昨日は、改正法人税説明会に参加して、言葉の堅さにうんざり・・・
(ﾉ_ё)ｳｩ･･･ｩ･･･ｩ･･･
そんなことを言っていたらいけないのかもしれませんが、メディアで使われている言葉と違うので、話しを聞いていても とんちんかん一休さん状態。 周りを見てみると、お昼寝している人も、何をしに来ているんだろうと、逆に、疑問を持ちました。でも話の内容の堅さからすれば、しょうがないか？ とも思いました。
内容は、「改正法人税」の説明と案内がきていたので、それだけだと思っていましたが、「消費税法改正」「社会保障・税番号制度」の説明も聞きました。
「社会保障・税番号制度」 と堅い言い回しで説明されて？ みんなが認知している 「マイナンバー制度」 と言えばいいのになぁ？ って思ったいたのは、私だけでしょうか？
先週、仕事が終わってスナックでガス抜きでもするか？ と思って、超久々に行きました。
しばらく飲んだり歌ったりしていて、ふと最近、新聞など読んで思っていたことを、お店のお姉さまに聞いちゃいました。
「この間、新聞に書いてあったんだけど、来年１月から会社が税務署に提出する支払調書に給料を支払った人のマイナンバーも記載しないといけないことになるので、このスナックの支払調書にも記載されるよね。そしたら勤務先や家族にこの仕事がばれちゃう可能性があるらしいけど、この仕事どうするの？」
「やはり会社にわかるとまずいので辞めるつもりなんです。」
って、小声で返答されました。
「やっぱり・・・」
新聞の記事は、ほんとうなんだ。 って感じました。
収入面を考えると、このまま夜の仕事も続けたいけど、昼の本業があってのものなので、会社にばれると、会社にも居づらい環境になったりもするので、そう考えているそうです。
メディアやネットでは、メリットやデメリットが、いろいろ言われているけど、そのような一般的なことではなく、このスナックのお姉さまのように仕事を辞めると言うことは、収入が減る と言うことですよね。
そんな方が、どれだけいるのか？ わかりませんが、多いと仮定すれば・・・
● 副業をしなくなるのですから、収入が減るのですから、当然、お金を節約する。
● 爆買いなどインバウンド消費で、せっかく持ち直してきた景気も、下がる可能性がある ＝ 景気が下がる。
● 副業をしなくなるので、人材不足。
などが考えられます。
夜の世界でも、このお姉さんだけではなく、そんな方が多いと思うので、一時期、 「ネオン街に閑古鳥が鳴いている」 と言われた時代もありましたが、収入が減れば、当然、節約しないといけないのですから消費が下がる。そして追い打ちのように、消費税が上がるという状況になると 「景気は完全に冷え込む」 と、私は、勝手に思っています。
だって、現在でも満足な給料をいただいている方って、ごくわずかだと思います。 ただその給料範囲で、頑張っておられる方が大半だと思いますが、中には副業で稼いで頑張っておられる方もおられるのが現状です。
副業がばれる可能性のあるマイナンバーが導入されると、こずかい稼ぎで頑張っている仕事も手を引かざる負えないと思います。
仕事は、このお姉さんのように夜の仕事をされている方だけでなく、ネットオークションで儲かっている人、その他の副業をしている人は、会社や家族にばれるだけでなく、手間な確定申告をしなければならなくなります。
また最近、飲食店でよく見かける海外の留学生もマイナンバー管理されることにより、法務省では、留学生のアルバイトを「資格活動」と位置付け、働けるのは原則、週２８時間以内と限定しているらしいのですが、これ以上、働くと 「違法就労」 となってしまうそうです。
なぜわかるかというと、マイナンバーで所得が管理されるわけですから、時給から逆算すると労働時間が明確になってしまうようで、私の会社には、そんな対象の方はいませんが、そんな方に頑張ってもらっている会社は、真剣に考えないといけない 経営課題 になりそうですね。
マイナンバー制度は、セキュリティーなどの問題も重要です。
最近ニュースを見て、厚生労働省室長補佐官が、公募企画競争で便宜を図り、現金１００万円を受け取ったとされる事件。
厚生労働省は、社会保険庁時代からこのような収賄事件が起こっており、管理の甘さが露呈している中で、マイナンバーの導入に対して危惧もありますが、もう発送が始まっているものどうしようもない。
やはり人って、お金を目の前に積まれると、心理的に揺らぎ、目がくらむ動物なので、国の役人なのだからしっかり立場を考えて動いてほしいものです。
今日も長々と好き勝手なことを記しましたが、一般的に言われているメリット・デメリットはもちろんですが、こんなことも身近にあるんだと感じました。今日もお付き合いありがとうございました。
希望は、景気に影響してほしくないなぁ？
