skypeの生まれたVISIONで成功している国!!

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

年末年始の休みに入り、休みの間に、本を5冊読もうと思ってます。読み始めた本に、skype の生まれた国の話しが載っていました。

● skype と言えば・・・

ユーザー間で無料で通話できるコミュニケーションアプリですが、今では、LINE、ZOOM、Messenger など多くのアプリが出ていますが、その先駆け的な役割を果たしたのが、skype でした。

このアプリがどこで生まれたか?

質問されて正解を答えられる人は、どのくらいいるのかな?
多くの方は、アメリカという方が多いのではないかな? 僕もそのひとりでした。

実は、フィンランドの南のバルト海を隔てたところに位置する

エストニアの首都タリン

フィンランドがどこに位置するか、知らない人にとっては、
エストニア ? あまり聞いたことがない国の名前だなぁー(^^♪
って思われる方が多いと思います。

でもエストニアのことをググっていくと、すごい国だとわかりました。

● IT先進国
● スタートアップ 企業の多さ
● 働き方改革

などで、すごく進歩している国。この国のことを知れば知るほど、日本のいろいろな対応の遅れが実感できます。

逆に、まったく知らなかったので、ショックを受けました(笑)メディアでは、あまりクローズアップして報道されないのに、きっと知らない国が、いっぱいあるんだろうなぁーー(^^♪

首都タリンは、欧州らしい街並みです。いつか行ってみたいですねーー(^^♪

エストニアは、ソビエト連邦共和国から1991年に独立を果たした国です。バルト三国(エストニア、ラトヴィア、リトアニア)中では、一番北に位置する国です。

● 国土面積は、約4.5万㎢で、日本の9分の1
● 人口は約132万人で、神戸市の人口と同じくらい
● 約98%の手続きが、電子手続きで完了できる

という国です。skype が生まれたのも、なるほどと感じます。
この国が、IT先進国になったのは、ソビエト連邦国時代に、情報通信技術開発センターがあったからのようです。
でも独立当時は、国民の半分以下しか、電話を利用できないような情報インフラの弱い国だったようです。

独立してから以降、インターネットをキー 

● 行政、政治の徹底的な効率化、透明化
● 産業の活性化

などを目的として、この国のデザインを進めていった!!
その結果・・・

『 e-estonia 

という電子政府の仕組みが生まれました。
この仕組みには、vision と思われるような

「電子政府というシステムを確立すれば、仮に国土が他国に占領され、物理的な国家がなくなったとしても、ネットワーク上のソフトとしてエストニアという国・政府は存在し、機能し続けることができる」

コンセプトがあって、現在では海外に住む人が登録することで電子移住権を得る

『 電子国民 』

になれる取り組みも開始されているようです。まさに未来イメージに基づきアクションされている超IT先進国です。だからskypeも、エストニアで誕生し、全世界でも使用されるようになったのでしょう!!

エストニアでは「最も進化したデジタル社会」をvisionとしてイメージして、それに沿って行動を起こすことで進化をしてきた。
エストニアから未来をイメージすることで、国レベルの大きな単位でも、変わっていくことができることが証明されていますね。

エストニア国人でもなくても、eレジデンシーというカードが発行されて、このカードを持っていれば、電子国民になれるそうです。

2025年までに仮想国民を2,000万人する計画を掲げている!!

ほんとに具体的な目標です。目標をクリアしながら、VISIONの達成を目指しているのが、わかります。

● 企業を設立するのに時間は、18分
● 国際結婚にかかる時間は、10分
● 身元照合にかかる時間は、5分

日本でかかる時間と比べると瞬殺で行われる感じです。
たとえば起業する場合、18分では終わりません。時間と書類の枚数ばかりが多くて、手続きも難解で、クリアーできないのが、18分で、起業できるとなると、起業もしやすくなります。

それに働き方も大幅に異なってきます。
やはり具体的に、VISION を立てて、未来をイメージして、目標を立てていくだけで、エストニアという国の姿を見るだけで理解できるものです。会社でも個人でも、ミッション、ビジョン、バリューは、大切ですねーー(^^♪