売り切るには「売れ残らない仕入れメソッド」を考えてみるのもひとつ

こんにちは、売り切る売場仕掛人ラオです。

先日のブログでは、あなたの商品やサービスをお届けしたい 「ターゲット」 を明確にしましょう!! ってお話ししました。
モノやサービスをお届けしたいターゲットを明確にすると取り揃えるラインナップも変わってくるものです。でも変わっていないお店が多い。

八方美人なあらゆるお客さまに対応するラインナップは、大手の会社なら出来るでしょう。でも大手の会社でも、利益が圧迫されて、削減できる経費は削減している時代です。

どの会社、お店も利益の源泉を探している

そんな中、旧態依然の体制のお店って、けっこう見かけます。
会社もそうですが、利益がはじき出せないと長く続けることはできません。そんなことをブログにサクッとまとめてみました。

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ステーショナリーグッズは、細かくて管理がたいへんです。でもこの平台の何色のノート、どんなサイズのノートが売れているか?把握するのはたいせつなことなのです。そんなことを見て絞り込む。そうすればお店の個性が出てくる。

街のお店をフラッと歩いていると、クリスマス関連の商品が多く前面で売られている季節になりました。
アイキャッチ画像のように、たくさんの種類があります。

現在は、単体の追加が出来るか? わかりませんが・・・
●ラオが売場でクリスマス商品を並べたりしていた頃は・・・

●アソート
●ロット
●問屋の営業からこの商品が欲しかったら、この商品抱き合わせで仕入れて?

欲しい商品を仕入れたいのに、もれなく必要もない商品が抱き合わせで仕入れをさせられていた。これってすごく無駄な仕入れでした。

●このような仕入れをすると・・・

●不必要なモノを仕入れなければならない
●不必要な量を仕入れなければならない
●問屋の営業との関係性は崩れない

けっきょくは会社の営業数値には 「マイナスなお金の流れが発生する」 のです。

利益が見つからないければ、いくら一生懸命売場を作ってもダメなのです。そんなイメージで仕入れたモノは、たいてい期末に見切り対象につながって、利益を圧迫することにつながります。
そこでお届けしたいターゲットを明確にしたら、次は 「売り切る」 こと。

「売れ残らない仕入れメソッド」

必要だなぁ?

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細かいものほど管理に困る。でもあなたが好きでやっていることなら、管理もできるはず。

「売れ残らないメソッド」って難しいことを言いましたが・・・
これは至って、簡単です。

「あなたがこれは売れないと思っているモノは不必要」

だって自分の売場は、自分が一番知っているのですから・・・

たとえばお店の話しをすれば、商品の仕入れは買取が基本です。
そんな中で利益を産出しようとすれば、仕入れた価格で、すべて売り切ることが大切なのは誰でもわかります。

●売れ残らない仕入れ
●売り切る販売

このことを実行しようとしたら、仕入れ条件が変わろうが、自分の納得する商品を仕入れることです。
だから夢を託して「この商品はもしかしたら売れるかもしれない。だから仕入してみよう」
これが八方美人な仕入れにつながるのです。
「もしかしたら」と思っている限り、ラオの経験からすれば、けっきょく残ってしまいます。

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手編みの帽子をお客さまに提案するのに、毛糸を平台に品揃えしたとしましょう。売場内にも定番で品揃えされているわけで、陳列量が適正量か? 考える必要があります。

提供したい商品がお届けしたいお客さまがほしいと思う商品、サイズ、色、柄であるか? しっかり考える必要がある。

そのために自分のお店や売場の前を通るお客さまの動向をじっくり観察して、情報を把握した上で、必要とされているものだけを品揃えする。

●あすなろ物語的な

「明日はきっと売れるだろう」
「明日は今日よりもっとよくなるだろう」

発想も必要かもしれません。でもあくまで願望。
まず売れ残らないためには、自分の思っていることをしっかり実践することだなぁー?

そうやって仕入れがうまく回転し始めると、工夫するようになります。
店内のディスプレーを変えたり、低コストでお客さまが望む商品を開発したりする。

「もしかしたら・・・」

から一度抜け出してみませんか?
まず売れ残らないメソッドを考えて仕入れてみましょう。

つたないブログにお付き合いいただきありがとうございました。
利益を産出して、次のことに生かしたいものですね。