こんにちは~♬
アンディーンノアのオーパ伊藤です。
事務所から歩いて10分くらいのトコに
いつもお邪魔する「元祖とんかつカレー カツヤ」さんがある。
今日はカレーが食べたいなぁ~ ;-)
って思って、今日も行っちゃいました。(笑)
事務所の近くに、カツカレーが食べれるお店って、いっぱいあるのですが・・・
僕はどうしてカツヤさんのカレーが食べたいのだろう?
って考えた。
カツヤさんには、事務所にお昼時に来られたお客様ともよくいっしょに行ったりする。だってカレーを口にされた時のお客様の顔がステキで大好き~~ 😉
カレーって、好きな方が多い料理のひとつ~!!
子供だって、大人だって大好きだから、カレー屋さんって気軽に入れる。
カツヤのカツに使われているお肉も他のお店ではない部位が使われていたりする。
たとえば希少部位のシャトーブリアン!!もそのひとつ。シャトーブリアンのカツカレーなんて、他のお店探して見つからない。
値段は、3,500円。
日頃、500円くらいのカレーを食べてる人からすれば、きっと
「高い~!!」
って感じるだろうけど、それ以上の価値があるから食べてしまう。安いか、高いか、食べた人の価値観の違い。
今日もカレーが来たら、各テーブルに座っているお客様の視線が集中した(笑)
でもシャトーブリアンのカツなんて、マネしようと思えばできる。カツヤの人気の秘訣は、そんなことじゃない。
そんな老舗の秘訣をまとめてみました。
1. カツヤのカレーソースは、お客様への思いが、いっぱいつまってる。
2. 老舗は、アート感だ!!
3. 老舗の秘訣は、選ばれて、愛されるスタッフ。
カツヤは、昭和34年創業で、今年で59歳(笑)
僕より2歳年上だ。
こんなトコにカレー屋さんがあるのか? って通りで、営業されている。
ちなみにいつもお昼時は「とんかつカレー」目指して、お店は、ビジネスマンで混み合っている。
1. カツヤのカレーソースは、お客様への思いが、いっぱいつまってる。
カツヤのカレーソースは、濃厚なのです。
でも
「胸焼けしない」
のですー!!
それはカツヤの一番奥の部屋に飾ってある作る工程写真を見るとひと目でわかる。
カツヤのカレーソースは、とんかつに合うように作られているんです。
そんなソースを初めて作ったので「元祖」がつくのです。
どうして、お客様への思いがいっぱいつまっているか?
と言うと、僕が食べるまでに、すごい時間がかけられて出されているからです。
それはルーを作る工程にあるのです。
1. 年に1度、玉ねぎ、にんじん、ニンニク、ショウガ、セロリなどをペースト状になるまで炒めて、それを密封して3年寝かせる。
2. 寝かせたモノに香辛料、小麦粉などを加えて、ルーが完成。それからまた2ヵ月寝かせる。時間をかけて、野菜のうまみを熟成させる。
3. 寝かせたルーに牛と鶏ガラスープ、そしてすり下ろしリンゴ、生クリーム、洋酒を加えて煮込んで、一晩寝かせたモノが出される。
お客様に出されるまでに、こんな手間と時間をかけているのです。
そりゃおいしいはずだ~!!
他のお店でもカレーが大好きなので、あっちこっちで食べてきたけど、
カツヤのカレーは、野菜エキスを発酵、塾生させているので、食後に「胃もたれ」したり、「胸焼け」したりすることがまったくない。
うまかった~!!(笑)
2. 老舗は、アートだ!!
老舗って、けっこうこだわりがあったりする。
たとえばカツって、多くの店では・・・
冷蔵庫からパン粉付きのカツを揚げて、出されることをカウンターのカレー屋さんでは目にする。
でもカツヤのカツは、注文を受けてから、パン粉をつけて揚げるので、フワフワだ。
カツをおいしそうに食べるお客様を横目に見ていると
カレーソースだけでなく、カツにもこだわりがある。
カツヤのカレーソース、カツは、まさにアートだなぁ~?!
会社で、お店で使う販促ツール、チラシなどの仕事をしている。打ち合わせなどでは、ただひたすら聞いて、メモするのではなく、お客様の目の前で絵を描いていくと伝わりやすい。
お客様の思いも、まとまりやすくなってくる。
そんな仕事をしているので、デザイン、アートは大好きだ。
デザイン、アートと言うと「絵」を想像してしまいがちだが
情報を通過させるフィルターによっては、どんなモノにも存在するものだと思う。
カツヤのお店の内装もアート。
貼ってあるポスター、置いてあるコミック、昭和の食堂って感じ。そんなレイアウトのひとつひとつもカツカレーを楽しく食べるためのアートなのです。
僕はカツヤの内装のレイアウトは大好き~(笑)
老舗には、お客様にお届けするモノ、サービスにこだわりがある。
でもねー?
いくら味にこだわっていても、それだけじゃ、時代の流れに置いて行かれる。
3. 老舗の秘訣は、選ばれて、愛されるスタッフ。
モノ、サービスにこだわっているから大丈夫だ。
そんな店って、たくさんある。
カツヤに行っていつも思うのは、スタッフの方の応対。
ほんまに昭和の食堂風で・・・
「おばちゃん、注文なんやけど・・・」
って感じが、温かくていい。
老舗では、やはりモノ、サービスっていいから選ばれているんだけど、そこに人の力がミックスされることによって、いつまでも愛されるお店になるんだなぁ~
AIなどのデジタルが活躍する世の中だけど・・・
SNSでの交流も大切だけど、まだまだアナログだけど人のつながりが大切。
だって半分くらいの方は、スマホ持ってないんだから・・・
老舗には、冷たくて機械的なモノじゃなくて、人の温かさを感じる。そんな歴史の中で積み上げられたひとつひとつものが「選ばれて、応援されて、愛されるお店や会社につながる秘訣はそんなトコにあるんだなぁ~(笑)
カツヤさん、今日もごちそうさまでした。