こんにちは~ ♬
神社大好き!! 匠(たくちゃん)です。
来年、神社検定にチャレンジしようと思い、最近の愛読書は、
日本神話や古事記を読んでいます。特に古事記は、神様の名前が多くて、頭がこんがらがってくるのですが、マンガでも読みながら理解を深めています。
古事記に出てくる出雲國・伊賦夜(いふや)坂が、ここ黄泉比良坂と云われています。
島根県松江市東出雲町に
黄泉比良坂(よもつひらさか)
という場所があります。
黄泉比良坂は、『 あの世 』と『 現世 』を
つなぐ場所と云われています。
黄泉比良坂の記載を簡単にお話しすると・・・
「最愛の妻・伊弉冉(いざなみ)が亡くなります。伊弉諾(いざなぎ)は、亡くなった妻の伊弉冉に会いたくて跡を追います。
跡を追って訪れたのが、黄泉の國。
黄泉の國に着いて伊弉冉を呼ぶと「私も帰りたいと思います。黄泉の國の神様に相談するので、その間は、決して私の姿を見ないで下さい」と言って、消えてしまった。
伊弉諾は、待てども返事がないので、しびれを切らして辺りを見てしまった。
そこには身体にウジ虫がわき、腐乱した伊弉冉の死体があった。
「あなたは私に恥をかかせましたね!!」
と怒った伊弉冉。伊弉諾は、恐ろしくなって逃げましたが、伊弉冉は、追いかけてきました。そして伊弉諾は、千引の石(ちびきのいし)で道をふさいでしまった。
その後伊弉冉は、黄泉の國の主宰神となり黄泉津大神(よもつおおかみ)と呼ばれました。 」
こんな感じの内容です。
黄泉の國は、あの世と現世の境界線と説明されています。黄泉比良坂は、浮遊霊がさまよっていても不思議ではない場所なのです。
アイキャッチ画像が、黄泉比良坂の入口で、石柱が2本、そして細いしめ縄が結ばれて、結界を示していた。この結界を先に進むと、死の世界って感じでした。山の中なので、シーンと静まりかえって、空気もひんやりしている。石柱の前には、池があって、鯉が泳いでました。
一番奥に進んで行くと・・・
この大きな岩が黄泉の國に伊弉諾が入っていった入口と云われています。そして黄泉の國から帰った伊弉諾が穢れを祓い落すために泉でみそぎをされたと云われています。
もしかしたら入口の横にある池が泉かも?
その時、左目から生まれたのが
天照大神(あまてらすおおみのかみ)
右目から生まれたのが
月讀命(つくよみのみこと)
鼻から生まれたのが
須佐之男命(すさおのみこと)
なのです。神話のルーツがまさにここにあるのかも?
茂みの大きな石の横を見ると、天国への手紙ポストがあります。
現世とあの世の境界線に、こんなポストが設置されている。
少し不思議な気持ちになりました。
入った時には、このポストなんだろう? って思いました。
行った時は、二人の女性が、それぞれ手紙を書かれていました。きっと思い出の深い人に手紙を書いているんだろうなぁー?
僕も時間があれば、書いてみたかったんだけど、大阪に帰らないといけないので、楽しみは次回に!! この手紙は、一年に一回奉納してお焚き上げされるようで、天国に確実に手紙が届いて、天国で手紙を受け取った仏さんもきっと喜んでいるだろうなぁー(^^♪
黄泉比良坂は、2010年、磯村監督作品の 『 瞬 またたき 』のロケ地にもなったようです。北川景子さん主演で、亡くなった彼にもう一度会いたいと訪れる場所で、映画のラストシーンを撮られたようです。
生と死の境界線の場所で撮影されたのは、きっと特別な思いで撮影されたんだろうなぁー?
古事記を読み進めていくと、神様のお名前には、チンプンカンプンになってきますが、おもしろい。そして日本という国の本質に触れられるのも楽しみ。昔、父や母に聞いた神話もあったりする。
もう一度、日本という大好きな国の生い立ちを勉強しようと、神社検定を受けてみようと思いました。
日本の伝統とすばらしさを少しでも次の世代に伝えて、役に立てればいいなぁーー(^^♪