今週30日(土)は土用丑!大好きなうなぎ食べちゃおうっと!!

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

今週末は土用丑ですねー!! イコール「うなぎ」です。
今朝、お店の売場の展開を見ましたが、まだそんなに広がっていませんでしたが、ふかふかやんわりなうなぎが現在は売れるのでそんな蒲焼が広がっていました。

らお的には、食感がパリパリなうなぎの蒲焼が好きなのですが、なかなか扱っているお店は少ないです。
土用丑などにフラッとうなぎ丼のお店をのぞいてみると、昔ながらの蒲焼を出してくれるお店が人気しているように思います。

新聞折り込みチラシでも、本日くらいからチラシから訴求グリット数を広げて、訴求表現されているのが目立ちました。ただ売場は、そこまで広がっていない感じです。
そんなことをブログにまとめました。

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うなぎは日本人が好きな食べ物のひとつです。最近では「土用丑」の「丑」に引っかけて、お肉屋さんでは「牛の日」として「焼肉」「ステーキ」などを訴求しているとこをよく見かけます。

気温も上昇して、暑くなってきましたね。
丑の日の訴求も最近では、春夏秋冬しています。
特に冬のうなぎが栄養価が高く、スタミナ補給にも抜群と言っていた頃があります。

それは天然うなぎだからだったわけです。
最近では、養殖うなぎが99%の状態ですから、夏の土用丑のうなぎは、昔と比較すると、スタミナパンパンの状態で出荷されています。だから

「夏のうなぎは栄養価も高くなっている」

ということです。
でも年々展開売場は狭くなってきています。
これはクリスマスの鳥のローストも同じで、いつまでも今売れているから毎年売れるとは限らないということです。

「そこには仕掛作りが必要」

だと思います。
トレンド商品も同様で、今売れているから次々生産する。
ある日突然、似たような商品が少し安く出てきて、価格競争になってしまう。競争が激しくなって、利益が確保できなくなっていつの間にか市場から消えている。
そんな改廃の商品ライフサイクルが早いのです。
うなぎは希少価値があるので、値段は昔に比べれば高騰したままです。クリスマスの鳥のローストは、まさに価格競争。

そんなことに参加したくなければ、

「きちんと仕掛作りをすべきだ」

と思います。

「そこに展開商品が加わって、売場作りが加わる。」

現在、会社ではすでにクリスマスの企画などを考えてます。今年のクリスマスはどんな展開になるか? 楽しみです。

ちょっと横道に逸れてしまいましたが・・・
今日折り込まれていたチラシを見てみると

●A百貨店 「皮はパリッと 身はふっくら」
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百貨店なので、惣菜売場が広いので、うなぎ弁当の打ち出しがメインになっています。特に料亭や銘店の高価格のうなぎ弁当を打ち出されているので、ちょっとしたコピーがついていればなぁー? 料亭ですから、うなぎにもこだわっている部分があると思います。そこをちょこっと!! 鮮魚売り場のコピーはいい感じ!!
●B食品スーパー
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うなぎを炭火で焼いている画像をメインに、生産者の方の画像が入っています。「安心安全」の訴求をメインに訴求されているのですが、肝心のうなぎのこだわりが表現されていないのは残念です。ただ「生産地」「商品名」「価格」という感じです。プラスポイント訴求で、価格安いよ!!ということがメインなのでしょう。
●C食品スーパー

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特にこだわっておられるのは「新仔うなぎ」と「天然水」を利用して育てたということ

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「他のうなぎとはここが違う!!新仔うなぎ使用」と掲載されているのですが、お店を利用されている方を見るとご年配の方が多い。「おじいちゃん、おばあちゃんに喜んでもらえるうなぎです。だって新仔うなぎと言って、小骨も少なく、皮も柔らかく、身もふっくら、そして脂のりも抜群!!」って表現したらどうでしょう?
●D食品スーパー

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大阪のうなぎの蒲焼で超有名店の「魚伊」さんのうなぎをメインで訴求。でも他の店でも「魚伊」さんのうなぎは展開されています。ただチラシのコピーを見ていると「店内で焼き立てうなぎをご提供します」と掲載されています。「焼き立てだから、魚伊独自の焼き面はパリっとサクサク!! 中身はフワフワで柔らかいうなぎを提供します」というコピーをつければどうでしょう? 

今日入っていた新聞折り込みチラシから土用丑の訴求を拾ってみました。関連商品のクロスMDの訴求は当然ですが、今日のチラシを見て週末に買いに来られるお客さまもおられると思います。

D食品スーパーの「魚伊」の蒲焼は、けっこうのお店で取り扱っています。ただ冷ケースに冷たそうにパック詰めして販売されている商品と実際に店内で焼かれている商品は、食感が魚伊さんのお店に近いモノがあると思うので、やはり土用丑のうなぎなんてどこのお店でもして、お客さまも選択肢がいっぱいある状態ですから、自分のお店を選んでいただけるような

「仕掛け作り」

をしっかりしたいものですね。
これからの季節、食品売場ではお盆商戦も待ち構えています。

「お客さまに選んでいただけるような招待状作りませんか?」

今回もつたないブログに最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ワクワク楽しいところにはお客さまは集まるものです。
笑顔をたいせつに!!