週末、大阪の街を歩いて、中国人らしいファミリーの多さに、いつもと違う雰囲気を感じました。
ニュースでも盛んに報道されていますが、中国人を中心とする「爆買い」・・・ 大阪なんばのドラッグ店では、カートいっぱいに商品を詰め込んで、レジの精算金額が、8万円!!
こんなの普通ありえない。
ニュースを見ていて、「まじ・・・(^^;」って感じました。
こんな買い方、するんだと驚き以上のモノを感じました。
スーパーの売場でも、食品売場で中華商材を拡大展開して「中華フェア」を展開しているところが多かったです。やはりニュースで、中国人を中心にした春節関連の報道が、あちらこちらの番組でされていたので、普段のお客様も 「中国=中華料理」 を作ることにモチベーションが上がったかもしれません。
その他食品売場では、お土産になるような加工食品・・・特に、抹茶味の商品の面を広げて、中国語のテーマボードをつけて訴求されていました。
テーマボードは、中国語表記なのですが、それぞれの商品POPは、日本語表記だったので、商品のキャッチコピーくらいは、中国語表記で展開訴求すればいいのに・・・!! って感じました。
そんな展開をしないとターゲットのお客様に気持ちが伝わらないです。
だから売場展開的には、ちょっと中途半端かな?
私が提案するとすれば、ターゲットに伝わる売場を作りたいですね。
だって、お客様に商品の良さ、おいしさが伝わって、そして購入していただけるのですから・・・
結果はどうか? わかりませんが、売場を作って、展開してみることは、10月には、「国慶節」の休みが、また1週間ありますので、次の展開に生かせるのではないでしょうか?
中には、店舗の場所によっては、まったく対象客が来ない店もあるでしょう。それを今回きちんと把握して置けば、次の機会に生かせるし、情報発信もしていかなければなりません。
私の会社では、販売促進のデザイン制作や企画の立案をしているので、中国語表記も勉強していかなくっちゃ!! と改めて、感じました。
目立って売れていたのは、薬品や化粧品でした。
これは新聞などにも報道されていましたが・・・
「今度、春節の休みに日本に行ってくるんだ」って、友達に話すと 「あの商品買ってきて・・・」と頼まれることも多いようです。
これは、「日本製商品」 の安心感・信頼性 もあると思います。
私も海外に行く友達がいたら、あのメーカーのあの商品買ってきてと頼むことがあります。だから薬品や化粧品の爆買い現象が起きているのではないでしょうか?
特に、ストッキング、毛染め、ハンドクリーム、リップクリームなどの日本製商品がよく売れているようです。
今回は、円安 も大きく、起因しているのでしょうし、LCCなどの便の種類が増えていることもあって、気軽に訪問されていることもあるでしょう。
ただ、政府間レベルの日中関係は、改善途上なので円安、輸送量の増便だけが主要因ではなく・・・
観光庁で、北京、上海、香港で、日本の観光を積極的にプロモーションされたそうです。
たとえば中国で行われる旅行博に出展したり、商談会をしたり、屋外広告、地下鉄広告を使ってアピールしたり、現地の旅行会社の販売担当者を日本に招いたりしたそうです。
それが 「口コミ」 となって広がったそうです。
やはり 関係性の構築 です。特に中国の方は、友達や家族と自分の体験したことを共有する傾向があるようで、それがひとつのステータスになり、今回のように 「日本に行くんだけど・・・」 なら 「あれ、買ってきて」とつながっているようです。
クールジャパン戦略もしかり、関係性の構築のためのプロモーション方法やチャネルを考える必要性がありますね。
雑談ですが・・・アジア諸国の休暇をひろってみました。
●中国 春節 (旧正月)
●ベトナム テト (旧正月)
●タイ ソンクラーン (タイの旧正月・4月)
●インドネシア ルバラン (断食月「ラマンダン」の後の大祭)
●中国 国慶節 (建国記念日・10月)
●インド ディワリ (新年を祝う祭・10月末)
●フィリピン クリスマス
といった日本のGWのような休暇もありますので、観光庁に積極的に 「日本」の良さを売り込んでほしいものです。
今日も長々とお話しにお付き合いいただきありがとうございました。
楽しい一日でありますように・・・ 感謝〜 (^^ ♪