お店には変化させるポイントがある

毎週末、買物に行くと食品売場の生鮮食品の売場は変化しているけど、加工食品、非食品の売場は、変化していないことがある。

らおは週末くらいしか行かないですが・・・
火、木、土くらいの新聞折り込みチラシを見て、買物に行くお客さまからしたら飽きてしまわれないかな?

それが2週間経っても変わっていなくて、取り付けられているPOPも折れ曲がったり、破れたりしているとお客さまも売場で商品を見る気もなくなりますね。

経費削減で、本来、お客さまに情報をお届けするために必要な販促経費。
採用募集しても人が集まらないこともあるでしょうが、非食品売場でのマンパワーの少なさ。

これが売場が変化しない要因のひとつであるように感じます。
そんなことをブログにサクッとまとめてみました。

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季節商品、社会催事、商品企画など売場のマグネットを意識して作っているお店は、お盆が明けて、近づいている「敬老の日」関連商品の展開を売場の第1マグネットでしていました。

らおがお店にいた頃から・・・
敬老の日の売場作りってけっこう難しいんですね。

関連商品と思われる商品はあるのですが、なかなかギフトとして売れないので、売場作りに苦労したなぁー?!

●今では敬老の日のタイトルでは売れにくいので・・・

●まったく敬老の日ギフトの売場訴求をしない
●敬老の日から少しひねったテーマで「健康フェア」で訴求

しているお店を見たりします。
日本って、アメリカなどの外国程、ギフト需要って意識がないので「バレンタインデー」「母の日」「クリスマス」くらいがそこそこ需要があって「父の日」「敬老の日」「孫の日」などは、認知度も低いので、あまり需要も高くありません。

売場は部門の縦割りなので、各売場でパラパラ展開している。
らおはギフト需要でカテゴリーを超えて、売場一ヶ所にまとめた売場作りを提案してきました。

話しが少し横道に逸れてしまいましたが・・・

そんなこともあって、売場が変化しないので、お客さまも飽きている部分もあるというか? らおも週末に買物に行くだけですが

まだ、この売場?

って感じることが多いです。気分的には飽きているので、必要なモノを買って、売場を回遊する気もなくなってしまうのです。

これが週3回くらい利用しているお客さまならどうでしょう?

売場すべてを変える必要はないのです。
実は変えるポイントがあるのです。

マグネット図
●第1マグネット 入り口付近      ●第2マグネット 突き当りの曲がり角     ●第3マグネット 主通路に面するエンド ●第4マグネット ゴンドラ内の陳列部分

第1マグネットと第2マグネットを変えるだけでお客さまの目は変わるのです。

それと意外なのですが、柱回り

って目立つのです。

●どう変えたらいいのか?

スタッフの数も経費削減の少なくなっているのですから、出来れば、少し手を加えただけで、お客さまに売場が変わったなぁ?と思わせたいですね。

●商品をすべて替える

一番手間が掛かるので、本来なら毎週毎週したいですよね。でもスタッフが少ないので、2週間に一回くらいでいいのではないでしょうか?

●色を替える

ファッションのステージ演出や柱回りのボディに着せている商品の色を替えるだけで、売場が変わった感じはします。

●組み合わせを替える

コーディネート演出している商品を替えて、着装イメージを替えてみたり、生活関連商品であれば、クロスMD商品を動かすだけでイメージは替わります。

●訴求テーマを替える

これはちょっと光の当て方を替えるだけで、今までと違った用途などが見えることがあるのです。

●什器を替える
●陳列を替える

などして、マンネリ化した売場を替えて、お客さまに喜んでいただければいいですね。

そんな売場をサブマネージャーの経験からお届けします。
売場が変化すれば楽しいモノですね。