが楽しい。
楽しいといいモノがお届けできます。価格競争の業務から脱却してよかったと思う毎日です。