こんにちはーー!!
売り切る売場仕掛人 オーパ 伊藤です。
8月の「仕掛ける名刺セミナー」の時に・・・
「あなたは誰のお役に立って、仕事をしていきたいですか?」
と質問した時に、明確でなかった。
このブログを読んでいただいている
あなたのお客様はどんなお客様か、すぐに答えられますか?
答えられる方は、名刺、会社案内もお役に立てるお客様像を想定して作られているんじゃないかな?
答えられなかった人は、一度、考えてみるといいと考えます。
仕掛ける名刺セミナーでは、参加された方、全員でブレストしながら、いっしょにその人の役に立つお客様像を考えて行きます。
ブレストで、お互いのことがわかるので・・・
このセミナーが終わった後も、みなさん交流されているようで、いい機会につながってよかった。
今日は、お仕事のターゲットについて、国民的英雄ドラえもんの映画から考えてみたい。そんなことブログにまとめてみました。
ドラえもんの「STAND BY ME ドラえもん」は、2014年の邦画第一位で、興行収入が83億円でした。
さてドラえもんのターゲットは、誰でしょう?
こうやって質問すると、大半の人は・・・
「そりゃ、子供でしょう」 と答えられます。
でも子供さんがターゲットでは、興行収入83億円は達成できません。だって、子供料金は、1,000円なので、何人集客しないといけないのか? ってことです。
興行収入=「売上」ですから、子供料金1,000円で集客しようしたら、大人料金1,800円から考えると、倍集客できる仕掛けが必要。
でも少子化の時代に、そんなに子供がいるの?
そんなことを考えると、やはり子供さんにもドラえもんの映画を見に行きたいと感じさせる必要はあります。
でも大人が行こうという気持ちにならなければ、興行収入83億円は達成できないわけです。
●数字面から考えると・・・
ターゲットは「同伴する大人」になる。
同伴する大人の方がいるから、関連商品の「リーフレット」「関連グッズ」「スナック、飲料」が売れる。
さらに深堀すると大人=「お父さん」になるのである。
私も小さい頃、映画と言えば、おやじに連れて行ってもらった記憶がある。
子供料金だけでは、興行収入はあがるわけではないので、お父さんに見に行きたいという願望を抱かせる集客仕掛けが必要。
ドラえもんと言えば・・・
1973年からテレビで始まった人気マンガ。
その年に生まれた人は、今44歳なわけで現在の世代の人はたいがいの人が知っている。
認知はされているわけだから、共感させるコピーがあればよかったわけです。
●だから予告編のコピーに
「この夏ドラえもんが終わる
すべての子ども経験者のみなさんへ」
とお父さんのこころを揺さぶるコピーになる。
私も終わるのなら、見に行ってみようと思ったひとりです。
こども映画って、ターゲットが子供のように思われがちですが
やはりひとりでは行けないので、大人がターゲットになってくるわけです。
キャッチコピーを取っても「STAND BY ME ドラえもん」は、ターゲットを大人=お父さんととらえて、仕掛けた結果、この数字が達成出来たということだろう(笑)
やはり誰のお役に立てるのか?
あなたの情報を絞り込んで伝えた方が、相手に伝わりやすいモノだ。
最後までブログを読んでいただきありがとうございました。