仕掛ける名刺は、会話がはずみます(笑)

こんにちはーー!!
売り切る売場仕掛人 オーパ伊藤です。

先日、第1回「仕掛ける名刺セミナー」をさせていただきました。
ご参加いただいた方、ありがとうございました。

セミナーは、こんな感じでスタート!!


会社の業務は大手スーパーを中心としたお店の

・プライスカード、通路などにつけるフラッグ、商品のコトPOPなどの販売促進ツール
・チラシ、ポスター

などのデザイン制作。
商品やサービスがお客様にうまく伝わるように、企画立案。
など、「モノの価値」「企画の楽しさ」などをお伝えすることをお手伝いしている。

どの会社でも同じだと思うのですが、
現在の売上に、新規の売上をプラスして、業務の拡大をしたい。そして頑張ってくれているスタッフに感謝ーー!!
少しでも還元してあげたい。
そんな思いで、会社をやっておられるトップの方は多いと思います。

そんなことを考えていると
大学卒業して入社した大手スーパーの新入生教育で

「名刺は、あなたの分身」!!

だから大切に扱ってねと言われ・・・
相手の方の名刺の受け取り方。
名刺のお渡しのし方の教育をみっちり受けた。

日頃、「モノの価値」をお届けする業務を行っているので、
新規先とつながって会社のコトを知ってもらう入口は、

『名刺』だ!! と仮定した。
だから毎年、会社の名刺のデザイン・内容を試行錯誤しながら変えてきた。
そこで生まれたのが名刺の中に、仕掛ける要素いっぱいの

『仕掛ける名刺』!!

昔、大きかったコンピューターが、タブレット、スマホに変わったように、
仕掛ける名刺は、基本18.0(9.0 × 2)cm×5.5cmのサイズ。
デザイン、仕様を考えながら、仕掛けを盛り込んできた。
そんな大好きな『仕掛ける名刺』のことをブログにまとめてみました。

もし名刺を持っていたら、自分の名刺を見ながら、このブログを読んでね(笑)

会社を立ち上げて数年、ずっと思ってきたことがあります。
名刺交換の場って・・・
売場でモノを選ぶのといっしょだなぁ~♬

だって、相手とつながってお付き合いをしたいから
わざわざ「名刺交換させていただいていいですか?」
とたずねて、そんな時間をいただいて、相手の方と名刺を交換させていただく・・・

こんな感じで、少しづつ変えながら、名刺を作ってきました(笑)

会社を立ち上げた頃は・・・
大手のスーパーのお仕事をさせていただいていたので・・・

「会社名」
「役職/氏名」
「連絡先」 など

の名刺でよかったのかもしれません。
でも売場の販促ツールなどの仕事をしているので、
これでは新しい会社とお付き合いするためにつながる機能は弱い
と考えたので、毎年、変えてきた。

スタッフからは「また変えるのですか?」

と言われたこともあった。
でも大手スーパーの業績の悪化、コストカット、M&Aの嵐などのことを予想していた

それは鬼太郎の妖怪アンテナと同じで
お客様とお話しをしているとピーンと立った。
そんな中、蜘蛛の巣の中であがくようにデザイン、内容を変えてきた。

会社の名刺もそうですが
多くの会社の名刺も同じ・・・

売れていない現状のお店の売場といっしょだなぁー!!

って、それはどういうことか?!

うちの店は価格が安いから、メーカー名 / 商品名 / プライス だけのPOPでいいんだよ。
うちのお店は、セルフサービスでお買い上げいただくので、プライスカードだけついていればいいんだよ。
うちの商品は、POPなどつけなくても品質がいいことが見れば、わかるので、何もいらないんだよ。


「売場のPOP」=「名刺」

極端に価格の安いドラッグストア以外
スペック情報しかない「買って買って」というプライスカード
乱立のお店の売場と同じように。

会社のスペック情報しかないからつながらないんだってこと。
やはりビジネスは、会社の看板が有名なら
B to B でつながるかもしれません。

うちの会社もいっしょですが
名刺交換させていただいて

「株式会社アンディーンノアの伊藤と申します。
よろしくお願いします」 とあいさつしたところで

「あなたの会社は、何する会社なんですか?」

ってことになる。

「会社名」「役職/氏名」「連絡先」のスペック情報しかない。

これでは会社の価値なんて伝わるわけない。

だってお店の売場を見た時に
プライスカードばかりのお店が存在する。

昔は大量仕入れ、価格安く、大量販売で大手スーパーは売れた。
でも現在は、大量仕入れが出来なくなったので、価格もさほど安くない、その中で量が売れなくなったから、経費カットを進めている。

画像の名刺は、そんなお店のプライスカードといっしょ!!
だから名刺からつながりは発生しない。

でも大半の会社の名刺はこんな感じだ。
なぜ、そうなっているか?
B to B スタイルの名残だと考える。

もう会社の看板じゃない。個人の時代なんだ。
そこで個人を出していこうと考えた。

お店の売場でも、なぜこの商品を入り口で展開しているのか? 説明POPがあると『買う理由付け』が出来ます。

上の画像の売場のように・・・

「お客様のお役に立つ」理由を伝えることが大切。
それは名刺交換する『個』を伝えることだと仮定した。

個人を表現するために、参加させていただいているUSP発見塾のノウハウも導入して名刺をつくることにした。
こんな感じ。

この名刺に変更してから、普通、10秒くらいの名刺交換の時間が、大幅に延びた(笑)

ひとつ大切にしたのは・・・
これも売場の企画のノウハウだが

「お店にいる滞在時間が長ければ、モノを購入する金額が上がる」

それは名刺交換の場で考えれば、名刺交換する時間が延びれば、相手の方に興味を持ってもらって、認知される可能性が高くなるってこと。

相手に認知してもらえれば、もしかしたら仕事につながるかもしれない。

『すいません。お時間ありますか?』って、連絡がくる。

現在は、会社のスタッフ全員、この「仕掛ける名刺」にしている。

スタッフによって内容が違うとお伝えすると、時々、他のスタッフの名刺も下さいといわれるのですが・・・
やはりお会いして顔を合わせさせていただいた時に!!
ってお伝えしている。(笑)

こんな感じで、
この名刺に変更してからうれしいことが起こりました。

●名刺交換がイヤだったスタッフが、話しが盛り上がるので進んで名刺交換して個を発信するようになった。
●お客様からのお問い合わせが多くなってきた。

そんなことをセミナーで説明させていただいて、
実際、イメージを手描きで作っていただいて、持って帰っていただく

『仕掛ける名刺セミナー』

ってそんな感じです。

ただひとつ名刺にはこだわりがあります。
名刺は、とかく業者さんにデザインやっておいてと丸投げするようなことが多いモノです。

●でも提案させていただくのは・・・

『名刺に自分の思いを入れて作りましょう』!!

ってことです。
名刺ってけっこう専門業者に「作っておいて・・・」
ということで基本情報だけ伝えて丸投げ依頼するケースが多い。
丸投げ依頼すると「スペック情報」しか、制作者もわからないので「スペック名刺」になってしまうからです。

名刺もデザインを制作担当していると「作品」なのです。
そんな思いがあるから会話がはずむんだなぁ(笑)

近々、第2回「仕掛ける名刺セミナー」の告知、ご案内しますね。
最後まで読んでもらってありがとうございます。
セミナー会場でお待ちしています。(笑)