最近、社内でリスティング広告に取り組んで、会社販促に取り組んでいこうという話しがまとまりました。
現在は、営業担当の方、中心に進めていっているのですが・・・
私も最近は、すべての業務に顔を突っ込むようにしているので、このリスティング広告の件も勉強がてら、ネットを見たり、本でも読んで取り組んでいこうと思いました。
実際、ネットを見ても、本を見ていても、成功例ばかりで、逆に、すべての会社や人が成功しているわけでもないと日頃から思っていましたので、デメリットをきちんと述べている本やネット記事を検索しました。
その方が、 「私はこうやって成功して、売上がこれだけ伸びました」 だから、私のやり方ですると成功するよ!!
「そんなわけないじゃん!!」
人間って、周囲に、自分自身を美化して、きれいに見せたい動物ですから、少しでも成功していることを告知したいはずです。
でも本やネットの記事を見る限り、こんなに成功している人が多いとは思えなかったのです。やはり日頃、デザイン業務や企画業務を行っていると業務の中でもそんな話しも聞こえてくるので、成功した人の話しを見て、勉強するより失敗談を参考にした方がいいものです。
なぜ、デメリットかというと・・・
●成功した人の話しは、その人のマネをして、二番煎じ、三番煎じとマネをしている人がきっといるから同じことをしても、ビジネスではダメ。
●デメリット、失敗談って、成功例をマネする人が多いように、失敗例は、自分も失敗したくないから、避けて通る人が多い。
●デメリット、失敗談を考えれば、裏側に成功につながるヒントが隠されている。
さて、リスティング広告を知らない方もおられると思いますので簡単にまとめてみると、検索エンジン(Yahoo!やGoogleなど)でユーザーがあるキーワードで検索した時に、その検索結果に連動して表示される広告の事で、下記の画像のような感じです。
成功本を立ち読みしていて、勘違いしてしまうのは、リスティング広告を打ちました。=売上が伸びると思ってしまうことです。私は、ネットの方も少しだけ知識があるので、このリスティング広告は、新規のお客様を集めて、顧客に発展させていくか? そのためのシステムがしっかりしていないとただやり方をマネするだけでは、効果も発揮できないということです。
そこでいざ自分が展開していく時に、注意しなければならないデメリットを考えてみました。
1.リスティング広告に対する知識不足
ネットの世界と言えば、変化のスピードも早いので、今日、話題になっていることが翌日になれば、もう尻すぼみになっていることは日常茶飯事です。 リスティング広告というのは、非情に細かくキーワードがカスタマイズ出来る ので、逆に、たとえば私の会社がターゲットとする客層に対して、適切に設定していかなければならないのですが、そのキーワードもオークションのようなものですから、流行れば集中して単価が上がっていくのです。
その辺の知識を持っていないと、業者任せでやっても、 「なんだ全然効果ないじゃん!!」 という形になって、「もうやめた!!」 になってしまいがちです。そのための知識や情報が必要な広告だということです。
2. 導入企業向けの情報が少ない
私が疑問を持ったように、情報があまりにもプラス方向に誘導されていて、ポジティブなネタばかりです。導入して、きっと 「こんなはずじゃなかった」 となるレベルの情報ばかりなので、もっと裏側の情報がほしいなぁ? と感じました。
お客様を躍らすのは、メディアの仕事ですが、ネットで成長してきた企業がリスティング広告を使用して、成長してきたのは、事実でしょう。
うまく使うことが出来れば、成長していくでしょう。
でも裏側には、きっと成功してきた企業以上の失敗してきた企業があるはずだ と思います。そんな失敗例が、掲載されている本やサイトは、やはり、改善方法を考えられるので、参考になります。
でも少ないですね。
3. いきなり売上が伸びて、結果が出せる
「想像していたのと違う!!」
リスティング広告=売上が伸びる ツールだという誤解。
リスティング広告は、会社のホームページやランディングページに集客して、発展させていくツールだということです。
なので、導入して、売上が伸びるという勘違いをすると、経営戦略そのものが狂ってきます。リスティング広告のしっかりした理解が必要です。
4. リスティング広告がすべてではない
3の項目と重なりますが、リスティング広告で、データを見ながら、少しづつキーワードなどを変更しながら、パフォーマンスを上げていっても、リスティング広告のみで、結果が出ないということです。
やはりクリックして、お客様が来てくれたホームページやランディングページが、ターゲットとするお客様に思いが通じないといけないということです。
リスティング広告は、逆に考えれば、 「あくまでアクセスアップの一部分を担っている」 だけで、その他の役割の部分が、しっかり機能していないとダメだということでしょう。
そんなことをツラツラと考えてきましたが、当社でお客様に提案する場合も、しっかり考えてお客様に提案していきたいと思います。
現在・・・
「株式会社アンディーンノア」 ホームページもリフレッシュ
に向け、準備中です。
11月には、新しいデザインのホームページをお見せできると思います。 こうご期待!!
今日も長々とお付き合いいただきありがとうございました。